総合点
1.26総合ランク
2931個中 2327位成分数
29植物エキスの数
5コスパ
0安全性
0素材の品質
0洗浄剤の品質
0洗浄力
0髪補修力
0育毛力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
0注意が必要な素材
0メーカー
ブランド名
ミネラルフュージョン容量
250ml参考価格
1980円1mlあたり
7.9円JANコード
0840749000189KaisekiID
7453泥や粘土成分で清浄作用をもたらす、というミネラル系シャンプーを標榜する一品。
しかし、根本的なところで疑念が生じています。
オレフィンスルホン酸ナトリウムほぼ単体と言える洗浄剤の部分。微量の添加洗浄剤を除けば、極めて高い洗浄力が特徴と言って過言ではないでしょう。
オレフィンスルホン酸ナトリウムは、ラウレス硫酸ナトリウムとほぼ同等の脱脂力を持つほか、食器用洗浄剤と似たようなものなので、お肌へのいたわりを期待するのは酷なのです。
そもそも、油汚れを一掃しようという目的などに用いられるからです。
このシャンプーの特徴と言われているのが、赤鉄鉱抽出物、菱マンガン鉱抽出物、ベントナイトといった粘土系、ミネラル系などといわれる清浄目的の成分。
これらの成分自体は、確かに汚れを吸着して一緒に除去する、といった界面活性剤の力に頼らない清浄効果を期待できる成分ではあるのですがオレフィンスルホン酸ナトリウムで洗っている前提では、説得力を失ってしまいます。
もはや不要なのではないかと感じるレベルです。
それだけ、元々の洗浄剤の洗浄力が十分に高く、俺以上のスクラブ剤的な要素が必要とは思えないのです。
そして、強すぎる-力をごまかすためかアモジメチコンのようなコーティング剤も配合されているわけですが、残念ながらアモジメチコンにはビルドアップ特性があり、使うほどに蓄積して感触やつやが悪化するというデメリットも
恥の上塗りではないですが、端的に言えば品質の低さを自ら表現してしまっているように見えるのです。
粘土成分などの汚れ除去効果を前面に出し、マイルド感をアピールしたいのであればそもそも洗浄剤には気を使うべきですし、ベントナイトのような針状シリカ成分を使うことも、副作用の懸念という面で考えれば安心感を損なっているように見えます。
様々な面で、今一つ品質の高さを感じられないシャンプーでした。
一つ一つの素材としては悪くないものも含まれてはいるのですが、全体としてのクオリティが低いのは否めません。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。