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総合点

2.22

総合ランク

2511個中 743

成分数

57

植物エキスの数

3

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

髪補修力

0

育毛力

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

<0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

3

注意が必要な素材

0
正宗印 美容液トリートメント解析チャート
販売元による宣伝文
●万治2年(1659年)創業の酒蔵菊正宗がお届けする、髪と頭皮をしっとり整える美容液トリートメント。
●「美容液で髪を整える」贅沢感ある商品。
●髪の芯まで浸透し補修・保湿。パサつきがちな毛先もうるおいでまとまり、指どおりなめらかなさらさらの髪に仕上げます。
●日本酒(コメ発酵液・保湿成分)配合でしなやかにまとまる髪に。
●5種のビタミン・12種のアミノ酸配合(保湿成分)でみずみずしくうるおいに満ちたツヤ髪に。
●年齢・性別を問わず使える上品でスッキリとしたデザイン。
●心やすらぐせっけんの香り。
●弱酸性・無着色・無鉱物油。
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正宗印 美容液トリートメントの解説

良い素材が多いのに、なぜ宝の持ち腐れなの?

概要

  1. メーカー:菊正宗酒造
  2. ジャンル:トリートメント
  3. 注目成分:(イソステアリン酸ポリグリセリル-2/ダイマージリノール酸)コポリマー
  4. 特徴:うーん、もったいない?
  5. 星:★★★☆☆(3)

良い素材が多いが、髪には?

成分個々は素晴らしい。もちろん、菊正宗ということでコメ由来エキスを中心に、ホワイトニング成分、エイジングケア成分がどっさり。一見すると素晴らしい美容トリートメントですが、髪に関してはどうなのかな?という印象。

どんなメリットがある?

数々の美容成分を抱えるトリートメント剤ですが、これは肌につけるとしたらメリットがたくさんあります。

油溶性ビタミンCをはじめ、毛細血管強化のグルコシルヘスペリジン、パルミチン酸レチノールの新陳代謝正常化、コメ由来エキスの美白・抗酸化作用などなど、普通に考えると役に立ちそうですよね。

仮に美容液だったら、これは良い製品といえそうです。

デメリットは?

困ったことに、髪というのは肌と違い、毛細血管もなければ新陳代謝もせず、美白も抗酸化作用も意味がありません。髪自体が死んだ細胞の集まりですから、肌とは別物だとまず考える必要があります。

要するに、このトリートメントの成分のほとんどはあまり意味をなさないというわけ。

逆に、髪に役立つ成分というのは、カチオン界面活性剤、セラミド、シリコーン類、アミノ酸、植物由来の油剤といったところでしょう。つまり、ごく一般的なコンディショナー程度の効能であるということです。

美容成分を活かすために、もし頭皮にこのトリートメントを塗りつけたらどうなるでしょう?

美容効果が効いてくるはるか以前に、4級カチオン界面活性剤のタンパク変性作用によって脱毛するか、肌荒れを起こすのが先でしょう。頭皮にはまるでメリットがないということです。

まとめ

宝の持ち腐れ、もったいない成分が多すぎるトリートメントです。

頭皮に塗る化粧水として、ならば有望ですが、いかんせんカチオン界面活性剤ベースのトリートメント剤です。あまりにデメリットが巨大なので、髪にだけ塗るようにしましょう。

それゆえに、数々の美容成分のメリットは残念ながら水泡に帰す、というわけです。

純粋に髪に残るメリットだけ見てみると、さほど期待値の高い製品とは言いづらい。実にもったいない設計になっていると言えるでしょう。