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総合点

1.81

総合ランク

285個中 232

成分数

20

植物エキスの数

1

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

育毛力

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

<0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

0

注意が必要な素材

1
ナカノスタイリングタントNグリース解析チャート
販売元による宣伝文
ファイバーインでノビがよく、髪に塗布したときに均一に広がるため、ベタっとして難しいグリーススタイリングを簡単に実現

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ナカノスタイリングタントNグリースの解説

不要に思えるリスクを内包。

ファイバーインのスタイリング剤として、二つの成分を除いてはよくある構成となっています。

その二つがとても引っかかるので、その部分を中心に見ていきたいと思います。

そのリスク、必要ですか?

グリース剤としての基本的な成分は大きく個性的なものはなく、悪く言えばコストの安い成分を組み合わせて求める感触を構成しています。

安全性という部分ではベース部分には特に問題ないように見えますね。

ただし、問題となる二つの成分、ひまし油、セトリモニウムクロリド、これはダメでしょう。

ひまし油に関しては非常に酸化されやすいという特徴があり、酸化されやすい=皮膚刺激性が非常に高いということでもあります。

ということで、塗りっぱなしの商品にこの成分が多く含まれると、とても肌が荒れやすくなるのでは、と想像するのは容易いことでしょう。

さらに、4級カチオン界面活性剤であるセトリモニウムクロリド。この成分に至っては、トリートメントのベース成分としてよく知られ、そのタンパク変性作用はよく例に挙げられるラウリル硫酸ナトリウムをも凌ぐものとして知られます。

要するに、ものすごく肌荒れしやすいという成分です。

カチオン界面活性剤が配合されていたとしても、洗い流すのであればまだそのリスクは減らすことができます。

ただ、洗剤に入っていてはどうしようもありませんね。

髪につけて、その髪が触れる肌の部分は非常に肌荒れしやすくなり、また頭皮にも伝ってくるため髪の毛に塗ったと思っていても被害が広がりやすいという特徴があります。

もうこの二つの成分が入っているという時点で、使わない方が良いといえる材料は揃ったと言っても過言ではないでしょうね。

なぜわざわざ危険な成分を配合するのかといえば、特にカチオン界面活性剤は塗るや否や感触がサラサラになるという即効性に魅力があり、こうして少し配合してしまうという手法がよく取られます。

これは肌の弱い人にとっては本当に落とし穴といってもよく、筆者自身がこうした成分に比較的敏感であるため、本当にやめてほしいなと言う処方と感じます。

スタイリング剤としてのクオリティはとても平凡と言うかスタンダードな材料を使っているので、あえてこのようなリスクを背負う必要はないのかなあと考えます。