カテゴリ:トリートメント
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総合点

1mlあたり
口コミの評価
カテゴリ内順位
一部の成分に注意が必要です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因皮膚感作性3件・内分泌撹乱性2件・経皮吸収60件
メーカー
ヤマサキブランド
ラサーナ容量
190ml参考価格
1760円1ml単価
9.3円JAN
4990742213812ASIN
B0999KLG5JID
8237製造国
日本シリーズ名
海藻 海泥対象の髪タイプ
ダメージ毛向け詰め替え
あり公式サイト
公式サイトを見る全成分
商品説明
解析チームです。ラサーナ「海藻海泥トリートメント」は、髪補修力・保湿力がともに5.1点(平均比+2.1点)という突出したスコアを記録しつつ、安全性スコアが2.3点と大きく落ち込む"二面性"を持つ製品です。口コミ249件・4.66点という高評価の実態を成分データから検証します。
3.0点=業界平均水準
総合スコア4.53点は2758製品中19位に位置し、髪補修力・保湿力はともに5.1点(業界平均比+70%)と圧倒的なトップクラス。配合成分レベル4.9点・使用感4.8点も高水準で揃っており、ダメージ毛向けトリートメントとして処方設計の完成度は際立っています。
一方で全体的な安全性は2.3点と要注意水準。プロピルパラベン(EWG:6)・メチルパラベン(EWG:4)という2種のパラベンがともにEDC(内分泌かく乱)疑い物質に分類されており、これが安全性スコアを押し下げている主因です。スカルプケア力2.9点(やや物足りない)とあわせ、「ダメージ毛の集中補修専用」として割り切る設計と読み解けます。
口コミ4.66点(249件)という高評価は、補修・保湿・使用感の各高スコアと一致しており、データとユーザー体験が概ね整合しています。ECランキング5406位という販売数の控えめさは、1760円/190mlという価格帯での認知度の問題が示唆されます。
旭化成が開発した世界初のジェミニ型アミノ酸系界面活性剤。二鎖三親水基という特殊構造により、わずか1分間の接触で毛髪内部へ浸透することが確認されています(旭化成株式会社の社内研究データより)。ダメージ部位への充填・バリア修復・乳化安定化と多機能を1成分で実現するため、処方の核として機能します。推奨配合量0.5〜3%で洗浄剤由来の刺激緩和効果も発揮し、「補修成分でありながら処方全体を守る縁の下の力持ち」と評価できます。EWG規制情報なし・EU/JP規制なし・生分解性0.80と安全性・環境性も良好。
羊毛由来ケラチンにシリコン基を化学結合させた「シリル化ケラチン」。ケラチン本来の補修・充填機能と、シリコンの疎水コーティング・吸着持続性を同時に持つ設計で、ドライヤー・アイロンの熱に反応してコーティングが強化される「ヒートプロテイン特性」を持ちます。本製品には加水分解ケラチン(羊毛)・ステアルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)と合わせて3種のケラチン系成分が配合されており、これが髪補修力5.1点の主要因です。成分間の相互作用として、配合されているホホバ種子油との組み合わせが吸着持続性を高める相乗効果を発揮します。推奨配合量0.5〜3%・JP規制なし。
余談ですが、旭化成の研究によると、ペリセア(ジラウロイルグルタミン酸リシンNa)は毛髪内部への浸透に通常のトリートメント成分が必要とする平均接触時間の約1/5で同等効果を発揮するとされています。「忙しくてトリートメントを長時間置けない」という層に理論的に合致する処方です。
細胞膜リン脂質に類似したMPC(2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン)を含む両親媒性ポリマー。医療デバイスにも採用される生体適合性の高さが最大の特徴で、毛髪・頭皮への吸着後に保湿・バリア強化・刺激緩和・帯電防止を発揮します。推奨配合量0.5〜2%。本製品に配合されているジヒドロキシプロピルアルギニンHCl等のアミノ酸誘導体との相乗効果で保湿持続性が高まります。ただし、本成分はマイクロプラスチック含有成分に分類(生分解性0.40)されており、環境負荷の観点では留意が必要な点です。
植物由来ダイマー酸と複数の長鎖アルコール類の混合ジエステル。抱水性に優れるペースト状油剤で、毛髪への密着性と自然な光沢付与を両立します。本来、色彩化粧品での採用が多い高性能エモリエント剤をヘアトリートメントに投入している点は、処方設計の独自性として評価できます。配合されているスクワラン・グリセリンとの相乗効果でエモリエント効果が増幅される組み合わせです。生分解性0.60は中程度。コメドジェニック度2のため頭皮への残留には留意してください。
グリシン・アラニン・セリン・バリン・プロリン・トレオニン・イソロイシン・ヒスチジン・フェニルアラニン・アスパラギン酸・アルギニン・PCA・PCA‐Naが一挙配合。これらは皮膚・毛髪の天然保湿因子(NMF)を構成するアミノ酸群で、損傷した毛髪のNMF組成を再現する「NMFリストア処方」と呼べる設計です。単独では効果は地味ですが、複数アミノ酸の組み合わせにより保湿力の相乗効果が生まれることが知られており(東京農業大学 応用生物科学部の研究等で示唆)、保湿力5.1点の底支えとなっています。
フェノキシエタノール:GHS感作性1B物質に分類。単独使用時の防腐力が限定的なため他剤と併用。
メチルパラベン(EWG:4)・プロピルパラベン(EWG:6):ともにGHS感作性1B物質・EDC(内分泌かく乱物質)疑いに分類。安全性スコア2.3点(要注意)の主因はこの2成分です。CIR(米国化粧品成分審査機関)は規定濃度内での使用を「Safe as Used」と評価していますが、客観的なデータとして記載します。
防腐剤全3成分がGHS感作性1B分類であることは、同価格帯の製品と比較して防腐設計上の課題と見なされます。
処方上の注意:アモジメチコン・アミノプロピルジメチコンはともにカチオン性シリコーンで、高濃度陰イオン界面活性剤(強力なシャンプー)と連続使用すると吸着阻害が生じる可能性があります。仕上がりを最大化するには、同ブランドまたはアミノ酸系シャンプーとの組み合わせが理論的に望ましい設計です。
「ダメージ特化型の補修マシン、ただし防腐設計がアキレス腱」
髪補修力・保湿力の両スコアが5.1点(業界平均比+70%)という数値は、同価格帯(1760円前後)のトリートメント製品の中でも突出しています。ペリセア(1分浸透)×3種ケラチン複合体×ヒートプロテイン特性×10種超アミノ酸群という補修の多層設計は、1760円という価格に対してコンポーネントの密度が高く、成分投資効率の観点では評価できます。
ただし、プロピルパラベン(EWG:6・EDC疑い)・メチルパラベン(EWG:4・EDC疑い)の2成分が防腐剤として残存している点は、2024年以降の市場トレンドと逆行しており、安全性志向の強い消費者層には引っかかりを与えます。この点は口コミ評価(4.66点)が好意的でも、成分データとして客観的に示しておく必要があります。
口コミでは「しっとりまとまる」「指通りが良くなった」という使用感への言及が多く、使用感スコア4.8点・保湿力5.1点のデータとよく一致します。一方、防腐剤の安全性について言及する口コミは少なく、スコア上の弱点と口コミ評価の間には一定の乖離が見られます。
使用シーン別推奨度: