カテゴリ:カラートリートメント
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1mlあたり
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一部の成分に注意が必要です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因皮膚感作性4件・アレルゲン3件・経皮吸収19件
メーカー
ジェイ・メディックスブランド
biseno容量
150ml参考価格
2980円1ml単価
19.9円ASIN
B0CJT7NBMWID
11551製造国
日本シリーズ名
ヘアカラートリートメント対象の髪タイプ
白髪ケア・ダメージ毛向け公式サイト
公式サイトを見る使い方
商品説明
解析チームです。白髪ケア市場で存在感を増す「カラートリートメント」ジャンルから、biseno ヘアカラートリートメント ナチュラルブラックの成分構成を深掘りします。「オーガニック」を前面に打ち出した処方設計の実態を、データで読み解いていきます。
総合点は2.61点(平均3.0点比 -13%)で、カテゴリ内108製品中48位。全体的にみると平均をやや下回るスコアとなっています。ただし、スコアの分布に大きなばらつきがある点が特徴的です。
配合成分のレベルと使用感はそれぞれ3.6点(平均+20%)と水準以上の評価を獲得している一方、髪補修力は1.8点(平均-40%)、スカルプケア力は1.2点(平均-60%)と、これら2項目が大きく足を引っ張っています。「染める+ケアする」という訴求に対して、補修・頭皮成分の密度が追いついていない処方構成といえます。
また、全体的な安全性スコアは2.5点で、GHS感作性1B成分がオレンジ果皮油・フェノキシエタノール・ラベンダー花エキス・塩基性黄57の計4成分含まれる点が影響しています。一方、生分解性の平均は0.75(易分解)と環境負荷は低く、マイクロプラスチックも含まれていない点はプラス評価です。
一般的な白髪染めに使われる酸化染料(ジアミン系)は、アレルギーリスクから一定数の方に忌避されています。本品はこれを使用せず、塩基性茶16(EWG 5)とHC黄4という2種の染料システムを採用。塩基性茶16はキューティクル表面に静電気的に吸着してブラウン色を、HC黄4は分子が小さいためキューティクルの隙間から内部に浸透して黄色味を加え、ナチュラルブラックの色調を再現します。
注目したいのが処方設計の工夫で、HC黄4はBG(1,3-ブチレングリコール)との相乗効果が確認されており、BGが溶剤として染料の浸透をサポートする役割を担っています。ただし、HC染料の色持ちは約3週間程度というデータがあり、ジアミン系に比べ短い点は使用頻度とのトレードオフになります。
毛髪の約90%はケラチンタンパク質で構成されます。ダメージを受けた毛髪は内部のケラチンが流失した状態であり、外部から加水分解ケラチンを補給することで多孔質化した毛髪の空隙を埋め、ハリ・コシの回復につながるとされています。ただし、ケラチンの経皮吸収リスク値は0.20と低めであり、分子量によっては毛髪内部への浸透が限定的になる場合もあります。
成分間の相互作用として、ケラチン×グリセリンの組み合わせには保湿保持の相乗効果が報告されており、本品の処方にはその両者が揃っています。なお本品では「ヒートプロテクト成分」として熱による結合を訴求していますが、配合量は全成分7番目(推定低配合帯)であるため、過度な期待よりも「補助的な補修成分」として位置付けるのが妥当です。
ローズマリー葉エキス(EWG 2)に含まれる主成分ロスマリン酸は、強力な抗酸化・抗炎症作用を持ち、スペイン・マドリード大学などの研究でも頭皮の血行促進作用が報告されています。セージ葉エキスはタンニン・フラボノイドを含み、頭皮の糖化防止と収れん効果を担います。セージ×ローズマリーの組み合わせは相乗効果が確認された組み合わせでもあり、抗酸化・抗菌の両面から頭皮環境をサポートします。
一方、ラベンダー花エキスはGHS感作性1Bに分類されており、またローズマリー葉エキスとオレンジ果皮油はアレルゲン性ありの成分として記録されています。これらはシソ科植物の精油成分(リモネン・リナロール等)が関与しており、敏感な頭皮を持つ方は留意しておくとよい情報です。
アルガンオイル(EWG 1)はモロッコ産アルガンの実由来で、オレイン酸・リノール酸にビタミンEを豊富に含む高機能植物油。生分解性0.95と環境負荷も低く、トコフェロールとの相乗効果も確認されている成分です。シア脂(EWG 1)は体温で溶け、アラントインやカロチノイドを内包する多機能油脂。スクワラン(EWG 1)は人の皮脂成分と類似した構造を持ち、経皮吸収リスク0.80と毛髪・頭皮への親和性に優れています。
3種すべてEWG 1(最安全)の植物オイルが揃う点は「配合成分レベル3.6点」を支えるファクターです。ただし、これらは保湿・エモリエント効果が中心であり、カラートリートメントとしての染料補助や補修機能への直接的な寄与は限定的と考えるのが妥当です。
コンディショナーのなめらかさを担う4級カチオン界面活性剤で、使用感スコア3.6点の底上げに貢献している成分です。ただしEWGスコアは7(5段階評価で最高リスク帯)、日本では旧指定成分にも該当します。CIRは「Safe with Qualifications(条件付き安全)」と評価しており、推奨配合量0.5〜2%の遵守が前提です。シリコーンや高級アルコール(本品ではセテアリルアルコール)との組み合わせで感触向上の相乗効果が確認されており、本品でも両成分が共存しています。
オレンジ果皮油・フェノキシエタノール・ラベンダー花エキス・塩基性黄57はいずれもGHS感作性1Bに分類されています。個別では使用実績のある成分ですが、複数が重なる場合の累積的な皮膚負担については、敏感体質の方は考慮に入れておくと良いでしょう。また、セトリモニウムクロリドはアニオン界面活性剤との拮抗が報告されており、混合使用時は注意が必要です。
「植物オイルで包んだ低刺激カラー体験。補修力より"染める安心感"に振り切った処方」
ジアミン系酸化染料へのアレルギー反応が気になる方が、白髪をカバーしながらヘアケアも同時にしたい、という使用シーンには一定の合理性があります。ただし、「補修力」「スカルプケア力」が業界平均を大きく下回るデータからは、「オーガニック」「ダブルのダメージ補修」といった訴求文言と実際の成分密度に乖離が見られます。ケラチンやローズマリーエキスはあくまで補助的な配合であり、本格的な補修・頭皮ケアを期待するなら専用の製品を並用するアプローチが現実的です。
使用シーン別推奨度:
口コミ数が現時点で1件(評価5点)と極めて少ないため、口コミ傾向との照合は現段階では限定的です。ただし「使用感3.6点(平均以上)」というデータは、滑らかなテクスチャーや香りへの好評価と方向性が一致していると読み解けます。