HMENZ スカルプコンディショナーの解析結果

まず、カチオン界面活性剤（４級）が普通に配合されているリンスやトリートメントにあたりますので、
頭皮に塗るとタンパク変性を起こします。

だから、頭皮には塗らないで、髪だけにつけてください。

という、一般的なコンディショナーと同じタイプの製品です。

ということは、、

育毛エキスが入っている意味がない

ということ。

無理して頭皮に塗って、一定時間放置した日には、頭皮はかなり痛々しいダメージを食うことになります。

カチオン界面活性剤のタンパク変性作用というのは、極悪といわれるラウリル硫酸ナトリウムなどより遥かに強力です。

普通に見れば、ステアルトリモニウムクロリド、塩化ジココイルジメチルアンモニウムなど強いカチオン界面活性剤を普通に配合しているため、
頭皮にはつけるべきではないタイプです。

頭皮につけなければ、当然スカルプ系エキスも役に立ちません。

髪につけても、毛が生えるわけではありません。

しかも、流してしまうのですから、尚更です。


かといって、トリートメントとしての能力が高いわけでもなく、一般的なコンディショナーと同等。

さて、この値段と中身を考慮すると、果たしてどう使うと「ハリ・コシを強める」効果が期待できるのか、

あくまでも全成分を拝見した上で、ですが、クオリティには少々疑問を禁じ得ないとお伝えいたします。