解析結果

シエロ カラートリートメント リタッチ用 (白髪染め トリートメント) ダークブラウン

カテゴリ:カラートリートメント

🏆 2025年ベストコスメ アイテム賞受賞
販売開始から 15年6ヵ月19日(5679日)
シエロ カラートリートメント リタッチ用 (白髪染め トリートメント) ダークブラウン
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総合ランク

92個中 65

総合点

2.37
2.37

1mlあたり

5.1
コスパ
2.5

カテゴリ内順位

84%以内
78位 / 92製品中
上位
シエロ カラートリートメント リタッチ用 (白髪染め トリートメント) ダークブラウン 解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 821 Amazonランク

@cosme 4.4 口コミ 1,424件

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした

個人差要因皮膚感作性1件・経皮吸収19件

リスクスコア 0/100 | フラグ成分 0 | EWG 13件評価済み
リスクスコア
0 / 100
解析安全性値
2.3 / 5
EWG スコア
平均 2.5 最高 7
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 1件
フェノキシエタノール
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
なし
生分解性
67%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
36%
低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 22
植物エキス 0
コスパ
2.5
安全性
3.8
素材の品質
2.4
髪補修力
1.6
育毛力
1.7
使用感の良さ
3.6
エイジングケア
2.1
ホワイトニング
3.0
保湿効果
2.9
スキンケア力
0.2
環境配慮
1.1
浸透力
2.4
即効性
3.0
持続性
3.1
ツヤ感
3.5
サラサラ感
3.9
優れた素材 0
注意素材 0

メーカー

ホーユー

ブランド

Cielo

容量

140ml

参考価格

714円

1ml単価

5.1円

JAN

4987205011108

ASIN

B0BB2N6MZY

発売日

2022年9月12日

ID

11519

製造国

日本

シリーズ名

シエロ カラートリートメント

対象の髪タイプ

白髪・ダメージ毛向け

公式サイト

公式サイトを見る

使い方

生え際や分け目に沿って、直接ノズルを滑らせるように塗布します。頭皮にすり込まないようになじませます。白髪が気になる部分には、たっぷり塗ります。5~10分放置して、洗い流します。
広告を含みます。

商品説明

白髪用カラートリートメント 高密着ナノカラー処方採用! たった1回で白髪が染まる 自然由来指数90%以上 (水を含む)ISO16128準拠 ジアミン系染料フリー 原産国:日本
広告を含みます。

ANALYZEDシエロ カラートリートメント リタッチ用 (白髪染め トリートメント) ダークブラウン の解説

白髪に染まる仕組みは分かった。では、頭皮への影響はどう読む?

解析チームです。ホーユーのシエロ カラートリートメント リタッチ用(ダークブラウン)を成分データから読み解きます。「ジアミン系染料フリー」「自然由来指数90%以上」を掲げる低価格帯の白髪染めトリートメント。果たしてその実力は、スタッツが語る数字に正直に現れています。

概要:使用感は平均以上、でもスカルプへのアプローチはほぼゼロ

総合点2.37点(平均3.0)は108製品中54位と中下位。スタッツを見ると、カラートリートメントとしての「使用感」に注力した設計であることが数字に滲み出ています。

シエロ カラートリートメント リタッチ用
解析ドットコム スタッツ評価(5点満点・平均3.0)
使用感 3.6
保湿力 2.9
コスパ 2.5
配合成分のレベル 2.4
全体的な安全性 2.3
エイジングケア力 2.1
髪補修力 1.6
スカルプケア力 0.2
2.37
総合点
54位
108製品中
22成分
総成分数

最も目を引くのは使用感3.6点(平均比+0.6)という相対的な強みと、スカルプケア力0.2点という圧倒的な弱点の対比です。「染める」という目的に処方設計が集中しており、頭皮ケア・補修成分の配合はほぼ見られません。保湿力2.9点は標準的な水準を確保していますが、ダメージ補修を期待すると髪補修力1.6点という数字が現実を語っています。714円という価格設定を踏まえれば「染める機能に特化したエントリー製品」として評価するのが適切な見立てです。

注目成分:染料の巧みな組み合わせと、惜しい保湿処方

主要成分マッピング
カラーリング系
HC黄4 × HC青16
→ 相乗でダークブラウン発色
HC青2 / HC赤13
塩基性橙31
2-アミノ-6-クロロ-4-ニトロフェノール
保湿・オイル系
グリセリン(EWG1)
アルガニアスピノサ核油
オリーブ果実油
ツバキ種子油
ミネラルオイル(EWG4)
ベース・機能系
ベヘントリモニウムクロリド
炭酸水素アンモニウム(EWG4)
ジメチコン(EWG3)
セトリモニウムクロリド(EWG7)
ヒドロキシエチルセルロース

HC黄4 × HC青16:ダークブラウンを作る染料の組み合わせ

この製品の染色性能の核心は、HC黄4とHC青16の相乗効果にあります。解析チームが確認した成分間相互作用データでも「この製品で実現している相乗効果」として明示されている組み合わせです。HC染料(HC=Hair Color)は分子サイズが小さく、キューティクルの隙間から毛髪内部に浸透して着色するタイプ。ブリーチ作用を持つジアミン系酸化染料とは異なり、毛髪・頭皮へのダメージを最小化できる仕組みです。黄色系のHC黄4と青系のHC青16・HC青2を組み合わせることでダークブラウンの色調を再現しており、これに塩基性橙31を加えた多染料処方が採用されています。ただし色持ちは約3週間程度と短く、「リタッチ用」という製品コンセプトと整合しています。なお、HC青16はEU化粧品規則附属書IIIで審査対象の規制対象染料に該当しており、使用上の留意点として把握しておく情報です。

グリセリン:EWG1の基幹保湿成分

EWGスコア1(最安全域)で、推奨配合量3〜10%の範囲で使用されるグリセリンが成分表上位に配置されています。三価アルコール構造による吸湿性と保水性で角層水分量を増加させる作用は、50年超の使用実績に裏打ちされた信頼性があります。ベヘントリモニウムクロリドとの組み合わせでコンディショニング効果を底上げする相乗関係が確認されており、処方設計上の連携が見られます。余談ですが、Journal of Cosmetic Dermatologyに掲載された研究によると、グリセリンは高濃度配合(10%以上)でヒアルロン酸と同等以上の保水効果を示すことが報告されています。

ベヘントリモニウムクロリド:カチオン吸着でまとまり感を生む

C22長鎖アルキル基を持つ4級カチオン界面活性剤です。損傷毛髪の表面は負電荷を帯びており、正電荷を持つベヘントリモニウムクロリドが選択的に吸着して疎水性保護膜を形成します。これが使用感3.6点(平均比+0.6)という比較的高いスコアに直結していると考えられます。なお、皮膚刺激性が強い成分であるため、頭皮に直接塗布しないことが前提の成分です。

炭酸水素アンモニウム:キューティクルを開いて染料を届ける

EWGスコア4で弱アルカリ性を示すpH調整剤です。ヘアカラートリートメントにおいて、キューティクルを適度に開口してHC染料の浸透を補助する役割を担います。加熱によりアンモニア・CO₂・水に分解される特性があり、酸性成分(クエン酸・乳酸等)や強酸化剤との配合で効果が減弱する点は注意が必要です。「高密着ナノカラー処方」という訴求との関連成分として位置付けられます。

アルガニアスピノサ核油・オリーブ果実油・ツバキ種子油:天然オイル三種の処方

三種の天然植物油が処方に並んでいます。アルガンオイル(EWG2・生分解性0.95)、オリーブ果実油(EWG2・生分解性0.95)、ツバキ種子油(EWG1・生分解性0.95)はいずれも生分解性が極めて高く、環境負荷の観点でも評価できる選択です。ツバキ種子油はオレイン酸を約85%含有し、毛髪への浸透性と自然な艶付与に寄与します。ただし全成分中の配合順位から見ると、これらオイルは中〜下位に位置しており、メインの保湿設計を担うというより「感触改良・香り立て」的な役割が実態に近いと推測されます。

メリット・デメリット

メリット
  • ジアミン系染料フリーで染色できる安心感
  • HC染料の多重組み合わせ(黄・青・赤・橙)でダークブラウンを再現
  • 使用感3.6点は平均を上回るコンディショニング設計
  • 天然オイル3種(アルガン・オリーブ・ツバキ)が生分解性0.95以上と環境負荷が低い
  • 自然由来指数90%以上(ISO16128準拠)・国内生産
  • 714円というエントリー価格でのアクセスしやすさ
デメリット・注意点
  • スカルプケア力0.2点:頭皮ケアは期待できない
  • 髪補修力1.6点:ダメージ補修成分がほぼ不在
  • ミネラルオイル(EWG4)・ジメチコンは生分解性0.20で環境負荷が高め
  • 色持ち約3週間程度(HC染料の特性)
  • セトリモニウムクロリド(EWG7・旧指定成分)が配合:頭皮接触には注意が必要
  • フェノキシエタノールはGHS感作性1B物質に分類されている防腐剤
処方設計上の注意点

HC青16とHC黄4の相乗効果は強アルカリ・酸性成分・強酸化剤の存在で損なわれます。他のヘアカラー剤や酸性トリートメントと近い日程での使用は色調ムラや色持ち低下につながる可能性があります。また炭酸水素アンモニウムは酸性成分(クエン酸配合のヘアケア等)と拮抗関係にあるため、酸性リンスとの組み合わせには注意が必要です。

まとめ

一言で言うと

「頭皮を守りたい気持ちは置いといて、とにかく白髪を染める」に特化した一本

スカルプケア・補修を求めるなら別製品の検討を。染色機能と使用感に目的を絞れば、714円という価格帯で合理的な選択になりえます。

総合点2.37点(108製品中54位)は決して高いスコアではありませんが、これは「白髪染めトリートメント」という製品カテゴリの設計意図を反映した結果でもあります。HC染料5種(黄・青×2・赤・橙)を組み合わせてダークブラウンを再現するアプローチ、そしてベヘントリモニウムクロリドによるカチオン吸着コンディショニングが使用感3.6点を支えており、「染めながら手触りも整える」という最低限のバランスは取れています。一方、セトリモニウムクロリド(EWG7)や炭酸水素アンモニウム(EWG4)の配合があり、全体的な安全性スコア2.3点はやや物足りない水準です。また、ジメチコンとミネラルオイルの生分解性がそれぞれ0.20と低く、環境負荷の観点では課題が残ります。

使用シーン別推奨度:

  • ジアミンアレルギーが気になる方の白髪リタッチ向け:酸化染料不使用・ジアミン系フリーという点は明確な強みで、カラートリートメントカテゴリでの用途としては合理的な選択肢。
  • 頭皮ケアを同時に求める方向け:スカルプケア力0.2点は壊滅的で、この目的には適しません。
  • ダメージ補修も期待したい方向け:髪補修力1.6点。補修成分が実質的に不在のため、別途トリートメント使用を前提にする使い方が現実的。
  • コスパ重視でリタッチ頻度が高い方向け:コスパ2.5点はやや物足りない水準ですが、714円・140mlというコストは「月1〜2回のリタッチ用途」としては許容範囲内。

@cosmeスコア4.4/7.0という数字と、スタッツの使用感3.6点は方向性が一致しており、「実際に使ってみた感触は悪くない」という実使用感の評価軸では一定の信頼性があります。ただし補修・スカルプ系の訴求との乖離は明確に存在します。

豆知識:余談ですが、Journal of the Society of Cosmetic Chemistsの研究によると、HC染料はアルカリ側(pH8〜9)で毛髪への浸透速度が最大化されることが示されています。炭酸水素アンモニウムによるpH調整はまさにこの条件を意図した設計と考えられ、「高密着ナノカラー処方」という訴求の化学的根拠の一端を担っています。

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