カテゴリ:スタイリング剤
総合ランク
総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
安全性が高い商品です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
この商品の強み TOP3 5点満点
そのほかの項目 点数の高い順・点線は中間の 2.5
商品説明
ハイル オリジナル オイルインジェルグリース hairU original oil-in gel grease株式会社アズーロ
■ 総合2.54点|安全性は高いが補修・育毛成分を持たない処方

スタイリング剤内の順位
368個中175位
上位 48%(中位)
安全性の判定
規制対象・高EWG成分は見つかりませんでした
解析チームです。今回は『ハイル オリジナル オイルインジェルグリース』を見ていきます。
成分表はわずか8種類で、シュガースクワランやヒアルロン酸など天然由来成分が並ぶシンプルな処方です。気になるのは「天然由来成分を揃えたスタイリング剤が、なぜ総合2.54点にとどまるのか」という点です。答えは成分表にあります。
スカルプケア力とヘア補修力は要注意水準で、スタイリング剤としての保湿・安全面には一定の水準を持つ商品です。天然由来成分8種に絞った処方は安全性3.6点(平均3.0点)を支えますが、補修・育毛目的の成分がなく、機能スコアを大きく引き下げています。
グルクロン酸とN-アセチル-D-グルコサミンが交互に連なったムコ多糖類(体内にもある保湿物質)で、1gあたり2〜6Lの水分保持能を持ちます。EWGスコア1、コメドジェニック度0と安全性が高く、配合成分中の上位に並ぶシュガースクワランとの組み合わせで保湿持続効果が高まることが成分相互作用データで確認されています。
糖類を主成分にアミノ酸・ビタミン・酵素を内包し、吸湿性と皮膚柔軟化の両面を発揮する動物性保湿成分です。生分解性スコアは0.95と処方内で最も高く、環境負荷の低い素材として評価できます。医薬部外品承認成分でもあり、CIR(米国化粧品成分安全性評価)でも「Safe as Used」と認定されています。
サトウキビを原料とした植物性スクワランで、肌なじみの良さとサラッとした使用感が特徴の油性成分(エモリエント剤)です。EWGスコア1・コメドジェニック度1と低負荷で、ヒアルロン酸と組み合わせることで水分の蒸発を防ぐ封水効果が期待されます。
特に注意が必要な成分はありません。全配合成分のGHS感作性・アレルゲン性・内分泌かく乱疑いのいずれも「該当なし」で、EWGスコアが3以上の成分も処方に存在しません。登録済み6成分の生分解性平均は0.88(易分解)で、環境負荷の観点からも水準の高い処方です。経皮吸収リスクの平均も0.21(低リスク)にとどまり、使用量が蓄積しやすい設計ではありません。
処方全8成分のEWGスコアはすべて1〜2の範囲に収まり、EU・日本ともに規制対象成分がゼロです。感作性リスクの高いカチオン界面活性剤(髪の表面を滑らかにする成分)や合成香料も見当たらず、自然由来成分中心の選択が安全性3.6点(平均比+0.6点)を支えています。
前書きで触れた「総合点が伸びない」疑問の核心はここにあります。スタイリング剤として設計されているため、ケラチン補修成分やアミノ酸系浸透剤、血行促進成分など、スコア算出に寄与する機能成分が処方に存在しません。その結果、スカルプケア力1.3点・髪補修力1.7点という要注意水準になっています。口コミ件数が少なく使用感の検証データはありませんが、スコア上も「補修・育毛を期待する製品ではない」と一致しています。
一言で言うと、安全性が高く保湿補助が効くスタイリング剤ですが、ヘア補修・スカルプケアは期待できない設計です。低刺激素材でスタイリングと同時に保湿をしたい人に向きます。
効果を引き出すには、メーカーが案内しているように手のひらで温めてからなじませる使い方が有効です。シュガースクワランが体温で軟化し、ヒアルロン酸と組み合わさって髪表面への密着度が高まります。
余談ですが、国際化粧品成分命名委員会(INCI)の研究によると、ハチミツに含まれるフルクトースは角質水分量を長時間維持する働きを持つとされています。スタイリング後もその保湿膜が残ることを考えると、日中の乾燥対策として少量使いにも応用できる一本です。まずは毛先へのなじみ感と翌朝の柔らかさを2週間ほど確認してみてください。
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