解析結果

BOTANIST ボタニスト ボタニカルボディーソープ ライト

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販売開始から 55098年6ヵ月3日
BOTANIST ボタニスト ボタニカルボディーソープ ライト
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総合点

2.04
2.04

総合ランク

470個中 318

成分数

31

植物エキスの数

7

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

0

注意が必要な素材

0

香り

フレッシュ

サイズ (cm)

長: 7.6 幅: 7.1 高: 19.2

サブカテゴリ

ボディソープ

メーカー

I-ne(イーネ)

ブランド名

BOTANIST(ボタニスト)

容量

490ml

参考価格

1430円

1mlあたり

2.9円

JANコード

4582267392013

ASIN

B06X6LYGXZ

発売日

20170219

KaisekiID

8443
【CICA化粧水】キキミーティー ローション解析チャート
販売元による宣伝文
1.洗う成分にとことんこだわりました。
ボディーソープでは水の次に多く洗う成分を含んでいます。石けん成分で優しくお肌を洗いあげます。
・洗い心地の良いボディーソープに仕上げました。
・植物由来を中心とした洗浄成分で構成
・ファミリーでご使用いただけます。

2..お肌にたっぷりの潤い補給「ボタニカルバターミルクTM、ボタニカル美容エキス」
・ボタニカルバターミルクTM※配合。オイルヴェールを形成しお肌のうるおいをキープします。 
※カカオ脂・シア脂・アストロカリウムムルムル種子脂・アーモンド果実エキス・ヤシ油
・ボタニカル美容エキス※配合により、入浴中の乾燥を防ぎます。
※リンゴ果実エキス・サクラ葉エキス・ベルガモット果実エキス・クマツヅラエキス・キュウリ果実エキス

3.さっぱりとした洗い上がりを実現
<セラミド配合※>で乾燥・肌荒れを防ぐ
※グルコシルセラミド(保湿成分)

4.クリーミー泡
ライトタイプは洗浄成分を石けん成分のみにこだわりました。3種類の脂肪酸※をブレンドし、さっぱりとした洗いあがりとクリーミーな泡が実現しました。
※ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸

5.Wフレグランス
爽やかさをまとう カシス&リーフグリーンの香り

6.洗い上がり
べたつかず、さっぱりと滑らかな洗い上がりです。
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BOTANIST ボタニスト ボタニカルボディーソープ ライトの解説

ボタニストでも、これはおすすめしないタイプ。

解析チームです。今回は、I-neが手がけるボタニカルライフスタイルブランド「BOTANIST」の中でも、さっぱり感を重視したライトタイプのボディソープについて徹底解析を行いました。I-neという会社は2007年設立以降、「植物と共に生きる」をコンセプトに約30万種の植物から厳選した成分を使用し、年間約1万個のコンセプトアイデアから厳選された製品を世に送り出している注目のメーカーです。特に2023年には、同社運営のヘアケアブランド合計が国内ドラッグストア市場で単体企業別シェア日本1位を獲得するなど、急成長を遂げています。石けん系洗浄成分を基調とした本製品は、「ライト」という名前が示す通りさっぱりとした洗い上がりを目指したボディソープですが、果たしてその実力はどの程度なのでしょうか。石けん系特有のアルカリ性による肌への影響や、配合された保湿成分の効果など、科学的な視点から詳細に検証していきます。

概要

BOTANIST ボタニカルボディーソープ ライトは、解析ドットコムでの総合ランク318位(410製品中)、総合点2.04点という数値から見ると、正直なところ平均を下回る結果となっています。特に注目すべきは配合成分のレベルが0.8点と極めて低く、全体的な安全性も2.9点と決して高くない評価です。

[1]

成分分析の観点から見ると、石けん系洗浄成分(ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸)が主体となっており、これらは確かにさっぱりとした洗い上がりを実現しますが、同時に強い洗浄力による皮脂の過剰除去リスクを抱えています。研究によれば、石けん系の弱アルカリ性洗浄剤は肌の自然なpHバランスを崩し、バリア機能を低下させる可能性が指摘されています。

[2][3][4][1]

一方で、使用感については5点満点中3.3点、保湿力は3.5点と中程度の評価を獲得しており、口コミでの評価は4.3点と比較的高評価を得ている点が興味深いポイントです。価格は490mlで1430円、コスパは2.4点という結果で、業界平均と比較するとやや高価格帯に位置しています。

[1]

注目の成分

シロキクラゲ多糖体

本製品最大の注目成分はシロキクラゲ多糖体です。この成分は楊貴妃が美容のために摂取したという歴史を持つシロキクラゲから抽出された天然多糖体で、ヒアルロン酸の約3倍もの保湿力を有することが報告されています。分子量が100万以上と高く、自重の480倍もの水分を保持できる驚異的な保水能力を持っています。

[5][6]

研究データによると、シロキクラゲ多糖体は単なる保湿だけでなく、肌表面で水分を抱え込んで放さないという特殊な機能を持ち、角質層の水分保持によって肌のバリア機能をサポートします。食品分野での研究では、冷凍解凍耐性にも優れ、低粘度で高い保水力を維持することが確認されています。

[7][8][9]

グルコシルセラミド

グルコシルセラミドは、米由来の植物性セラミドで、肌のバリア機能改善において重要な役割を果たします。資生堂の研究では、3ヶ月間の摂取で全身の肌の水分蒸散量が著しく減少し、肌のバリア機能が改善されることが実証されています。

[10][11]

このグルコシルセラミドは体内で代謝されてスフィンゴイド塩基となり、角質細胞のコーニファイドエンベロープ形成を促進し、細胞間脂質をバランスよく増やす機能があります。機能性表示食品としても認められており、肌から水分を逃がしにくくする機能が科学的に証明されています。

[11][10]

石けん系洗浄成分(ラウリン酸・ミリスチン酸・パルミチン酸)

主要な洗浄成分であるラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸は、それぞれ異なる特性を持つ脂肪酸系洗浄剤です。ラウリン酸(C12)は冷水にもよく溶け、優れた起泡力を持ちますが、皮膚刺激がやや強いという特徴があります。ミリスチン酸(C14)は泡のきめが細かく持続性が良い一方、パルミチン酸(C16)は50℃以上でないと十分な洗浄力を発揮しません。

[4]

これら3つの脂肪酸をブレンドすることで、さっぱりとした洗い上がりとクリーミーな泡を実現していますが、石けん系特有の弱アルカリ性による肌への影響は避けられません。

[12][3]

ボタニカルエキス群

本製品にはリンゴ果実エキス、ソメイヨシノ葉エキス、ベルガモット果実エキス、クマツヅラエキス、キュウリ果実エキスなどの植物エキスが配合されています。これらは保湿、抗酸化、皮膚コンディショニング効果を期待して配合されていますが、洗い流されるボディソープという使用形態を考慮すると、実際の効果は限定的と考えられます。

[1]

メリットとデメリット

メリット

最大のメリットはシロキクラゲ多糖体による高い保湿効果です。ヒアルロン酸の3倍という保湿力は非常に魅力的で、石けん系洗浄剤の弱点である乾燥感を軽減する効果が期待できます。また、グルコシルセラミドによるバリア機能改善効果も科学的に実証されており、これらの成分が相乗的に作用することで、従来の石けん系ボディソープより肌への負担を軽減している可能性があります。

[5][11]

石けん系洗浄成分の利点として、合成界面活性剤を使用しない天然由来の洗浄方式である点も挙げられます。環境負荷が低く、敏感肌の方でも比較的使いやすいとされています。また、3種の脂肪酸をブレンドした処方により、単一の石けん成分では実現できないバランスの取れた洗浄力と泡質を実現しています。

[13][4]

デメリット

最も重要なデメリットは石けん系特有の弱アルカリ性による肌への影響です。健康な肌は弱酸性(pH4.5-6.5)ですが、アルカリ性の石けんは肌のpHバランスを崩し、バリア機能を低下させ、皮脂や水分を奪いやすくします。研究によると、肌のpHが高くなると外部刺激への抵抗力が低下し、乾燥やかゆみの原因となる可能性があります。

[3][12]

また、配合成分のレベルが0.8点と極めて低い評価を受けている点も気になります。保湿成分は配合されているものの、洗い流すという使用形態では十分な効果を期待するのは難しく、特に乾燥肌や敏感肌の方には推奨しにくい処方となっています。

[1]

価格面ではコスパ2.4点と平均以下であり、同価格帯であればより肌に優しいアミノ酸系洗浄成分を使用した製品を選択できる点も考慮すべきです。ラウリン酸による皮膚刺激の可能性も、敏感肌の方には懸念材料となります。

[13][4][1]

まとめ

BOTANIST ボタニカルボディーソープ ライトは、確かに「さっぱり感」という点では石けん系洗浄成分の特性を活かした設計になっていますが、解析結果からは手放しで推奨できない製品というのが正直な評価です。シロキクラゲ多糖体やグルコシルセラミドといった魅力的な保湿成分が配合されているものの、石けん系特有のアルカリ性による肌への負担は避けられません。

特に注目すべきは、総合ランク318位という数値が示す通り、成分レベルの低さ(0.8点)が製品全体の評価を下げている点です。さっぱりした洗い上がりを求める気持ちは理解できますが、肌の保湿成分を溶かし出してしまうリスクを考慮すると、アルカリ性石けんのデメリットがあまりに大きすぎます。

とはいえ、ボタニストブランドの魅力的なパッケージデザインや香り、そしてシロキクラゲ多糖体の高い保湿効果は評価に値します。もし使用する場合は、使用後の保湿ケアを徹底し、肌の調子を注意深く観察することが重要です。現代のボディケアにおいて、「さっぱり=良い製品」という固定観念から脱却し、肌のバリア機能を守りながら清潔を保つという視点で製品選びを行うことをお勧めします。

  1. 健康な肌の方:△ 短期使用なら可能だが長期使用は注意
  2. 乾燥肌の方:× 石けん系による更なる乾燥リスク
  3. 敏感肌の方:× ラウリン酸による刺激とアルカリ性による負担
  4. 脂性肌の方:○ さっぱり感は得られるが保湿ケアは必須
  5. 香りやデザイン重視の方:○ ブランド価値と使用体験は良好
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