カテゴリ:ボディソープ
総合ランク
総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
安全性が高い商品です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因経皮吸収12件
メーカー
ジョンマスターオーガニックブランド
ジョンマスターオーガニック(john masters organics)容量
236ml参考価格
3190円1ml単価
13.5円JAN
4580805110563ASIN
B0GWZZ2C9C発売日
2026年4月13日ID
11379シリーズ名
A&O公式サイト
公式サイトを見る商品説明
解析チームです。ジョンマスターオーガニックの「A&Oボディウォッシュ(パープルフラワー)」を成分データから読み解きます。安全性と環境配慮という軸では光るものがありつつ、スキンケア性能面での数値が気になる一品です。
スタッツを俯瞰すると、全体的な安全性4.3点(平均比+1.3点)という数値が突出しています。一方でスキンケア性能1.9点(平均比-1.1点)は「要注意」ゾーンに入り、保湿力2.9点・使用感2.8点もわずかに平均を下回ります。成分数14個は同カテゴリの処方としてコンパクトな部類で、洗浄成分に石鹸系(ヤシ脂肪酸K:EWG4)を採用していることがスキンケア性能の得点を押し下げている可能性があります。エイジングケア力3.2点・コスパ3.1点はほぼ標準水準。「安全に洗い流す」ことへの投資を重視した処方設計と読めます。
なお、成分全体の生分解性平均は0.88(易分解)という高い数値を示しており、環境負荷の低さは同価格帯のオーガニック系ブランドの中でも際立つポイントです。
このボディウォッシュの処方を個性づけている油剤です。EWGスコア2・コメドジェニック度1と安全性プロファイルが整っており、主成分のオレイン酸(65〜80%)が皮膚脂質との親和性を高めます。特筆すべきはベヘン酸が約5〜8%含まれる点で、一般的な植物油脂と比べて異例の高配合。ベヘン酸は炭素数22の長鎖飽和脂肪酸で、滑らかなすべり感とコクのある保護膜を皮膚上に形成します。ポリフェノールを豊富に含むため酸化安定性も高く、製品の品質保持にも貢献。CIRは「Safe as Used」評価、生分解性0.85と環境配慮も◎。
「乳酸桿菌/アロエベラ葉汁発酵液」「ガラクトミセス/オリーブ葉発酵エキス」「乳酸桿菌/セイヨウナシ果汁発酵液」「アウレオバシジウムプルランス培養物(黒酵母)」と発酵エキスを4種類配合している点は、成分数14個という小規模処方としてかなり意欲的な構成です。それぞれの生分解性は0.90〜0.95と高水準。なかでも黒酵母由来のアウレオバシジウムプルランス培養物は、β-グルカンを産生し保湿・抗炎症・抗酸化の多機能性が確認されています。ソウル国立大学の研究グループによると、β-グルカンは角質層の水分保持に関与するアクアポリン-3の発現を促進する可能性が示唆されています。ただし全成分の配合順からこれらは後半に位置するため、実際の配合濃度はごく低量(概ね0.1〜1%未満)と推察されます。エイジングケア力3.2点はこのエキス群が支えていると読めます。
EWGスコア1・コメドジェニック度0・CIR「Safe as Used」と安全性の三冠。推奨配合量3〜10%で処方2番目に位置し、このボディウォッシュの保湿基盤を担います。経皮吸収リスク0.40と洗い流しタイプとしては比較的浸透しやすいパラメータを示しており、短時間の接触でも保湿効果を発揮しやすい設計です。後述のヤシ脂肪酸アルギニンとの組み合わせは成分データベース上でも相乗関係が確認されており、洗浄時のべたつき抑制と保水効果の両立を狙った処方と解釈できます。
石鹸系アニオン界面活性剤でEWGスコア4・pH適正域8.0〜9.5のアルカリ性が特徴。健常な肌のpHは4.5〜5.5程度で、継続使用によりバリア機能の一時的な低下が生じやすいとされています。乾燥肌・敏感肌での使用には注意が必要なカテゴリに入ります。コメドジェニック度2という点も気になる要素。ラウリルヒドロキシスルタイン(両性界面活性剤)が同処方に組み込まれており、刺激緩和の役割を担っていますが、根本的なpH域の課題を完全にカバーするものではありません。
ヤシ油由来のスルホベタイン型両性界面活性剤。単体では洗浄力が低いですが、ヤシ脂肪酸Kおよびヤシ脂肪酸アルギニンとの3種併用で泡質向上・刺激緩和・増粘を同時に達成する処方設計上の鍵です。医薬部外品承認成分・化粧品成分基準収載とJP規制上も問題なし。生分解性0.70はやや中程度ですが、CIR「Safe as Used」評価を持ちます。
ヤシ脂肪酸Kはクエン酸・酢酸などの強酸性成分との混合に注意が必要(pH変化で石鹸カスが析出しやすい)。乳酸桿菌/アロエベラ葉汁発酵液は高濃度アルコールや防腐剤との相性が悪く、保存環境にも留意を。
余談ですが、ロンドン大学キングス・カレッジの研究によると、石鹸系洗浄剤を用いたスキンケアでは洗浄後の皮膚pHが元の弱酸性に戻るまでに平均3〜4時間かかることが報告されています。石鹸系洗浄剤の使用後には保湿剤で早期に補うルーティンが肌バリア維持において重要とされています。
「環境と安全に全振りした、潔いミニマリスト処方」
安全性4.3点・生分解性平均0.88という数値が示すとおり、スキンケア効果の最大化よりも「安心・安全・地球に優しい洗浄」というブランドフィロソフィーを忠実に体現した処方です。ただし総合ランク446位/524個中・スキンケア性能1.9点という客観データは、積極的なスキン効果を期待して選ぶとギャップを感じるリスクを示しています。発酵エキス4種の配合は発想として面白い一方、配合順から実効量はごく少量と推察されます。
使用シーン別推奨度:
口コミデータがゼロ件のため現時点では実使用感との照合はできませんが、成分安全性4.3点という客観スコアは発売後に「肌荒れしにくかった」「低刺激だった」という評価が集まる布石になり得ます。スキンケア性能1.9点については、ブランドの発信する「潤いバリアでサポート」という訴求と数値との乖離を今後の口コミ動向で検証していく必要があります。
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