カテゴリ:シャンプー
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1mlあたり
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安全性が高い商品です
IARC発がん性の成分が検出されました(1件)
個人差要因皮膚感作性3件・アレルゲン3件・経皮吸収61件
メーカー
ランクアップブランド
MANARA容量
350ml参考価格
3778円1ml単価
10.8円JAN
4573221650362ASIN
B01DELL870ID
5440シリーズ名
テッペンスパ対象の髪タイプ
ボリューム不足・ペタンとしやすい髪向け発売年
2015年公式サイト
公式サイトを見る全成分
商品説明
解析チームです。シャンプー市場3,226品中総合5位というポジションをどの成分設計が支えているのか、データを分解して読み解きます。「ノンシリコンなのになぜここまで補修力が出るのか」――その答えは処方の深部にありました。
総合スコア4.43点は、平均3.0点を+47.7%上回る水準です。特筆すべきは保湿力5.1点・髪補修力5.0点・配合成分レベル5.0点の3項目が同価格帯でトップクラスに達している点で、「複数の機能を掛け合わせた設計精度の高さ」が数値に直結しています。一方で、洗浄力2.8点・育毛効果2.5点は平均を下回り、"洗い流すだけで完結するケア"より"洗浄後の残留機能"に特化した製品であることが見えてきます。安全性は3.2点と標準的で、後述のGHS感作性成分3件が評点を押し下げています。
注目すべき数値の対比は「洗浄力2.8点 vs 洗浄剤品質4.8点」です。脱脂力を意図的に抑えたアミノ酸系処方を採用しつつ、成分品質を極限まで高めるという設計思想が読み取れます。余談ですが、Cosmetic Ingredient Review(CIR)のデータによると、アミノ酸系界面活性剤は硫酸系と比較してタンパク変性能が10分の1以下とされており、頭皮バリア維持と洗浄の両立を優先した判断と整合します。
EWG未分類半合成・植物由来推奨配合量 0.5〜3%
旭化成が開発した世界初のジェミニ型アミノ酸系界面活性剤。二鎖三親水基という特殊構造により、通常の界面活性剤では不可能な1分以内での毛髪内部浸透を実現します。旭化成の技術資料によれば、ペリセア処理毛は未処理毛と比較して毛髪タンパク溶出量を約40%抑制することが確認されています。単に「補修する」成分ではなく、洗浄剤の刺激を和らげ・乳化を安定させ・ダメージを内側から埋めるという三位一体の多機能性が、この処方で保湿力5.1・補修力5.0という数値を引き出す主軸となっています。
セラミド・コラーゲン・ヒアルロン酸との相乗効果が成分データで確認されており、処方内の複数ケア成分との親和性が高い設計です。
EWG 1半合成各0.1〜3%
単一セラミドを高配合するより、複数種を組み合わせることでラメラ液晶構造の再現精度が上がることが欧州皮膚科学会誌(JEADV)掲載の研究で示されています。セラミド2(EWGスコア1)はキューティクル表面の再疎水化、セラミド3はラメラ構造への組み込みと経表皮水分散逸(TEWL)抑制、セラミド6IIはターンオーバー促進への寄与とそれぞれ役割が異なります。さらにコレステロール類との相乗効果が各成分データで記録されており、3種類を同時配合するこの処方は「ラメラ液晶の自己組織化を最大化する設計」として評価できます。
セラミド2はINCI上「セラミドNG」「セラミドNS」に2014年以降細分化。EWGスコア1、コメドジェニック度0と安全プロファイルも良好です。
EWG 1(加水分解HA)デュアルHA戦略
通常のヒアルロン酸(分子量100〜200万Da)は毛髪表面に留まりますが、加水分解ヒアルロン酸(数百〜数万Da)は角質層内部まで浸透し洗い流し後も角質に残留します。一方のヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウムはカチオン化改良型で、従来ヒアルロン酸比280倍の毛髪吸着力を発揮。水で流れにくいカチオン吸着と、角質内部まで届く浸透保湿の2機能を1製品に同時実装したのがこのデュアルHA戦略です。保湿力5.1点の主要因はここにあると判断しています。余談ですが、International Journal of Cosmetic Scienceの報告によると、カチオン化ヒアルロン酸は通常型に比べてシャンプー後のコンディショニング効果が有意に持続することが示されています。
医薬部外品承認成分(センブリ・ニンジン)IARC 2B(イチョウ)
センブリエキスの主成分スウェルチアマリンは末梢血管拡張作用による頭皮血行促進効果が日本薬局方に収載された伝統生薬由来の根拠ある成分です。オタネニンジン根エキスは医薬部外品として毛乳頭細胞・外毛根鞘細胞の増殖促進が承認されており、30年以上の使用実績があります。イチョウ葉エキスはフラボノイドとテルペノイドによる血流改善作用が確認されていますが、ギンコール酸による接触皮膚炎の可能性があるため精製度管理が重要です。またIARC発がん性分類2B(ヒトへの発がん可能性がある可能性)に分類されていることも客観情報として記録しておきます。成分データ上、オタネニンジン × センブリの組み合わせは相乗効果が確認されており、スカルプケア力4.4点の根幹をなす処方です。
植物性・半合成推奨配合量 1〜3%
エンドウ豆由来のペプチドをカチオン化した植物性コンディショニング成分で、毛髪最外層の18-MEA(F-layer)と類似構造を持つという点で際立ちます。18-MEAとはキューティクル表面の脂質層で、カラーやパーマで最初に失われる部位です。カチオン性によりダメージ部位に選択的に吸着し、健康毛には過剰吸着しない設計は、シリコーンを使わずにノンシリコンで「補修の精度」を担保する代替アプローチとして注目に値します。成分データではケラチン・セラミド・パンテノールとの相乗効果が確認されており、本処方のパンテノール(EWG1、経皮吸収リスク0.60で浸透性が高い)との組み合わせが「洗うたびに整う」補修サイクルを生んでいます。
処方設計の注意点:ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウムはアニオン界面活性剤との競合(コンプレックス形成)リスクがある成分ですが、本処方ではアミノ酸系主洗浄剤を選択しアニオン強度を抑えることで、この弱点を処方レベルで回避しています。
3,226品中5位というポジションは、62成分を並べただけでは到達しません。ペリセアによる1分浸透 → トリプルセラミドによるラメラ再構築 → デュアルHAによる多層保湿という「連鎖する補修サイクル」が、洗浄時間だけで完結するケアを可能にしています。一方で安全性スコア3.2点はこの製品の実力を考えると唯一の宿題であり、GHS感作性1B成分の存在は素直に記録すべき事実です。
口コミ評価は5点満点・8件と件数はまだ少ないですが、スタッツの使用感4.0点・補修力5.0点の数値分布とおおむね一致する傾向が見られます。ただし口コミ件数が少ないため、評点の代表性には今後の蓄積が必要です。
使用シーン別推奨度: