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総合点

1.78

総合ランク

2511個中 1704

成分数

49

植物エキスの数

4

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

髪補修力

0

育毛力

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

<0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

0

注意が必要な素材

0
FUCES フーチェ ARヘア&スカルプパック解析チャート LIFTる。
販売元による宣伝文
プテロカルプスマルスピウム樹皮エキス→頭皮の糖化を防ぐ。
ソルビトール・ヒアルロン酸・羊毛ケラチン・18‐MEA・9種類の天然オイル等配合
ヘアーサイクル正常化&育毛効果。
使用方法・シャンプー後、軽く髪の水分をおとしてからトリートメントを塗布、3分放置し洗い流してください。
時間が限られた方は塗布後放置せず、サッと洗い流してもOK、リンス効果は感じ取っていただけます。
NMF→アミノ酸やミネラルなど、水となじみやすく保持力をもった天然保湿因子。
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FUCES フーチェ ARヘア&スカルプパックの解説

スカルプパックとしては絶望的にダメ

このトリートメント、 髪に使えば優秀。しかし スカルプパックとしては失格。

なぜスカルプパックという名前なのか?

良くも悪くも、 普通にトリートメントなんです。 4級カチオン界面活性剤をベースに据え、 ジココジモニウムクロリド、 ベヘントリモニウムメトサルフェートなど、 複数に及ぶカチオン界面活性剤を 内包したトリートメント。まさに、髪用の紛うことなき構成といえます。

そんなトリートメントですから、 スカルプパックとして使ってしまった場合、 大変なことになります。

というのも、 4級カチオン界面活性剤は 脱毛剤として使われるもの タンパク変性作用や脱毛作用が強く、 スカルプパック=頭皮ケア用として使うには あまりにも危険。 他に幾ら頭皮に良い成分が配合されていたとしても、 カチオン界面活性剤ベースである時点で忌避すべきなのです。

割り切って髪だけに使うのであれば決して 悪くはない製品ではあります。

前述したカチオン界面活性剤をベースに、18−MEAを補給できるイソアルキル(C10‐40)アミドプロピルエチルジモニウムエトサルフェート、脂肪酸(C10‐30)(コレステリル/ラノステリル)、オリーブ油やホホバ油に ヒアロベール= ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウムなど、 主にキューティクルの補修能力が高いトリートメントであるということは言えます。 クパスオイルと呼ばれる、 テオブロマグランジフロルム種子脂も配合。これは、 チョコレートの原料にも使われる リッチな感触の脂ですね。 使用感はかなり滑らかなものとなりそう。

しかし だからといって、 繰り返しになりますが 頭皮に 塗るのは話が全く別です。 ステアルトリモニウムクロリドは、 ズバリ脱毛剤の主成分として使われるほどの成分ですから、これはハゲても 文句は言えません。よって、 スカルプパックとして使うことは 絶対に NG です。

そういう意味では、 この製品がスカルプパックと名乗ってしまっていることについて、 大いに非難にあたる問題だなとは感じます。

せっかく、 髪にだけ使うので あればそれなりに使えるクオリティであるのに、です。