解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
サンリッシュブランド名
DRH+容量
400ml参考価格
1650円1mlあたり
4.1円JANコード
4573442740828KaisekiID
8368全成分
端的にいえばアミノ酸系シャンプー、なのですが、全成分表はさながら植物園のよう。
大量の植物エキスで埋め尽くされた成分表からは、さまざまな美容効果を期待したい作り手の意図が読み取れます。
基本構造の骨格を見ていくと、ココイルメチルタウリンNaベースのアミノ酸型洗浄剤に、ヘマチンと植物エキス、PPTが添加という形ですね。
泡立ち、泡持ちはあまりよくなさそうで、良く言えばしっとりタッチ。植物エキスがある程度多い影響で、よりしっとり感が増幅されている感じですね。
全体として肌に優しく、ヘマチンの恩恵を活かせるシャンプーであると考えられます。
まず安全性が高いということ。それと、ヘアケア、スカルプケア面でメリットがわりと多いということ。
植物エキスのメリットは、抗酸化力、抗炎症、保湿など多岐にわたりますが、これだけ種類が多いとメリットも薄まりそうなのは想像できますね。
成分数が多い=効果も薄くなってしまうということ。
ヘマチンの育毛・過酸化水素除去、髪補強などのメリットは多少期待できると思います。
濃度高めなヘマチンのメリットを活かせる、スカルプケア・ヘアケア系シャンプーです。
植物エキスはあくまで補助的なもので、メインはやはりヘマチンと考えていいでしょう。これの恩恵は臭いを抑制する、過酸化水素を除去する、ダメージヘアを補強するといった効果が見込まれ、プロも使う素材の1つです。
ただし、シャンプーとしては安全ではありますが、泡立ちや使用感の面でさほど快適とはいえない印象。
ごちゃごちゃとしている全成分表の感じと裏腹に、使用感はやや退屈に感じられるかもしれません。髪補修力があり、しっとりしているわりには潤滑性がそれほど改善されない感じもあり、仕上がりはやや中途半端な印象があるでしょう。
値段がそれほど高くない点を見ても、有効濃度にそれぞれが達していないのではないかな、という疑惑が強くなります。ということで、良い素材もあるシャンプーですが、少し中途半端な感じになってしまっている、という内容でした。
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