カテゴリ:育毛トニック
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総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
一部の成分に注意が必要です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因皮膚感作性1件・アレルゲン1件・経皮吸収25件
メーカー
ADAPT INC.ブランド
EPAIS容量
150ml参考価格
2980円1ml単価
19.9円JAN
8809567709416ASIN
B0GH6367JSID
11766製造国
韓国シリーズ名
グローターンエクソソームヘアアンプル対象の髪タイプ
頭皮ケア向け発売年
2025年公式サイト
公式サイトを見る全成分
商品説明
解析チームです。2,980円・150mlのメンズ向けスカルプアンプルを成分面から読み解きます。医薬部外品承認の育毛成分を複数搭載した意欲的な処方ながら、スタッツ総合点は2.94点と平均をわずかに下回ります。どこに光があり、どこに限界があるのか、42成分の全貌を整理しました。
スタッツで際立つのは配合成分のレベル3.5点(平均比+0.5点)です。アデノシン・グリチルリチン酸ジカリウム・カフェインという国内医薬部外品育毛成分として承認実績のある3成分が一処方に揃う組み合わせは、同価格帯の育毛トニックとしてはやや珍しい構成といえます。
一方で髪補修力1.3点は「要注意」レベル。加水分解タンパク以外にダメージ補修を狙うケラチン系・シリコン系成分が見当たらず、そもそもダメージ補修を目的としない設計です。スカルプケア力2.5点・使用感2.5点は「やや物足りない」水準で、エイジングケア力3.3点が相対的な強みとなっています。2,980円で150ml(約1.5か月分)という換算コストは日単位で約66円ですが、コスパ評価は2.67点とやや物足りない水準にとどまります。
安全性の内訳:EWGスコア分布(スコア登録済み19成分)
EWGスコアが登録されている成分のみ集計。未登録成分(竹酢液エキス・軟玉粉末等)は含まない。
処方の設計図:役割グループ別・成分構成の重心
バー幅はグループ内成分数を相対比較したもの(配合量ではない)
資生堂が育毛効果で薬事承認を取得したヌクレオシドで、FGF-7(線維芽細胞成長因子)産生の促進が作用機序です。毛包の成長期を延長し、発毛サイクルを整える方向に働くと報告されています。推奨配合量0.01〜0.1%に対してEWGスコアは1(最安全)、かつ経皮吸収リスク0.60は「有効成分としての浸透力」と前向きに捉えられます。本処方ではペプチド類とも共存しており、頭皮機能面への複合アプローチが設計意図として読み取れます。
オウゴン根エキスのバイカリン・バイカレインは5α-リダクターゼ(男性型脱毛の鍵酵素)を阻害し、過剰な男性ホルモン活性を抑える方向に作用します。同時に配合されているグリチルリチン酸ジカリウム(EWG:2 / 医薬部外品承認)はプロスタグランジンE2の産生を抑制し、頭皮の慢性的な炎症を根元から制御。成分間の相互作用データでも「グリチルリチン酸ジカリウム × アラントイン × β-グルカン」の相乗効果が確認されており、処方内でこの組み合わせが成立しています。炎症を抑えながら5α-リダクターゼにも干渉するという二軸アプローチは、コスト帯を考えると評価できる部分です。
頭皮に浸透後、体内酵素によりパントテン酸(ビタミンB5)へ変換され、コエンザイムAの前駆体として毛包細胞のエネルギー代謝に関与します。NMF(天然保湿因子)生成を促してバリア機能も補修。アラントイン・グリセリンとの相乗保湿効果が成分データで確認されており、保湿力2.9点の主要な担い手です。余談ですが、Journal of Cosmetic Dermatologyの論文によるとパンテノールは5%濃度で頭皮のスケーリングを有意に低減したと報告されています。
ドイツ・イエナ大学の研究(Fischer et al., 2007)では、カフェインがテストステロン誘導性の毛包萎縮を抑制し、毛幹の伸長を促進すると報告されています。本処方では配合順6番目と比較的高い位置にあり、経皮吸収リスク0.80は有効成分として頭皮への到達が期待できることを示しています。オウゴン根エキスとの5α-リダクターゼ抑制の方向性が一致しており、処方の軸が「アンドロゲン感受性の制御」に向けて設計されていることが分かります。
パルミチン酸を付加することで脂溶性を高め、皮膚への浸透効率を向上させたペプチド誘導体が2種同時配合されています。パルミトイルトリペプチド-5はコラーゲン分解酵素(MMP)の活性抑制と炎症性サイトカイン抑制、パルミトイルテトラペプチド-7はエラスチン産生促進が主な作用機序で、頭皮の加齢性変化に対するアプローチを担います。この2成分の組み合わせは「マトリキン系ペプチド複合処方」として美容液ジャンルでよく見られる設計で、スカルプ用途への転用はエイジングケア力3.3点の根拠になっています。
「育毛成分は本気、でも変性アルコールが気になる2,980円の多機能スカルプアンプル」
配合成分レベル3.5点が示す通り、アデノシン・グリチルリチン酸ジカリウム・カフェインの3大育毛系承認成分に加えて5種ペプチドまで投入した処方密度は、2,980円というプライスポイントを考えると厚い内容です。ただし変性アルコールが配合2番目という事実は、皮膚科学的な観点から長期使用時の頭皮バリアへの影響として無視しづらい点です。
髪のダメージ補修(1.3点・要注意)には一切期待せず、あくまで「頭皮環境のコンディショニングとエイジングケア(3.3点)」に用途を絞って使うのが正しい使い方です。口コミ情報が現時点で蓄積されていないため、使用感・実感に関しては成分解析から推定した評価であることをお断りします。
使用シーン別推奨度:
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