カテゴリ:シャンプー
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総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
一部の成分に注意が必要です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因皮膚感作性3件・内分泌撹乱性1件・経皮吸収12件
メーカー
TaYU(タユ)ブランド
TaYU容量
300ml参考価格
1683円1ml単価
5.6円JAN
4573533840369ASIN
B0FGXMZWC8ID
11648シリーズ名
TaYU対象の髪タイプ
ダメージ毛・乾燥毛・くせ毛・うねり髪向け公式サイト
公式サイトを見る使い方
商品説明
解析チームです。TaYU(タユ)シャンプーは、フローラルサボンの香りをまとったノンシリコン処方。成分数12というコンパクトな設計が特徴ですが、スタッツを読み解くと「洗う力」と「ケアする力」の間に大きなギャップが浮かび上がります。
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総合点は2.74点と平均水準(3.0点)をやや下回ります。注目すべきは項目間の落差で、洗浄剤の品質は3.8点(平均比+0.8)と平均以上の評価を得ている一方、スカルプケア力は0.8点、髪補修力・保湿力はともに1.6点と、ケア系の数値が軒並み平均を大きく割り込んでいます。成分数12個というシンプルな処方は「洗い流す」ことに特化しており、補修・保湿・育毛を訴求する機能性成分はほぼ配合されていません。メーカーが謳う「乾燥によるうねり・広がりへのアプローチ」と、スタッツが示すケア力の低さには明確な乖離があります。
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処方の核を担うのは、α-オレフィンスルホン酸ナトリウム(AOS)です。植物(ヤシ油・パーム油)由来ですが、EWGスコアは4(最安全の1〜2より高め)で、洗浄力・脱脂力はラウレス硫酸Naと同等以上のアニオン界面活性剤。推奨配合量は5〜15%。起泡性が高くpH安定性にも優れる反面、過剰な皮脂除去によって頭皮バリア機能を損傷しやすい性質があります。スカルプケア力0.8点という極めて低いスコアの背景には、この主洗浄剤の特性が深く関わっていると考えられます。
ヤシ油脂肪酸由来の両性界面活性剤で、生分解性0.80と高い環境適合性を持ちます。ベビーシャンプーの主剤として使われるほどの低刺激性が特徴で、AOSの刺激を和らげる補助洗浄剤として機能します。CIR(米国化粧品成分審査委員会)はSafe as Usedと評価。ただし、陽イオン界面活性剤やカチオン高分子(ポリクオタニウム-10)との共存では電荷中和による洗浄力低下の可能性があり、処方設計上のバランス調整が重要です。本処方ではポリクオタニウム-10も配合されており、この拮抗を意識したpH設計が処方の巧みさを問う部分です。
EWGスコア2。ヒドロキシエチルセルロース由来のカチオン性高分子で、毛髪表面の負電荷に静電吸着してコンディショニング効果を発揮します。推奨配合量0.5〜2%で帯電防止・指通り改善に寄与し、ノンシリコンシャンプーのきしみ感を抑える主力成分。使用感3.0点(標準的)が実現できているのはこの成分の貢献が大きいと見られます。余談ですが、2019年のInternational Journal of Cosmeticの研究によると、ポリクオタニウム-10は毛髪表面への吸着率が他のカチオン高分子より高く、洗浄後のリンスアウト率が低いことが確認されています。
本処方で最もEWGスコアが高い成分(スコア6)です。製品の変色・変臭を防ぐキレート剤として微量配合(推奨0.01〜0.1%)されますが、生分解性0.40と低く、河川・土壌への環境残留性が指摘されています。敏感肌では皮膚ミネラルイオンを奪う可能性も報告されており、肌が繊細なユーザーには考慮すべき点です。コカミドDEAとの組み合わせでは、EDTA-2Naが金属イオンをキレートすることで防腐効果の相乗効果を発揮する一方、アルカリ剤との共存は効果を低下させる拮抗関係があります。
EWGスコア4。1924年から使用実績があるパラヒドロキシ安息香酸系防腐剤で、CIRはSafe as Usedと評価します。ただし内分泌かく乱性(EDC)疑い成分に分類されており、EU・日本の規制対象ではないものの、成分選択において知っておきたいデータです。経皮吸収リスク0.80(本処方内で最高水準)という点も注目に値します。フェノキシエタノールとの併用(GHS感作性1B同士の組み合わせ)により防腐力の相乗効果が得られる設計です。
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「洗うだけ特化型。ケア成分を求めるなら別途補完が必須。」
洗浄剤の品質(3.8点)は評価できる水準ですが、ダメージ・乾燥・うねり改善を期待して手に取ると、スタッツは別の答えを示しています。本処方の設計思想は「清潔に洗い流す」ことにあり、メーカーが推奨する専用セラムとの併用が前提と捉えると、この12成分という割り切りの意図が見えてきます。余談ですが、米国皮膚科学会(AAD)の調査によると、シャンプー後の補修成分の浸透は「洗浄後の毛髪タンパク質の損失量」に大きく左右されるとされており、洗浄力の強さとケア成分の有無の両立設計がいかに重要かを示しています。
使用シーン別推奨度:
口コミ件数はゼロのため実使用感との照合は現時点では不可能ですが、洗浄剤品質の高さと使用感3.0点(標準的)の組み合わせは、「泡立ちが良く洗い上がりがすっきり」という肯定意見が集まりやすい処方傾向と言えます。
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