総合点
2.64総合ランク
358個中 145位成分数
42植物エキスの数
30コスパ
0安全性
0素材の品質
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
1注意が必要な素材
0メーカー
シーアール・ラボブランド名
ラルン RALUN容量
500ml参考価格
1881円1mlあたり
3.8円JANコード
4580071956650ASIN
B08ZS2WQKR発売日
20210323KaisekiID
9062全成分
ラルン ボタニカルボディソープは、30種類の植物由来成分を配合し、洗い上がりしっとり肌へ導くボディソープ、とのことです。
その言葉が本当であれば、配合成分はそれなりのもので構築されているはず。早速中身を詳しく見ていきたいと思います。
潤いを重視するのであれば、もちろんベースの洗浄剤には格別のこだわりが必要となります。
ところが、この製品は石鹸ベース。ゴリゴリの石鹸です。ゴリゴリ、といった意味は、それ以外の洗浄剤をほとんど含まないから。
割と純粋なタイプの石鹸であり、肌を乾燥させるにはちょうど良い性質を持っていると言えるでしょう。
アルカリ性である石鹸は肌の保湿因子をラウリル硫酸Naよりも効率的に溶かし出します。
それ以外には、植物エキスがかなりの種類含まれているようです。このような内容のボディソープであって、クオリティ的には少々しんどい感じがします。
かなりの数含まれる植物エキスの中から、目を引くものをピックアップしてみましょう。
アカツメクサ花エキスという、キャピキシルの一角を担う成分が配合。育毛効果に期待が持てる成分です。
また、マヨラナ葉エキスは、リラックス効果をもたらすことが知られています。モモ葉エキスには、抗酸化物質が含まれ、健康的な肌を維持するのに役立ちます。トウキンセンカ花エキスは、美白効果があるとされています。
セイヨウオトギリソウエキスは、植物由来の美容成分の一つであり、美肌効果があることで知られています。この成分には、肌の乾燥を防ぐ保湿効果、シミやソバカスを抑制する美白効果、そして肌を引き締める効果などがあります。
ハイビスカス花エキスもホワイトニング効果があると言われていますね。このように、全体的にはくすみを除去するような効果が中心となって美肌効果をもたらす構成であることが特徴となっているようです。あくまでも植物エキスの効用については、という意味です。
ラルン ボタニカルボディソープのデメリットは、なんといっても石鹸であることです。植物エキスのメリットもたくさん含まれる内容ではあるのですが、それをほとんどひっくり返すほどのデメリットが大部分を占めている、という印象ですね。
これは重要なことで、いくら添加成分が頑張っても、それを台無しにしてしまう可能性をベース部分は持っている、責任重大なポジションだということです。
値段的には高すぎる、というほどではありませんが、石鹸タイプとしては割高に感じる方も多いでしょう。どうせ石鹸なら、せめて価格は安くあって欲しいと思ってしまいます。
ラルン ボタニカルボディソープは、アルカリ性の石鹸ベースであることで大きく価値を落としてしまっている製品です。植物エキスだけをみて良さそう、と思うと痛い目を見ます。肝心なものは、ベース洗浄剤です。土台がしっかりしてないと、上に何を飾っても崩れてしまいます。
ボタニカル系に多い、石鹸はボタニカルで優しい、という発想は良くないので、そこはきちんと判断したいとことですね。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。