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単純に考えれば、4級カチオン(陽イオン)界面活性剤を吹きかけてそのままにする、という行為は
めちゃくちゃ危険です。
重篤な粘膜刺激性、極めて強いタンパク変性作用、シャンプーでも除去が難しい吸着持続性、トリクロサンを遥かに凌ぐ殺菌作用、
これが髪にひっついて残っている、という状態です。
普通に考えて、危ないんです。
洗い流すからこそ、上記のようなリスクを回避できて
ダメージ部分の補修という効果だけをうまく残せるようにできているのですが、
ヘアミストに陽イオン界面活性剤はやばいですね・・。
もちろん、濃度によりけりで、
そもそも効果がないほど低濃度であればリスクも低くなります。
ただ、意味もないのに配合するとは思えませんし、全成分表を見ても
低濃度といえるような位置とは見られません。
様々な考察から、この製品を使うことは非常にリスクを被る懸念が強い傾向にあるため、安易に多用すべきではないと考えます。
肌の弱い人、何らかの肌トラブルが現にある人は一度でも試すべきではない、程度にリスクがあります。
何もなければ結果として良かったね、と言えますが、それだとそもそもヘアケア剤としての能力にも疑問符がつきますし、どっちみちダメージをカバーしてより良い状態にしたいと願っているなら、低リスクではっきりとした効果を持つ製品をチョイスすべきかな、とは思います。