解析結果

ウェーブキープ スタイリングフォーム (ハード)

カテゴリ:スタイリング剤

ウェーブキープ スタイリングフォーム (ハード)
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総合ランク

328個中 213

総合点

2.34
2.34

1mlあたり

9.9
コスパ
2.0

カテゴリ内順位

63%以内
208位 / 328製品中
上位
ウェーブキープ スタイリングフォーム (ハード)解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 4599 Amazonランク

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

EU規制の成分が検出されました(1件)

個人差要因皮膚感作性2件・内分泌撹乱性2件・経皮吸収15件

リスクスコア 13/100 | ! フラグ成分 1 | EWG 12件評価済み
EU規制 ブチルパラベン
EWG 3+ (C12-14)パレス-3(4)、PEG-4(3)、エタノール(3)、ブチルパラベン(7)、ミネラルオイル(4)、メチルパラベン(4)
リスクスコア
13 / 100
解析安全性値
2.7 / 5
EWG スコア
平均 2.6 最高 7
フラグ成分の詳細(1件)
EU規制 EU化粧品規制 Annex II禁止/Annex III制限
ブチルパラベン
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 2件
ブチルパラベン・メチルパラベン
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
2件検出
ブチルパラベン・メチルパラベン
生分解性
63%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
45%
中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 15
植物エキス 0
コスパ
2.0
安全性
3.4
素材の品質
1.2
育毛力
2.0
使用感の良さ
3.5
エイジングケア
2.1
ホワイトニング
3.0
保湿効果
2.1
スキンケア力
0.1
環境配慮
1.6
浸透力
1.8
即効性
2.1
持続性
1.6
ツヤ感
2.6
サラサラ感
2.9
優れた素材 0
注意素材 0
香り 微香料

メーカー

EARTH

ブランド

EARTHEART (アースハート)

容量

200ml

参考価格

1980円

1ml単価

9.9円

JAN

4571594500994

ASIN

B06XGG5JJ2

発売日

2024年4月16日

ID

11708

製造国

日本

シリーズ名

ウェーブキープ

対象の髪タイプ

パーマ・ウェーブヘア向け

公式サイト

公式サイトを見る
広告を含みます。

商品説明

泡で出てくる扱いやすいムース状のスタイリング剤。ウェーブヘア・カールスタイルをハードにホールドし、サロン帰りのようなセットを再現。バリバリにならず、弾力のあるウェーブを保ちます。 落ちかけのパーマ、デジタルパーマもよみがえる!少量でも伸びと…
広告を含みます。

ANALYZEDウェーブキープ スタイリングフォーム (ハード)の解説

パーマ用スタイリングフォームに、なぜEWG7の成分が入っているのか

解析チームです。EARTHのウェーブキープ スタイリングフォーム(ハード)を全成分・スタッツデータから多角的に読み解きます。使用感には光るものがありますが、成分構成では見逃せない懸念ポイントも存在します。

概要

総合点2.25点は平均(3.0点)を0.75点下回る水準で、評価ルール上「やや物足りない」に分類されます。15成分という比較的シンプルな処方ですが、各項目を個別に見ると、得点の偏りが際立ちます。

STATS ANALYSIS — 5点満点 / 平均3.0
使用感3.5
安全性2.2
保湿力2.1
エイジングケア力2.1
コスパ1.87
髪補修力1.5
配合成分レベル1.2
スカルプケア力0.1
総合点 2.25 / 平均比 −0.75pt / 成分数 15

突出して高い項目は使用感3.5点(平均比+16.7%)の一点のみ。一方でスカルプケア力0.1点は平均を大幅に下回る「要注意」水準であり、頭皮への積極的な使用は避けるべき処方設計です。配合成分レベル1.2点・髪補修力1.5点もいずれも「要注意」ゾーンに入っており、スタイリングホールド特化型の製品として割り切った評価が必要です。

注目成分

(アクリル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミド)コポリマーAMP ― セット力の核心

この製品のハードホールドを担うアクリル系フィルム形成ポリマーです。推奨配合量は1.0〜5.0%で、皮膜形成により乾燥後にスタイルを固定するのが主な働き。AMP(2-アミノ-2-メチル-1-プロパノール)で中和することで水溶性を確保しており、湿気への耐性も期待されます。ただし生分解性スコア0.20は15成分中でも最低水準で、環境負荷の観点では留意が必要な成分です。ヒドロキシエチルセルロースやPVPとの組み合わせで相乗的なセット力向上が知られていますが、本処方にはそれら成分は含まれておらず、スタイリングポリマー単独での設計となっています。

パンテノール × ステアルトリモニウムクロリド ― 補修コンビの「限界」

パンテノール(プロビタミンB5)はEWGスコア1・生分解性0.90という優秀なスペックを持ち、毛髪内部に浸透してNMF(天然保湿因子)生成や細胞代謝に関与します。推奨配合量1〜5%。ステアルトリモニウムクロリドはカチオン(陽イオン)界面活性剤で、マイナスに帯電した損傷毛への選択的吸着により柔軟性・帯電防止を付与。この二成分の組み合わせは処方上の相乗効果が確認されています。しかし本製品はスタイリング剤であるため両成分の配合量は推奨量の下限付近と推定され、ダメージ補修の実効性は限定的。髪補修力1.5点(要注意)というスコアはこの構成量不足を反映しています。また、ステアルトリモニウムクロリドは強いタンパク変性作用により頭皮への直接塗布は高リスクで、スカルプケア力0.1点と完全に一致した設計です。

ブチルパラベン ― EWG7、EU制限成分

防腐剤として配合されているブチルパラベンは、EWGスコア7(要注意)EU Annex III(使用制限あり)GHS感作性1B物質内分泌かく乱性(EDC)疑い成分という複数の懸念フラグが重なる成分です。CIR(米国化粧品成分安全性審査委員会)は「使用条件付きで安全」と結論付けていますが、EU規制が実際に強化された経緯は軽視できません。同じくメチルパラベン(EWG:4)もGHS感作性1B・EDC疑いに該当しており、本製品には安全性に課題のあるパラベン2成分がダブルで配合されています。余談ですが、EUの科学委員会(SCCS)によると、ブチルパラベンは子宮に近い皮膚部位への使用で特に慎重な評価が行われ、2014年以降のリスク評価で規制の見直しが進んだ経緯があります。

グリセリン ― 保湿の「支柱」だが単独では力不足

EWGスコア1・生分解性1.00・コメドジェニック度0と全項目でクリーンなグリセリンは、三価アルコール構造により角層水分量を高める基幹保湿成分。50年超の使用実績と安全性は業界屈指です。ただし、保湿力の最大化にはヒアルロン酸・セラミド・プロピレングリコールとの組み合わせが推奨されており(成分間相乗効果データより)、本処方にはこれらが含まれていません。結果として保湿力スコアは2.1点(やや物足りない)に留まっています。

ミネラルオイル ― 安定のコーティング、環境は課題

石油由来の流動パラフィンで、EWGスコア4・生分解性0.20(低い)・コメドジェニック度2。肌表面に油膜を形成して水分蒸発を抑えますが、毛髪内部への浸透は不可能でコーティングと光沢付与が主な役割です。酸化安定性は高く製品の長期保存には貢献しますが、環境分解性が低い点は現代の処方設計基準で評価が下がりやすい成分です。

メリデメ

メリット

  • 使用感3.5点(平均+16.7%):ムース状で伸びが良く、スタイリングの操作性は平均以上の実力
  • パンテノール × ステアルトリモニウムクロリドの相乗配合:補修力は限定的ながら、ウェーブ再現時の感触補正に貢献
  • 微香料設計:香料はリスト末尾に位置し、配合量は極小(推奨量0.1〜1%の下限付近と推定)。香りが苦手な人への配慮がある
  • 日本製・サロン専売:品質管理・製造基準の信頼性は高め

デメリット・注意点

  • ブチルパラベン(EWG:7・GHS感作性1B・EDC疑い)とメチルパラベン(EWG:4・同)のダブル配合:安全性スコア2.2点の最大要因。EU制限成分を含む防腐剤設計は現代の処方水準として旧式
  • スカルプケア力0.1点(最低水準):ステアルトリモニウムクロリドのタンパク変性リスクにより頭皮への塗布は非推奨。根元付けは避けること
  • 髪補修力1.5点(要注意):補修系成分の配合量が限定的で、ダメージ修復を期待すると期待値とのギャップが生じやすい
  • ミネラルオイル(生分解性0.20)とアクリルコポリマー(生分解性0.20):製品中で生分解性の低い成分が複数含まれており、環境負荷面での優位性はない
  • 注意点:ステアルトリモニウムクロリドはアニオン界面活性剤との拮抗が確認されているため、アニオン系スタイリング剤や洗浄成分との混合使用は効果が打ち消される可能性あり

まとめ

一言で言うと

「ホールド感は買えるが、成分の鮮度は2011年止まり」

2011年発売の処方がほぼそのまま継続されているとみられる本製品は、スタイリングフォームとしての実用機能(ハードホールド・使用感)には一定の合理性がありますが、防腐剤設計・環境負荷・安全性の観点では現代の処方水準を下回っています。総合点2.25点という評価は、「使用感という一点突破型スタイリング剤」として見れば的確な位置づけです。

USE CASE RECOMMENDATION
推奨度 ◎
パーマ・ウェーブヘアの
スタイリング再現
使用感3.5点の強みが最も活きる用途。根元を避けて毛先に揉み込む使い方で。
推奨度 △
ダメージ毛の集中ケアを
兼ねたい人
髪補修力1.5点では期待に応えにくい。補修はヘアトリートメントに委ねる方が現実的。
推奨度 ✕
頭皮ケアを重視したい人・
成分安全性を優先したい人
スカルプ0.1点・ブチルパラベンEWG7・EDC疑い2成分を考慮すると代替製品の検討を推奨。

使用シーン別推奨度:

  • パーマ・ウェーブヘアのホールド目的:◎ 使用感3.5点の強みが最大限に発揮される用途。メーカーの設計意図と合致している。
  • ダメージ補修を兼ねたいスタイリング:△ 髪補修力1.5点では期待値とのギャップが生まれやすい。洗い流さないトリートメントと併用が現実的。
  • スカルプケア・成分安全性重視:✕ ブチルパラベン(EWG:7・EU制限・EDC疑い)配合と頭皮刺激リスクを考慮すると、スカルプ訴求製品としての代替を検討したい。

口コミデータが存在しないため使用感の評判との照合は行えないが、使用感3.5点という数値スコアは「操作性の良さ」としてパーマヘアユーザーに支持されやすい特性と一致していると推定されます。

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