解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
ホソカワミクロンブランド名
薬用ナノインパクト容量
150ml参考価格
2750円1mlあたり
18.3円JANコード
4571208690936ASIN
B01GV5CH6W発売日
20160610KaisekiID
9615全成分
【Q】本日は薬用ナノインパクト コンディショナーについて、解析チームで掘り下げていきます。まずこの商品の概要と特徴を簡単にご説明いただけますか?
【A】はい、このコンディショナーの最大の特徴は、植物由来の成分を多く配合しながら、頭皮ケア機能にも一定の期待がもてる点にあります。低刺激で髪に優しいながらも、頭皮環境の改善にも一役買おうとしている製品だと言えるでしょう。
【Q】なるほど、頭皮と髪の健康をバランス良く考慮した製品なんですね。その辺りの植物由来の成分を中心に、詳しく成分の特徴を教えていただけますか?
【A】もちろんです。この製品に配合されている主な植物由来成分は、ホップエキス、チンピエキス、センブリエキスなどがあげられます。ホップエキスにはフラボノイドやポリフェノールが豊富に含まれており、保湿や抗酸化作用が期待できます。チンピエキスには血行促進効果があり、頭皮環境の改善に貢献するでしょう。さらにセンブリエキスには細胞活性化作用や炎症抑制作用があり、育毛効果への期待もあるのが特徴です。
【A】加えて、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミドという低刺激のカチオン界面活性剤が配合されており、髪のまとまりをよくしつつ、植物エキスの効果を高める役割も果たしています。このように、この製品は頭皮と髪の健康をバランス良く考慮した配合となっているのが特徴と言えるでしょう。
【Q】なるほど、植物エキスの役割が非常にユニークで魅力的ですね。一方で、サリチル酸やグリコール酸などの成分は気になるところです。これらの成分の役割と、留意点を教えていただけますか?
【A】サリチル酸は確かに強い殺菌や抗炎症作用があり、低濃度ではありますが皮膚刺激のリスクを完全に無視できる成分ではありません。しかし一方で、スカルプケア効果への期待もあります。グリコール酸はピーリング効果のあるAHAですが、濃度が十分低いため、過剰なターンオーバーは起こらないと考えられています。要は、これらの成分は適度な濃度で使用されており、効果と安全性のバランスが取れているのが本製品の売りなのです。
【Q】なるほど、バランスが大切だということがよく分かりました。では、この商品を実際に使ってみたら、どのようなメリットが期待できるのでしょうか?
【A】まず一つ目のメリットとして、植物エキスの働きにより、頭皮環境が改善される可能性が高いことが期待できます。血行促進や抗炎症作用、細胞活性化効果などが、フケやかゆみの改善につながるでしょう。
【A】さらに二つ目のメリットとして、低刺激の界面活性剤が髪にうるおいを与え、よりなめらかでまとまりのある質感に整えることが期待できます。この点は、シアバターなどの補助成分の働きも大きいでしょう。髪の保湿力や手触り、スタイリング後の持ちこそが、トリートメント商品の醍醐味です。
【A】つまり、頭皮ケアと髪質改善のWでメリットが期待できるのが、この製品の魅力なのです。ただし、総合的に見ると決して化粧品の中でもトップクラスというわけではないので、過度の期待は禁物かもしれません。
【Q】なるほど、頭皮と髪の両面で期待ができそうですね。一方でデメリットとしてはどのような点が考えられるでしょうか?
【A】デメリットを挙げるとすれば、先ほど触れたように全体的な効果の大きさに物足りなさを感じることでしょうか。総合ランクが2088位と決して上位クラスではなく、成分の濃度なども製品によってはもう少し高めが望ましかったかもしれません。
【A】 また、コスパの面でも物足りなさを感じる向きもあるかもしれません。1.1点と低評価で、150mlの価格が2750円と決して安くはありません。効果が大きく感じられないのに、コストがかさむようでは継続利用に不安を抱く人も出るかもしれません。
【A】ただ、頭皮と髪のWケアを目指す製品として一定の役割は果たし得るでしょう。売れ行きもそれなりにあり、口コミ評価で3.5点と高くはないものの、ある程度の支持もあるようです。個人的には、期待値を低めに設定すれば満足度は高まるのではないかと考えています。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。