カテゴリ:洗い流さないトリートメント
総合ランク
総合点

1mlあたり
口コミの評価
カテゴリ内順位
安全性が高い商品です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因経皮吸収17件
メーカー
ヤマサキブランド
ヤマサキ容量
60ml参考価格
983円1ml単価
16.4円JAN
4990742211597ASIN
B01LYBC1HBID
11812製造国
日本シリーズ名
海藻 ヘア エッセンス さらさら対象の髪タイプ
普通毛・さらさら系向け公式サイト
公式サイトを見る使い方
商品説明
ヤマサキ ラサーナ 海藻ヘアエッセンスさらさらヤマサキ
■ 総合3.3点|安全性4.5点を引き下げるスカルプ力の欠落

洗い流さないトリートメント内の順位
681個中149位
上位 22%(上位グループ)
安全性の判定
注意が必要な成分 4つ(EWG3以上: エタノール(3)、シクロペンタシロキサン(4)、ヤシ油(3))
解析チームです。今回は『ヤマサキ ラサーナ 海藻ヘアエッセンスさらさら』を見ていきます。
全体的な安全性は4.5点(平均3.0点)と優秀な水準で、配合成分のレベルも3.9点と平均を上回ります。しかし総合点は3.3点と標準的な評価にとどまっています。気になるのは「安全性が高いのに、なぜ総合点は伸びきらないのか」という点です。答えは成分表にあります。
「さらさら仕上げに特化した、安全性優秀なヘアエッセンス」です。熱補修成分と揮発性シリコーンを組み合わせた軽い使用感は評価できますが、頭皮ケアや保湿を期待すると物足りなさが残ります。
ナタネ由来のγ-ラクトン化合物で、熱エネルギーを契機に毛髪ケラチンのアミノ基と共有結合を形成し、キューティクルを整列させます。シクロペンタシロキサンやトリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル(ヤシ由来の軽質オイル)と組み合わせることで、成分の浸透と効果発現が高まる処方設計になっています。
配合順の1番目と2番目を占める主基剤で、揮発性のシクロペンタシロキサン(環状シリコーン)が乾燥後にさらりとした感触を生み出します。ジメチコノール(末端に水酸基を持つ変性シリコーン)は通常のジメチコンより耐久性が高く、洗浄後も髪表面の滑らかさが続きやすい特徴があります。
フランス・ブルターニュ産の褐藻から抽出した油溶性エキスで、オートファジー(細胞が不要なタンパク質を分解する仕組み)を活性化することでプロジェリン(老化に関連するタンパク質)の蓄積を抑制します。生分解性0.85と高く、環境への負荷も低い成分です。
全体的な安全性4.5点(平均比+1.5点)の背景には、18成分の平均生分解性0.74という高い環境分解性があります。カミツレ花エキス(EWG1)・スクワラン(EWG1)・トコフェロール(EWG1)など低スコア成分が多く、GHS感作性やアレルゲン性に該当する成分が一切含まれていない点も評価を引き上げています。
スカルプケア力/スキンケア性能1.7点は、要注意と言える水準です。全18成分の中に、血行促進成分や育毛アプローチの成分は配合されておらず、設計思想がヘアの仕上げ感に完全に振り切られています。口コミ評価4.8点(5件)ではさらさら感を評価する声が中心で、頭皮への言及はほとんど見られません。これは使用感3.6点と方向性が一致しており、製品コンセプトとユーザーの使い方が合致している例といえます。前書きで置いた疑問の答えもここにあります。高い安全性と処方レベルを持ちながら総合点が3.3点にとどまるのは、スカルプケア力1.7点が総合スコアを大きく引き下げているためです。
一言で言うと、安全性が高くさらさら仕上げに特化したヘアエッセンスです。頭皮ケアや保湿は別のアイテムに任せ、仕上げ用として使うのが最も適した使い方です。
γ-ドコサラクトンはドライヤーの熱で初めて働く成分のため、塗布後はすぐに乾かす使い方が効果を引き出すコツです。ヤシ油のコメドジェニック度が高めなので、根元を避けて毛先中心に塗布すると安心です。
余談ですが、日本精化の研究によるとγ-ドコサラクトンはシャンプー後も共有結合が維持される持続型の補修メカニズムを持つとされています。仕上げ感の変化は数日単位で現れることが多いため、まずは1週間、毛先の滑らかさの変化を確認してみてください。
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