広告

総合点

1.26

総合ランク

2931個中 2327

成分数

29

植物エキスの数

5

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

洗浄剤の品質

0

洗浄力

0

髪補修力

0

育毛力

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

<0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

0

注意が必要な素材

0
ミネラルフュージョン カラーキープ シャンプー解析チャート
販売元による宣伝文
ミネラル豊富なクレイ成分が頭皮をやさしく洗浄し、カラーリングをはがさずに汚れを洗い流します。アルガンオイルやモンゴンゴシードオイルがカラーリング後の傷んだ髪に潤いを与え、カラーを際立たせ、ツヤをもたらします。
ミネラルフュージョン カラーキープ シャンプー解析チャート
広告

ミネラルフュージョン カラーキープ シャンプーの解説

粘土成分がどうこう言う以前に

泥や粘土成分で清浄作用をもたらす、というミネラル系シャンプーを標榜する一品。

しかし、根本的なところで疑念が生じています。

そもそも強脱脂力の洗浄剤がベースである

オレフィンスルホン酸ナトリウムほぼ単体と言える洗浄剤の部分。微量の添加洗浄剤を除けば、極めて高い洗浄力が特徴と言って過言ではないでしょう。

オレフィンスルホン酸ナトリウムは、ラウレス硫酸ナトリウムとほぼ同等の脱脂力を持つほか、食器用洗浄剤と似たようなものなので、お肌へのいたわりを期待するのは酷なのです。

そもそも、油汚れを一掃しようという目的などに用いられるからです。

泥や粘土成分は洗浄力の余剰

このシャンプーの特徴と言われているのが、赤鉄鉱抽出物、菱マンガン鉱抽出物、ベントナイトといった粘土系、ミネラル系などといわれる清浄目的の成分。

これらの成分自体は、確かに汚れを吸着して一緒に除去する、といった界面活性剤の力に頼らない清浄効果を期待できる成分ではあるのですがオレフィンスルホン酸ナトリウムで洗っている前提では、説得力を失ってしまいます。

もはや不要なのではないかと感じるレベルです。

それだけ、元々の洗浄剤の洗浄力が十分に高く、俺以上のスクラブ剤的な要素が必要とは思えないのです。

そして、強すぎる-力をごまかすためかアモジメチコンのようなコーティング剤も配合されているわけですが、残念ながらアモジメチコンにはビルドアップ特性があり、使うほどに蓄積して感触やつやが悪化するというデメリットも

恥の上塗りではないですが、端的に言えば品質の低さを自ら表現してしまっているように見えるのです。

粘土成分などの汚れ除去効果を前面に出し、マイルド感をアピールしたいのであればそもそも洗浄剤には気を使うべきですし、ベントナイトのような針状シリカ成分を使うことも、副作用の懸念という面で考えれば安心感を損なっているように見えます。

様々な面で、今一つ品質の高さを感じられないシャンプーでした。

一つ一つの素材としては悪くないものも含まれてはいるのですが、全体としてのクオリティが低いのは否めません。