バルクオム ザ スカルプセラム BULK HOMME THE SCALP SERUMの解析結果

バルクオムザスカルプセラムの効き方

一般的ないわゆるトニック剤の作用秩序とは少し異なるアプローチです。
ズバリ保湿効果を徹底的に与えて育毛を目指すという製品のようです。
ベースが水ではなく加水分解コラーゲンエキスであることに始まり、 水性保湿油と呼ばれる PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリンの配合もありますね。
頭皮の表面からさらに浸透して徹底的に保湿効果を残していこうという方針です。

グルコシルヘスペリジン

毛細血管を強化する効果があるフラボノイド。また、 抗酸化作用も優れる素材であり育毛効果に役立つであろうを素材の一つです。この成分がベースとなっている保湿効果に加えて主役の一つとなり得る存在感があります。リンゴ果実培養細胞エキス、センブリエキスも似たような効果を意図しているものと思われますね。

PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリンが鍵になる

バルクオムザスカルプセラムの軸となっているのは保湿効果ですが、この長い名前の成分も非常に重要な役割を担うと思われます。粘度調整のような役割を果たすのに加え、高配合してもベタベタせず水のようなタッチであることから水性保湿油と呼ばれる成分で、 前述した保湿成分や抗酸化成分の浸透を助ける役目も担います。

バルクオムザスカルプセラムは効くのか？

ここまで見てきた素材を総合的に見てみると、育毛効果としてはよくある他社製品とはアプローチが少し違いますが、結果的に育毛効果につながる可能性は感じます。グルコシルヘスペリジンのような血流を促進する成分、抗酸化作用も大事です。 そして保湿効果。毛穴の保湿が近年育毛効果に影響があるという話もありますので、育毛につながる効果をいくつも組み合わせて出来ているという様子が伺えるでしょう。
使ってすぐ毛が生えてくるというような即効性はまずないと思いますが、この製品で毛穴の状態を良好なものにし続けることができれば全く可能性がないとは言えません。効果が絶大であるかどうかはともかく、アプローチとしてはよく考えられて作られているトニック剤であるといえます。