画像準備中総合点

総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
全成分
(C12,13)パレス-3硫酸Naベースというのは、ラウレス硫酸ナトリウムベースとほとんど同じです。感触こそ若干クリーミーですが、基本性能はほとんど似ていて洗浄力過多。
これだけでは何のオチもない安物、となってしまうので、PCAイソステアリン酸PEG-40水添ヒマシ油、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、そしてカシミヤ山羊ケラチンを配合。これにより、無駄な刺激性を軽減させ、かつ潤滑性をプラス。そしてハリを残すようにしています。
何もしなければバサバサした仕上がりになるところを、添加剤で感触を向上させているのですね。ただしかし、これって洗浄剤の欠点を隠した程度にすぎず、シャンプーとしては可もなく不可もなしといったレベルに終わっているように思います。
(C12,13)パレス-3硫酸Naだけのどうしようもないバサバサな仕上がり、という事態を回避できたのはペリセア(ジラウロイルグルタミン酸リシンNa)によるところが大きく、洗浄剤の刺激緩和と潤滑性の向上、補修効果と浸透速度の高さといったメリットをうまく製品のクオリティ向上に使っていると言えます。
しかし、どうせなら元の洗浄剤自体の品質が良ければもっとマシなわけで、結局はベースの安っぽさを隠すことに成功した、程度でしかないとも取れます。
値段を考えてもこのレベルで満足するのは難しいと思います。隠せた感触の悪さは次第に露呈するでしょうし、一流のそれとは明らかに型落ち感を感じる結果になりそうです。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。