広告

総合点

0.91

総合ランク

2931個中 2579

成分数

40

植物エキスの数

16

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

洗浄剤の品質

0

洗浄力

0

髪補修力

0

育毛力

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

<0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

1

注意が必要な素材

0
デオタンニング スカルプシャンプー解析チャート
販売元による宣伝文
柿タンニン配合で、年齢・汗など気になる不快な香りやフケ・かゆみなどを洗浄によってしっかり落とすスカルプシャンプー。フルーティミント香り。

関連商品
    デオタンニングの関連商品
デオタンニング スカルプシャンプー解析チャート
広告

デオタンニング スカルプシャンプーの解説

相当やばいシャンプーですよ、これ。

このシャンプー、デオタンニングスカルプという名称ですが、その意味はデオドラント+タンニン+スカルプケアですね。端的に言えば、根こそぎ洗浄して皮脂を取り去り、さらにタンニンの効果で毛穴を引き締めて皮脂そのものの分泌を抑える=ニオイの元を断つというところに目的があるようです。

そのとおりに、ベースはラウレス硫酸Naとオレフィン(C12-14)スルホン酸Na。さらに粘土鉱物の一種であるベントナイトやカキタンニン、硫酸AL/K、ナタマメエキスなど、その目的を反映した素材が配合されているのがわかります。

どうしようもなくデメリットが目立つ

たしかにこのシャンプーで洗浄することで、一時的に皮脂由来の臭いの元を絶つことはできるでしょう。それこそ、強い洗浄剤だけでなく吸着力のある粘土成分、さらに重曹を配合するなど、見た目以上に強い脱脂力が特徴となっているからです。

一時的にと言ったのは、強い洗浄=元の状態より悪くなるパターンが多いという懸念があるためです。

強く洗浄することで取り去られた皮脂は、すぐに肌を守ろうとせっせと分泌を始めます。ただ、毛穴を引き締める効果がある成分が多く配合されているため、頭皮ニキビの発生を懸念されるほか、収斂作用がそれほど効かない場合は脂漏性皮膚炎に陥る可能性もなくはないでしょう。

逆に、皮脂が分泌する暇もないほど、このシャンプーで繰り返し繰り返し洗うような状態であれば、当然肌バリアがなくなるわけですから、あらゆる皮膚トラブルに悩まされることになるわけです。

匂いがなくなったとしても、肌バリアを失った髪と頭皮は乾燥から始まり、あらゆる皮膚疾患を招く状態となっているといえます。

ここに、メントールなどの強い衝撃が加わるわけですから、このシャンプーで洗うのはなかなか勇気がいるということになります。

更に悪いことに、ベントナイトという成分は針状シリカ、つまりアスベストと同様の形状をしていて、これが肺に問題を起こす遠因となる可能性も秘めているわけです。

吸着性が高いベントナイト(粘土、泥のような成分)ですから、髪や頭皮への残存性は決して低くないことは想像できますよね。これが乾燥して、鼻や口から吸い込んでしまった場合、それが蓄積していくことで思わぬ健康被害を被る可能性もゼロではないのです。

まとめ

このようなことから、単に強い洗浄力のシャンプーであるという以上にほとんどお勧めする気にもならないということがお分かりいただけるのではないでしょうか。

シンプルにこのシャンプーを選ぶくらいなら、よくある市販のシャンプーのどれを選んでもおそらくもマシであろう、ということが言えると思います。