総合点
0.43総合ランク
597個中 578位成分数
62植物エキスの数
7コスパ
0安全性
0素材の品質
0髪補修力
0育毛力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
0注意が必要な素材
0メーカー
ワンダーラインブランド名
moremo容量
120ml参考価格
2508円1mlあたり
20.9円JANコード
8806050298181KaisekiID
7597全成分
この製品は洗い流さないトリートメントらしいのですが,カチオン界面活性剤が使われているんですよね。
カチオン界面活性剤は、よく危険と言われるラウリル硫酸ナトリウムのような洗浄剤をはるかに凌ぐ強烈なタンパク変性作用をもちますので、洗い流すなら安心して使えるよ、という条件付きの成分です。
髪のダメージ部分を選択的に補修するベースを作ってくれる働きがあるので、トリートメントのベースによく使われる成分なのですが、基本洗い流さない製品には危ないので使われません。
ところが、この製品には普通に配合されているんですよね。添加剤などではなく、割と堂々と配合されています。
これって危ないと思いませんか?
それほど危険を犯してでもいられるメリットが、業界でもトップクラスの補修性能を持っているというのであれば、幾分かの擁護ができるかな?とおもったわけですが、 大したことないんですよね。
救いがありません。 >この製品がもたらあすメリットといえば、前述したようなカチオン界面活性剤による帯電防止作用、コラーゲン、ケラチン、シルクが乗っかることによる一時的な保湿作用、アミノ酸各種の保湿作用・・といったもので、どこにでもあるコンディショナーのレベルを脱するものではないですね。
即効性も浸透性もあまり期待できないような凡庸なコンディショナー、という感じです。
唯一違いを見せているとすれば加水分解コラーゲンPGプロピルメチルシランジオールの少し頭のいいコーティングが含まれていること。
この成分はビルドアップせず、かつ均一にコーティングを施してくれるので、この微量含まれる皮膜成分に関しては少しのメリットと言っていいのではないでしょうか。
ただ、それ以外は本当に平凡ということに尽きると思います。多分、実際使ってみれば言っている意味が分かると思いますが。
いくつか含まれる植物エキスは、カチオン界面活性剤ベースのトリートメントですので直接頭皮につけられない、つけたら脱毛してしまうというデメリットがあるため、この製品では活躍の場がないでしょう。
このようにして見てみると、果たして2500円以上を支払っていられるメリットがあるのかな、という疑問はありますね。
大袈裟ではなく、誰でも知っている有名ブランドのコンディショナーの方がメリットが多かったりするのではないかと思うレベルだということです。
この製品は、補修力は大したことがない。そして、カチオン界面活性剤が普通に含まれる、というような特徴がありますが、最も気にするべき部分は洗い流さないということです。
洗い流さないことで、カチオン界面活性剤による被害は洗い流す製品と比べてはるかにリスクが大きくなります。
この製品をつけた髪が肌に増えた部分は、かなりの確率で肌荒れするでしょうし、頭皮につけば脱毛するリスクが当然高くなります。
これは大げさに言ってるのではなく、カチオン界面活性剤を肌につけた場合の普通の反応です。
そうなって当然、という成分ですので、そもそもこの製品を選んで使ってしまうほうがおかしいですし、そういう製品を作ってしまうメーカーに問題があるということもできるでしょう。
それなのになぜカチオン界面活性剤を入れるのかといえば、塗った瞬間に髪がサラサラになった感じが分かるからです。
これほどの即効性を得られる成分というのはなかなかないので、副作用を無視すれば当然入れた方が印象は絶対にいいです。
要は、危険性などがよくわからないお客さんに、使用感だけ良いものを売りつける場合には理想的な作り方ですね。
少しでも物事が分かっている人にとっては、ものすごくメーカーの悪意を感じる商品といえますし、このような商品を選ばない目を是非持ってほしいな、と願わずにはいられないのであります。
本当に冗談ではなくリスクが非常に高い製品なので、韓流だとか関係なく、こういう製品を見分ける力を持つことは非常に重要であるということを伝えたいと思います。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。