解析結果

NATUR VITAL(ナチュールバイタル) カラーセーフ ヘアマスクS (ワインレッド)

カテゴリ:カラートリートメント

販売開始から 15年6ヵ月19日(5679日)
NATUR VITAL(ナチュールバイタル) カラーセーフ ヘアマスクS (ワインレッド)
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総合ランク

92個中 44

総合点

2.68
2.68

1mlあたり

6.6
コスパ
2.3

カテゴリ内順位

58%以内
54位 / 92製品中
上位
NATUR VITAL(ナチュールバイタル) カラーセーフ ヘアマスクS (ワインレッド) 解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 7185 Amazonランク

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

EU規制の成分が検出されました(2件)

個人差要因皮膚感作性4件・内分泌撹乱性1件・経皮吸収28件

リスクスコア 14/100 | ! フラグ成分 2 | EWG 23件評価済み
EU規制 安息香酸、安息香酸Na
EWG 3+ TEA(6)、オキシベンゾン-4(6)、ジステアロイルエチルジモニウムクロリド(4)、セトリモニウムクロリド(7)、デヒドロ酢酸(3)、パルミチン酸セチル(3)、ヘンナ葉エキス(3)、塩基性赤76(7)、安息香酸(4)、安息香酸Na(3)
リスクスコア
14 / 100
解析安全性値
1.4 / 5
EWG スコア
平均 2.7 最高 7
フラグ成分の詳細(2件)
EU規制 EU化粧品規制 Annex II禁止/Annex III制限
安息香酸、安息香酸Na
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 4件
オキシベンゾン-4・フェノキシエタノール他
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
1件検出
オキシベンゾン-4
生分解性
78%
易分解性
経皮吸収リスク
41%
中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 28
植物エキス 3
コスパ
2.3
安全性
2.9
素材の品質
2.8
髪補修力
2.0
育毛力
1.8
使用感の良さ
3.1
エイジングケア
2.5
ホワイトニング
2.9
保湿効果
3.0
スキンケア力
0.8
環境配慮
2.7
浸透力
2.7
即効性
3.5
持続性
4.4
ツヤ感
3.4
サラサラ感
3.8
優れた素材 0
注意素材 1
サブカテゴリ 総合
広告を含みます。

商品説明

原産国:スペイン 容量:300mL 商品サイズ(W×H×D):68×205×35 ㎜ 太陽の国スペインで生まれた高発色ヘアカラートリートメント。素手で簡単、たった5分で晴れツヤ髪に、傷んだ髪ほどしっかり発色する「イオンカラー処方」 …
広告を含みます。

ANALYZEDNATUR VITAL(ナチュールバイタル) カラーセーフ ヘアマスクS (ワインレッド) の解説

スペイン生まれのカラーマスク、安全性スコアはどこへ?

解析チームです。スペイン生まれのカラートリートメントヘアマスク「NATUR VITAL カラーセーフ ヘアマスクS(ワインレッド)」を、成分データと環境・安全性指標から多角的に読み解きます。「5分で晴れツヤ髪」という訴求の裏側に、見逃せないポイントが隠れていました。

概要:使用感は標準クリアも、安全性スコアは「要注意」水準

Shampoo Analyst Score

NATUR VITAL カラーセーフ ヘアマスクS(ワインレッド)

2.68
総合点 / 5.0
88製品中 32位
3.1
使用感
唯一の平均超え
1.4
全体的な安全性
平均比 −1.6pt
0.8
スカルプケア力
平均比 −2.2pt
配合成分レベル
2.8
髪補修力
2.0
保湿力
3.0
エイジングケア力
2.5
コスパ
2.3
全体的な安全性
1.4

※ 3.0 = 解析ドットコム平均。全28成分を分析。

総合点2.68点は、解析ドットコムが扱う88製品の平均(3.0点)を0.32点下回る「やや物足りない」水準。特筆すべきは全体的な安全性1.4点という数値で、平均比マイナス1.6ポイントは「要注意」レベルに相当します。スカルプケア力0.8点も全カテゴリ最低で、平均比マイナス2.2ポイント。一方、使用感3.1点は全スコアのなかで唯一の平均超えとなっており、テクスチャーの仕上がりは標準的に確保されています。

この製品はカラートリートメントとしての染色機能を主目的としているため、純粋な「毛髪補修・スカルプケア製品」として評価すると設計思想とのミスマッチが生じます。GHS感作性1B成分が4種類含まれる点や、旧指定成分が複数配合されている点が安全性スコアを大きく押し下げた主因です。

注目成分:染色×ケアの二刀流設計に潜む"コスト"

塩基性青99 + 塩基性赤76:ワインレッドを生む染料コンビ

この製品の核となる着色機構を担うのが、塩基性青99塩基性赤76のカチオン染料コンビです。両者は毛髪表面のケラチンタンパク質に静電吸着することで発色し、酸化染毛剤のように過酸化水素や二剤を必要としません。塩基性青99は分子量が大きく表面付着型で発色安定性に優れ、塩基性赤76はEWGスコア7・やや小さな分子量により毛髪への浸透性も持ちます。この組み合わせで「青み掛かった赤=ワインレッド」を表現する処方設計です。ただし両成分ともGHS感作性1Bに分類されており(塩基性赤76はCIR "Safe with Qualifications")、繰り返し使用時の接触状況には留意が必要なデータが存在します。

ヘンナ葉エキス:天然の"赤み"を底上げする伝統植物成分

ヘンナ(Lawsonia inermis)葉エキスは、主成分ローソン酸が毛髪ケラチンのSH基と共有結合し、赤〜オレンジ系の発色を付与する植物由来成分。EWGスコア3で、塩基性染料の合成染色を天然由来の赤みで補完する処方意図が読み取れます。保湿・抗炎症・UV吸収という副次的機能も持ち、生分解性0.95と環境負荷の低さも評価できます。余談ですが、Dermatology Reports(2020年)によるとヘンナは数千年の使用歴を持ち、エジプト古代遺跡でも使用痕跡が発見されています。ただし鉄イオンと反応して色調変化を起こす拮抗リスクがあり、硬水環境や鉄分豊富な水との相性に注意が必要です。

パンテノール:毛髪内部まで届くプロビタミンB5

パンテノール(プロビタミンB5)はEWGスコア1・経皮吸収リスク0.60という「浸透力の高さ」が特長の機能成分です。皮膚・毛髪に取り込まれた後、体内酵素によりパントテン酸(ビタミンB5)へ変換され、細胞代謝とNMF(天然保湿因子)生成を促進します。ヘアケアでは毛髪内部のコシ向上に加え、バリア機能修復作用が確認されており、日本では医薬部外品成分としても承認実績を持つ信頼性の高い成分。本処方ではジステアロイルエチルジモニウムクロリドとの相乗効果(コンディショニング×保湿の組み合わせ)が設計上期待でき、使用感スコア3.1点を支える要因と考えられます。

オキシベンゾン-4:カラー退色防止の役割と安全性上の懸念

オキシベンゾン-4(EWGスコア6)はUVB・UVA両域を吸収するベンゾフェノン系の紫外線吸収剤で、本製品においては染色後のカラー退色防止剤として機能しています。この配合はカラーセーフの製品コンセプトと合致しますが、GHS感作性1Bに分類され、内分泌かく乱性(EDC)疑いがある成分でもあります。経皮吸収リスク0.80は本製品成分中トップクラスで、EU SCCSは日焼け止めへの配合上限を5%に設定。安全性スコア1.4点を押し下げた主要因の一つです。

安息香酸 + 防腐剤5種の重複配合:処方の「コスト」として

本製品にはデヒドロ酢酸・ソルビン酸K・安息香酸・安息香酸Na・フェノキシエタノールの計5種の防腐剤が配合されています。安息香酸はEU規制Annex IIIで濃度制限を受け、皮膚刺激性・感作性リスクが指摘される成分(CIR "Safe with Qualifications")。フェノキシエタノールもGHS感作性1Bに分類されます。複数防腐剤の組み合わせ自体は処方安定性の観点から合理的ですが、感作性リスクを持つ成分の重複が安全性スコアを下押しした構造的要因といえます。余談ですが、Journal of the European Academy of Dermatology(2019年)によると、多種防腐剤の組み合わせは接触性皮膚炎の累積リスク増加と関連する可能性が指摘されています。

メリット・デメリット

メリット

  • 酸化剤ゼロの低刺激カラー:過酸化水素不使用で塩基性染料による発色
  • 使用感は平均超え:3.1点。ジステアロイルエチルジモニウムクロリド×パンテノールの組み合わせが仕上がりの滑らかさに貢献
  • 植物由来成分が充実:ヒマワリ種子エキス・ホホバ種子油・アロエベラ葉汁・コムギアミノ酸・ダイズアミノ酸など天然由来を複数配合
  • 生分解性0.78:28成分平均で「易分解」水準。環境負荷が低い処方設計

デメリット・注意点

  • 安全性スコア1.4点は「要注意」:GHS感作性1B成分が4種(オキシベンゾン-4・フェノキシエタノール・塩基性赤76・塩基性青99)
  • 旧指定成分が複数:セトリモニウムクロリド(EWG:7)・TEA(EWG:6)・デヒドロ酢酸が配合
  • EDC疑いのオキシベンゾン-4:経皮吸収リスク0.80で成分中最高クラス
  • スカルプ専用ケアには不向き:スカルプケア力0.8点。頭皮ケア目的での選択は設計と合わない

処方上の注意:カチオン系成分(セトリモニウムクロリド・ジステアロイルエチルジモニウムクロリド)とアニオン系界面活性剤の混合は相互中和を起こす拮抗関係があります。本製品はリンスオフ(洗い流す)タイプのマスクのため実使用上の問題は限定的ですが、アニオン系シャンプーとの同浴使用(シャンプー後すぐ重ね塗り)は染着効果を減弱させる可能性があります。また、ヘンナ葉エキスは鉄イオンとの反応で色調が変化するため、硬水環境での使用は発色ムラのリスクがあります。

まとめ

一言で言うと

「発色ガジェットとして割り切るなら成立、ケア製品として期待すると肩透かし」

ワインレッドの染色機能に特化した製品として評価すると、塩基性染料二種×ヘンナ葉エキスの天然×合成ハイブリッド発色設計は一定の合理性があります。しかし総合点2.68点・安全性1.4点というデータは、純粋なヘアケアトリートメントとして比較した場合に「スペックが競合に及ばない」現実を示しています。生分解性0.78という環境面での高評価は、同価格帯の製品との差別化ポイントになり得ます。

Environment & Safety Index

0.78
生分解性(平均)
易分解 ◎
0.41
経皮吸収リスク(平均)
中程度 △
4
GHS感作性1B成分数
要注意 ✕
1
EDC疑い成分数
(オキシベンゾン-4)

使用シーン別推奨度:

  • カラートリートメントの入門として使いたい人:酸化剤不使用の塩基性染料処方は刺激面では従来の酸化染毛剤より低リスク。ただし安全性成分にはトレードオフがある点を理解した上で
  • 白髪・褪色した赤系カラーのリタッチを手軽に:「5分・素手」というオペレーションの手軽さは実用上の強みになり得る
  • 頭皮ケアや集中補修を求める人:スカルプケア力0.8点・髪補修力2.0点のデータを踏まえ、他製品との併用か別製品の選択を検討することが合理的
  • 環境配慮を重視する人:生分解性0.78(易分解)は同価格帯でも上位水準。マイクロプラスチック非配合もプラス評価

口コミデータが未集計のため使用感の実測値との照合はできませんが、使用感スコア3.1点というデータは、ジステアロイルエチルジモニウムクロリドとパンテノールが生み出すコンディショニング設計を裏付けており、「滑らかな仕上がり」という訴求は成分処方と整合しています。

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