洗顔料とは言いますが、界面活性剤を含まずある意味で洗わない洗顔料という特徴を持つ変わった製品です。

それでは何をするのかといえば、ピーリングに近い効果を与えるのが目的です。

くすみを除去するためのあれこれが配合されている

ハイビスカスエキスをはじめ、アルカリ剤や結合剤などの組み合わせで構成されている本品はあたかもピーリングジェルのような振る舞いをするようです。

洗浄剤が含まれていない=肌に優しいと思いがちですが,本気のピーリング剤は洗浄剤の比較にならないぐらい肌に負担が大きいものです.

この製品はそのレベルまでは行かずとも,ある程度肌に負担を強いる製品であると認識した方が良いでしょう。

その理由は、アルカリ剤の多さや、ピーリング効果による角質の剥離など、肌のバリア効果を一掃してしまうような結果に繋がりかねないからです。

もちろん、速やかに少しだけ使う程度、というように上手に使えば肌のくすみを軽減するなど良い面だけを享受することは可能ですが、コントロールが難しく、失敗した時のリスクが比較的高い製品と言えるでしょう。

これはピーリング製品全般に言えることですが、ピーリングをしていいのは明らかに角質が厚く固くなってしまった状態の部分に限ります。

かかとなどが最もわかりやすい対象ですが、分厚くなった角質を除去することは良いでしょう。ただし、顔面など、特に皮膚が薄い部分に使う際は十分に注意しなければなりません。

皮膚が薄くなる＝敏感肌に直結するということになりますので、頻繁に使うようなことはあってはならないのです。

また、元々敏感肌と自覚している方には全くオススメしない製品です。

以上のようなことを考慮した上で、有効に使える部分があると思った方は試してみてもいいでしょう。

皮膚の薄い部分に、無理に使わないこと