解析結果

エルカノン シャンプー

カテゴリ:シャンプー

エルカノン シャンプー
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総合ランク

2173個中 1513

総合点

2.75
2.75

1mlあたり

2420
コスパ
2.4

カテゴリ内順位

69%以内
1,511位 / 2,173製品中
上位
エルカノン シャンプー解析チャート
オズモール編集部厳選「ヘアサロン予約」

DATA口コミ・販売データ

Amazon 180732 Amazonランク

@cosme 7.0 口コミ 1件

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

EU規制の成分が検出されました(1件)

個人差要因皮膚感作性11件・アレルゲン9件・内分泌撹乱性1件・経皮吸収29件

リスクスコア 6/100 | ! フラグ成分 1 | EWG 29件評価済み
EU規制 ベルガモット果実油
EWG 3+ PG(4)、イソプロパノール(6)、イランイラン花油(4)、エタノール(3)、エチドロン酸(3)、オレンジ果皮油(4)、クオタニウム-18(4)、コカミドDEA(4)、コカミドプロピルベタイン(3)、ココイルアラニンTEA(3)、コリアンダー果実油(3)、ジステアリン酸PEG-150(3)、セテス-20(4)、ビターオレンジ花油(5)、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル(7)、プチグレン油(5)、ベルガモット果実油(6)、ポリクオタニウム-6(3)、マンダリンオレンジ果皮油(4)、ヤシ油(3)、レモングラス油(4)、ローズマリー葉油(4)
リスクスコア
6 / 100
解析安全性値
2.3 / 5
EWG スコア
平均 3.4 最高 7
フラグ成分の詳細(1件)
EU規制 EU化粧品規制 Annex II禁止/Annex III制限
ベルガモット果実油
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 11件
イランイラン花油・オレンジ果皮油他
アレルゲン香料
9件検出
イランイラン花油・オレンジ果皮油他
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
1件検出
ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル
生分解性
80%
易分解性
経皮吸収リスク
42%
中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 34
植物エキス 7
コスパ
2.4
安全性
3.0
素材の品質
3.3
洗浄剤の品質
4.8
洗浄力
2.9
髪補修力
1.0
育毛力
1.7
使用感の良さ
3.3
エイジングケア
2.7
ホワイトニング
2.6
保湿効果
3.0
スキンケア力
1.4
環境配慮
3.1
浸透力
2.7
即効性
4.1
持続性
2.8
ツヤ感
2.8
サラサラ感
3.9
優れた素材 0
注意素材 0
香り 心やすらぐオーガニック精油の香り
広告を含みます。

商品説明

1. くせ毛・うねり毛をまとまりやすくする処方 2. 髪のうねり防止成分「エルカラクトン」配合 3. 髪のねじれ防止成分「トステア」配合 4. やさしく洗うアミノ酸系・弱酸性・ノンシリコン 5. 心やすらぐオーガニック精油の香り
広告を含みます。

ANALYZEDエルカノン シャンプーの解説

洗浄成分はトップクラスなのに、なぜ安全性評価がそこまで低いのか

解析チームです。「くせ毛・うねり毛向け」を謳うアミノ酸系ノンシリコンシャンプー、エルカノン シャンプーを解析します。洗浄剤の品質は突出している一方、安全性指標では看過できないデータが複数確認されました。

概要

STATS OVERVIEW — 解析ドットコム評価
洗浄剤の品質4.8 / 5.0
配合成分のレベル3.3 / 5.0
使用感3.3 / 5.0
保湿力3.0 / 5.0
エイジングケア力2.7 / 5.0
全体的な安全性1.4 / 5.0
スカルプケア力1.4 / 5.0
髪補修力1.0 / 5.0
総合点
2.56
成分数
34
生分解性
0.80

総合点2.56点は業界平均3.0点を-0.44点下回る「やや物足りない」水準。最大の強みは洗浄剤の品質4.8点(圧倒的・トップクラス)で、アミノ酸系洗浄剤の選定精度は高く評価できます。一方で、全体的な安全性1.4点・髪補修力1.0点・スカルプケア力1.4点はいずれも「要注意」レベル。「天然オーガニック精油」の訴求とは裏腹に、精油ブレンドに起因するGHS感作性1B成分が11種確認されており、安全性スコアを大きく引き下げています。コンセプトと実際の処方設計の間にはっきりとしたギャップがある製品です。

注目成分

4種のヒアルロン酸ストラクチャー

本処方はヒアルロン酸Na・加水分解ヒアルロン酸・ヒアルロン酸・アセチル化ヒアルロン酸Naを同時配合する「ヒアルロン酸クアッドアプローチ」を採用しています。高分子ヒアルロン酸Naが髪・頭皮表面で水分蒸発を防ぐバリアを形成し、低分子の加水分解ヒアルロン酸(分子量数百〜数万Da)が角質層内部へ浸透して持続保湿に寄与。EWGスコアはいずれも1(最安全域)、CIR評価も"Safe as Used"と安全性は高水準です。余談ですが、東京農業大学の研究グループによると、低分子ヒアルロン酸は高分子型に比べ角質層中の水分保持量を有意に向上させることが示されており、この多層設計は保湿力を底上げする合理的な処方といえます。ただし、洗い流しシャンプーというカテゴリの制約上、接触時間が短く実感として保湿力スコアは3.0点(標準的)に留まっています。

ベルガモット果実油(EWG:6 / EU規制対象)

成分の中で特に確認が必要なのがベルガモット果実油。EWGスコア6と本処方中の最高リスク成分の一つです。フロクマリン類(ベルガプテン等)による強い光毒性を有し、EUではAnnex IIIで配合濃度に上限規制が設けられています。また、GHS感作性1B物質に分類されており、アレルゲン性も報告されています。ローズマリー葉油との相乗効果データは確認されていますが、安全性の観点では配合量の管理が極めて重要な成分です。洗い流し製品のため光毒性リスクは軽減されますが、頭皮への残留には留意が必要です。

ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル(EWG:7 / EDC疑い)

本処方で安全性上最も注目すべき成分です。EWGスコア7は本処方最高値。EU規制でリーブオン製品への使用制限(Annex V)が設けられており、日本では指定成分(旧表示指定成分)に相当する防腐剤として化粧品基準に収載されています。さらに内分泌かく乱物質(EDC)疑い成分として分類されており、GHS感作性1B物質でもあります。フェノキシエタノールやパラベン類との相乗効果は確認されていますが、本処方ではそれらとの組み合わせは確認されません。推奨配合量は0.0025〜0.02%と微量域ですが、繰り返し使用での蓄積リスクについて客観的なデータが蓄積されつつある成分です。

ポリクオタニウム-6 × ココイルアラニンTEA(相乗設計)

洗浄剤の品質4.8点の核心がここにあります。アミノ酸系アニオン洗浄剤ココイルアラニンTEA(EWG:3、生分解性0.80)と、カチオン性コンディショニングポリマーポリクオタニウム-6の組み合わせは、成分間相互作用データでも「アニオン界面活性剤との複合体形成でコンディショニング強化」と明記されている相乗効果が確認済みの組み合わせです。洗浄と同時に毛髪表面を整える「洗いながらコンディショニング」のメカニズムを設計した点は、処方設計上の巧みさとして評価できます。ベビーシャンプーにも採用実績のあるコカミドプロピルベタインも加えたトリプル洗浄設計で、洗浄のマイルドさと泡立ちを両立しています。

精油ブレンド11種(GHS感作性1B 9成分含有)

ネロリ油・マンダリンオレンジ果皮油・ベルガモット果実油・コリアンダー果実油・オレンジ果皮油・ビターオレンジ花油・プチグレン油・レモングラス油・ローズマリー葉油・イランイラン花油と、成分表の中盤に精油が集中的に並びます。これらのうち9成分がEUの香料アレルゲン表示義務対象であり、リナロール・リモネン・ゲラニオール・オイゲノールなどの共通アレルゲンが複数の精油にまたがって存在しています。ローズマリー葉油のα-ピネンによる抗菌・血行促進効果、イランイラン花油の皮脂バランス調整作用など機能的な側面もありますが、これだけ多種の感作性精油を重ねる処方設計は、感作リスクの観点では慎重に見る必要があります

メリット・デメリット

MERIT
  • 洗浄剤の品質4.8点。アミノ酸系+両性のトップクラス設計
  • 4種ヒアルロン酸配合。分子量の異なる多層保湿アプローチ
  • アルガン・マカデミア・バオバブなど高品質オイルを複数配合
  • 生分解性0.80(29成分平均)。環境負荷が低い処方設計
  • ポリクオタニウム-6×アニオン洗浄剤の相乗コンディショニング効果
DEMERIT
  • 全体安全性1.4点(要注意)。EWG7のブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル(EDC疑い)配合
  • 髪補修力1.0点(要注意)。ケラチンやペプチドなどの補修成分が不在
  • GHS感作性1B成分が11種、アレルゲン性成分9種と精油由来リスクが集中
  • イソプロパノール(EWG:6)配合。過剰な脂質除去リスクあり
  • ベルガモット果実油はEUで濃度規制対象(Annex III)

注意点:成分間の拮抗リスク

イソプロパノールは「タンパク質系成分・高濃度の保湿剤」との注意情報があり、本処方のヒアルロン酸系成分や加脂肪剤との設計上の整合性に疑問が残ります。また、精油多種配合×クオタニウム-18(EWG:4)の「アニオン界面活性剤との拮抗」という注意情報も処方全体の安定性において確認が必要なポイントです。

まとめ

VERDICT DASHBOARD
洗浄設計
S
圧倒的
安全性
D
要注意
補修力
D
要注意
環境負荷
B
平均以上

一言で言うと

「洗浄剤の品質だけS級。ただし安全性の設計コストが高すぎる」

洗浄剤の品質4.8点(圧倒的・トップクラス)という数値は本物であり、アミノ酸系洗浄剤の選定レベルは同価格帯の中でも高い水準です。ところが、EWG7のブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル(EDC疑い)・EWG6のベルガモット果実油(EU規制対象)・EWG6のイソプロパノールが同居し、さらにGHS感作性1B成分が11種という状況は、せっかくの洗浄設計の良さを安全性コストで打ち消してしまっています。ヘアケアに精油ブレンドを取り入れること自体は否定されるものではありませんが、これだけの種類をまとめて配合すると「何かひとつには反応しやすい人」が一定数生じるリスクは無視できません。

余談ですが、International Journal of Cosmetic Scienceによると、精油の複合配合は単独使用に比べて皮膚感作の累積リスクが増加するケースが報告されており、精油の「自然由来」という印象と実際の刺激リスクは別に評価すべきと指摘されています。

使用シーン別推奨度:

  • くせ毛・うねり毛のまとまり改善が最優先の方:エルカラクトン配合のアプローチは目的に合致するが、安全性データを踏まえてトータル評価を要する
  • ダメージヘアの補修を求める方:髪補修力1.0点(要注意)。ケラチン・加水分解タンパク系成分が不在であり、補修目的には別製品の選択を推奨
  • 頭皮トラブルが気になる方・香料感作リスクが高い方:GHS感作性1B成分11種・アレルゲン性成分9種の観点から、このカテゴリには不向きといえる
  • 洗浄のマイルドさと香りの豊かさを重視する方:洗浄剤の品質4.8点・使用感3.3点は強み。香りの豊かさを最重視し、感作リスクが気にならない場合は選択肢になりうる
  • 環境配慮を重視する方:生分解性平均0.80(易分解・環境負荷低)は同カテゴリの中でポジティブなデータ。ただしマイクロプラスチック非含有は環境面での加点材料

口コミデータが蓄積されていない新規解析のため市場評価との照合は現時点では困難ですが、@cosmeスコア7.0/7.0という満点評価は「使用感・香り」への高評価によるものと考えられ、使用感3.3点とは概ね一致する方向性です。一方で安全性・補修力の弱点は、継続使用による評価の分化として今後現れる可能性があります。

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