解析結果

メディクイックH 【医薬部外品】 頭皮のメディカルシャンプー

カテゴリ:シャンプー

販売開始から 15年7ヵ月22日(5713日)
メディクイックH 【医薬部外品】 頭皮のメディカルシャンプー
Amazon
ロート製薬 メディクイックH 【医薬部外品】 頭皮のメディカルシャンプーをAmazonアマゾンで購入
楽天 取扱なし
Yahoo 取扱なし

総合ランク

2173個中 2056

総合点

2.14
2.14

1mlあたり

5.3
コスパ
1.8

カテゴリ内順位

95%以内
2,063位 / 2,173製品中
上位
メディクイックH 【医薬部外品】 頭皮のメディカルシャンプー解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 386 Amazonランク

@cosme 5.0

SAFETY成分安全性リスク

🚨

成分に高リスクが検出されました

SVHC高懸念・EU規制の成分が検出されました(2件)

個人差要因皮膚感作性4件・アレルゲン1件・経皮吸収16件

リスクスコア 31/100 | ! フラグ成分 2 | EWG 13件評価済み
SVHC メチルクロロイソチアゾリノン
EU規制 メチルイソチアゾリノン、メチルクロロイソチアゾリノン
EWG 3+ EDTA-2Na(6)、コカミドプロピルベタイン(3)、メチルイソチアゾリノン(8)、メチルクロロイソチアゾリノン(7)、ラウレス硫酸Na(6)
リスクスコア
31 / 100
解析安全性値
1.3 / 5
EWG スコア
平均 3.1 最高 8
フラグ成分の詳細(2件)
SVHC EU REACH 高懸念物質
メチルクロロイソチアゾリノン
EU規制 EU化粧品規制 Annex II禁止/Annex III制限
メチルイソチアゾリノン、メチルクロロイソチアゾリノン
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1A 2件
メチルイソチアゾリノン・メチルクロロイソチアゾリノン
アレルゲン香料
1件検出
メントール
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
なし
生分解性
73%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
35%
低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 16
植物エキス 0
コスパ
1.8
安全性
2.4
素材の品質
1.2
洗浄剤の品質
3.9
洗浄力
3.2
髪補修力
1.1
育毛力
1.5
使用感の良さ
2.1
エイジングケア
1.7
ホワイトニング
3.0
保湿効果
1.8
スキンケア力
0.7
環境配慮
2.3
浸透力
2.0
即効性
3.4
持続性
1.8
ツヤ感
2.1
サラサラ感
2.1
優れた素材 0
注意素材 1
香り リフレッシュシトラスの香り
有効成分 グリチルリチン酸ジカリウム

メーカー

ロート製薬

ブランド

メディクイックH

容量

320ml

参考価格

1705円

1ml単価

5.3円

JAN

8100000025873

ASIN

B09HC3PFWZ

発売日

2021年10月13日

ID

11583

製造国

日本

シリーズ名

メディクイックH

対象の髪タイプ

脂性頭皮・べたつきやすい頭皮向け

詰め替え

あり

公式サイト

公式サイトを見る
広告を含みます。

商品説明

リチルリチン酸ジカリウム)を配合した薬用シャンプー。 頭皮のかゆみやフケが気になる方におすすめです。これ1本でも髪の毛がきしみにくい、コンディショニング成分配合。 さっぱりした洗い心地で、リフレッシュシトラスの香りです。弱酸性・ノンシリ…
広告を含みます。

ANALYZEDメディクイックH 【医薬部外品】 頭皮のメディカルシャンプーの解説

「頭皮ケア」を名乗るシャンプーの防腐剤が、なぜEUで制限されているのか

解析チームです。医薬部外品として「フケ・かゆみ」に直接アプローチする薬用シャンプー、メディクイックH。ロート製薬の実績と「メディカル」を冠した訴求力は確かですが、成分表を深く読み解くと、気になるポイントが浮かび上がります。

概要:洗浄力は標準以上、しかし安全性スコアは深刻水準

解析スコアの総合点は1.95点(平均3.0点比 −1.05点)で、3250製品中2064位。特に全体的な安全性は0.4点と、5点満点の評価基準において「要注意」どころか最低水準に位置します。一方、洗浄剤の品質は3.9点(平均以上)、洗浄力は3.2点(標準的)と洗う機能自体は一定水準にあります。医薬部外品ならではの有効成分配合は評価できますが、防腐剤の選択が全体評価を大きく押し下げています。

Performance Stats — メディクイックH
洗浄剤の品質3.9 / 5.0
洗浄力3.2 / 5.0
使用感2.1 / 5.0
保湿力1.8 / 5.0
エイジングケア力1.7 / 5.0
育毛効果1.5 / 5.0
配合成分のレベル1.2 / 5.0
髪補修力1.1 / 5.0
スカルプケア力0.7 / 5.0
全体的な安全性0.4 / 5.0
平均以上
標準
要注意
深刻

医薬部外品の肩書きを持ちながら、スカルプケア力0.7点という数値は見逃せません。有効成分の選択は理にかなっているのですが、処方全体のバランスが評価を引き下げています。

注目成分:有効成分の期待と防腐剤の現実

ミコナゾール硝酸塩(医薬部外品有効成分)

フケの原因菌として知られるマラセチア属真菌に対して高い抗真菌活性を示す成分。医薬品・医薬部外品の有効成分として承認されており、真菌性フケへの科学的根拠は明確です。推奨配合量は医薬品基準で2%。経皮吸収リスクは0.60とやや高めで、有効成分としての頭皮への作用を裏付けています。フケが「脂漏性皮膚炎(マラセチア過増殖)」起因の場合に有効ですが、乾燥性フケへの効果は限定的です。

グリチルリチン酸ジカリウム(医薬部外品有効成分)

甘草由来の抗炎症成分で、医薬部外品有効成分として承認。プロスタグランジンE2産生抑制とヒアルロニダーゼ阻害という二重の経路で炎症・かゆみを抑制します。EWGスコアは2で安全性が高く、生分解性も0.85と環境負荷が低い優秀な植物性成分。ミコナゾール硝酸塩との組み合わせにより、「菌を抑える+炎症を鎮める」という二段構えのアプローチが処方設計の核心です。

メチルイソチアゾリノン(MIT)・メチルクロロイソチアゾリノン(MCI)

この処方で最も注目すべき懸念点が、この防腐剤コンビです。メチルイソチアゾリノンはEWGスコア8・GHS感作性1A(最強の感作性物質)に分類されており、欧州では2016年にリーブオン製品への配合が事実上禁止されています。メチルクロロイソチアゾリノンはEWGスコア7・GHS感作性1A・SVHCリスト掲載成分で、EU規制(Annex III)の制限対象、かつ日本の旧指定成分(過去の要注意成分リスト)にも指定されています。日本では洗い流す製品に限り0.01%以下の配合が認められていますが、低濃度でも反復暴露によるアレルギー誘発リスクが欧州皮膚科学会の研究で報告されています。この2成分が全体安全性スコアを0.4点まで押し下げている主因です。

ラウレス硫酸Na(SLES)

洗浄剤の筆頭として配合されているアニオン界面活性剤。EWGスコア6で、GHS感作性1Bに分類されます。コカミドプロピルベタイン(植物性両性界面活性剤)との組み合わせにより、刺激を一定程度緩和しており、洗浄剤の品質スコア3.9点という評価に繋がっています。ただし脂性頭皮ターゲットとはいえ、過剰な脱脂作用による頭皮バリア機能への影響は継続使用時の懸念点として残ります。

グリセリン × BG(相乗効果)

EWGスコア1・植物性由来のグリセリン(三価アルコール)と、多機能基剤であるBG(1,3-ブチレングリコール)は、本製品で実現している相乗効果の組み合わせとして確認されています。グリセリンの角層水分量増加作用にBGの防腐補助・保湿機能が加わることで、洗い流しシャンプーとしての保湿効果を底上げしています。ただし保湿力スコア1.8点という実態からは、配合量的に主力の役割ではないことが読み取れます。

余談ですが、ドイツ皮膚科学会(Deutsche Dermatologische Gesellschaft)の調査によると、MCI/MIT防腐剤への感作アレルギーは2000年代以降の10年で急増しており、一部の欧州諸国では「化粧品アレルギーの第1位原因物質」として報告されています。パラベンフリーの代替として普及した背景には、市場のイメージ戦略が先行した側面もあることを知っておくと、成分表を見る目が変わります。

メリット・デメリット

ここが強み

  • 二大有効成分による医薬部外品のアドバンテージ:ミコナゾール硝酸塩(抗真菌)+グリチルリチン酸ジカリウム(抗炎症)という組み合わせは、真菌性フケ・かゆみに対して科学的根拠のある二段アプローチ。
  • 洗浄剤の品質は平均以上:スコア3.9点。ラウレス硫酸Na主体をコカミドプロピルベタインで補完する定番構成ながら、機能的には一定水準。
  • メントールのTRPM8刺激による清涼感:TRPM8受容体を活性化する冷覚成分として、使用感のさっぱり感に直接寄与。血行促進効果も確認されている。
  • 成分の平均生分解性0.73:易分解水準にあり、環境負荷の低さは相対的な強みといえます。

ここが弱点

  • 全体安全性0.4点という数値の重み:GHS感作性1A(最強分類)のMCI・MITが2成分同時配合。頭皮が敏感な状態にある人ほどリスクが高まる構造的な矛盾。
  • スカルプケア力0.7点・髪補修力1.1点:「頭皮のメディカルシャンプー」を標榜しながら、スカルプ・補修系成分の量的裏付けが薄い。
  • EDTA-2NaのEWGスコア6と低生分解性(0.40):金属封鎖のための安定化剤ですが、皮膚のミネラルを奪う可能性と環境残留性の両面で懸念が残ります。

注意点:感作性成分の重複

GHS感作性1AのMCI・MIT、感作性1BのメントールとラウレスNa、アレルゲン性ありのメントール、と感作性リスクのある成分が複数重複しています。頭皮に傷や炎症がある状態での使用、または長期継続使用には留意が必要な処方構成です。

まとめ

一言で言うと

「有効成分は本物、でも防腐剤が処方の足を引っ張る"医薬部外品の内部矛盾"」

ミコナゾール硝酸塩とグリチルリチン酸ジカリウムという二大有効成分の選択は、フケ・かゆみへの科学的なアプローチとして評価できます。しかしその効果を届けるはずの処方全体が、EWGスコア7〜8・GHS感作性1Aの防腐剤2成分によって安全性スコア0.4点という結果を招いています。「頭皮が荒れているからこそ使いたい薬用シャンプー」なのに、最も気にすべき成分が頭皮への感作リスクを持つ——これが解析チームが読み解いたこの製品の構造的なジレンマです。

処方バランス ポジション図
有効成分
ミコナゾール硝酸塩
グリチルリチン酸2K
→ 医薬部外品◎
洗浄系
SLES主体
コカミドPBで補完
→ 品質3.9点
防腐系
MCI(EWG7/1A)
MIT(EWG8/1A)
→ 安全性0.4点
解析総合点 1.95点 / 5.0点 — 全3250製品中2064位

使用シーン別推奨度:

  • 真菌性フケ(脂漏性皮膚炎)が明確な方:ミコナゾール硝酸塩の抗真菌効果は科学的根拠あり。短期的・ピンポイントな使用ならば有効成分の恩恵を受けられる可能性があります。
  • 敏感肌・頭皮荒れが慢性化している方:GHS感作性1A成分の2重配合により、症状を悪化させるリスクがあるため慎重な判断が必要です。
  • 乾燥フケが主な悩みの方:保湿力1.8点、スカルプケア力0.7点という数値から、乾燥性フケへの効果は期待しにくい処方です。
  • 長期日常使いを検討している方:反復暴露による感作リスクの観点から、代替製品の比較検討を推奨します。

口コミデータは現時点で収集がなく実使用感との照合はできませんが、@cosmeスコア5.0/7.0は市場での一定の評価を示しており、短期使用における有効成分の即効感が好評価を生んでいる可能性が考えられます。

---

ロート製薬 メディクイックH 【医薬部外品】 頭皮のメディカルシャンプーをAmazonアマゾンで購入