解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
株式会社ユナイテッドコーポレーションブランド名
ラムダニクス(Lambda容量
250ml参考価格
4980円1mlあたり
19.9円KaisekiID
7070全成分
商品説明に上記のような文言が書かれていますが、もしヴァージン毛のような仕上がりを目指すのであればやめた方がいいでしょう。
というのも、シリコンはさておきミネラルオイルのような明らかな人工的なつや(光沢といったほうが近い)を載せるのは方向性が明らかに違っていて、それ以外の部分でも自然な仕上がりを目指すタイプの素材がほとんどないからです。
百歩譲ってヴァージン毛とは行かないまでも、それなりに補修効果があるのであれば良いのですが5000円近い価格でありながら並のコンディショナーよりも能力が低そうなのが問題です。
大雑把に言えば、中身の大半の部分が界面活性剤で、界面活性剤の持つ滑る感触を残すのが関の山、という処方なのです。これはつまり、リンス剤やコンディショナーの仕上がりとほぼ一致したものといえます。
一時的に感触としての滑りや、保湿感を与える素材がある一方、補修効果、トリートメント効果といえる髪をコントロールするような素材がほとんどなく、かといって肌に優しいという処方でもなく、美容師監修という言葉の頼りなさを一層増強してしまっている仕上がりに。美容師は髪を切るプロではあっても、こういう処方に関するプロではありません。感触だけしか見ない、というなら、なるほど美容師監修っぽさのある中身ですが。
中身がどうしようもないとしても、一時的にすべすべになることに違いはありませんし、ブランド、美容室のファンであればお使いになるにことに反対は全くしません。どうぞお使いください、というスタンスです。ただし、髪を補修したい、トリートメントをしっかりしたいと考えているなら、全く見当違いな製品といえますので、そこらへんは各自判断を。
値段を考えても、消費者への良心的な設定とは言えません。半額で効果は○○倍、なんて商品は山のようにあります。この製品が酷い、とまで言いませんが、商品説明に対しての中身のクオリティに乖離があり、そこは指摘すべきだし、認識すべきだと思います。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。