総合点
2.87総合ランク
279個中 171位成分数
17植物エキスの数
6コスパ
0安全性
0素材の品質
0洗浄剤の品質
0洗浄力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
0注意が必要な素材
0メーカー
Ys株式会社ブランド名
KADASON容量
120ml参考価格
2592円1mlあたり
21.6円KaisekiID
7065この製品の特徴といえる部分は植物エキスの質の良さにあるように思えますが、基本的なベースとしては単なる石鹸なのでさほど重要視するほどのクオリティではありません。
石鹸だと肌に優しいというイメージを持たれがちですが、決してそんなことはありません。キッチンの油汚れ向けの洗剤はアルカリ性に調整されていますが、その理由はアルカリが油をすばやく分解するからです。油を溶かすと言い換えてもいいでしょう。
それが食器の汚れであれば何の問題もありませんが、人の肌や髪を洗う場合にはデメリットとなります。
要は、脱脂しすぎること=肌バリアを破壊すること、となるからです。
洗浄力というのは、何も界面活性剤の種類だけで決まるわけではありません。界面活性剤が持つ洗浄力だけが肌バリアをどれだけ残すかを決めるというわけでもありません。製品のpHも重要な鍵となるのです。
そのようなことを踏まえると、アルカリ性である石鹸をベースにした洗顔料というのは本来の目的である余分な油分を取り去る以上に肌バリアを溶出しかねない素材であると言えるのです。
石鹸のアルカリ性によって、肌の保湿因子を溶かしだす能力はラウリル硫酸ナトリウムをしのぐほどというデータもあります。
一つ残念なことは、この洗顔フォームに添加されている植物由来エキスのクオリティは高いことです。穏やかなピーリング効果や抗酸化作用保湿作用抗炎症作用といった項目がすぐれた素材を並べています。この部分だけ見れば優秀で値段なりの価値があるといえます。つくづく、ベースの洗浄剤の安っぽさとデメリットが残念に思える洗顔フォームでした。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。