解析結果

WELEDA(ヴェレダ) セージ ヘアコンディショナー

カテゴリ:トリートメント

WELEDA(ヴェレダ) セージ ヘアコンディショナー
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総合ランク

1996個中 1934

総合点

1.98
1.98

1mlあたり

14.3
コスパ
2.3

カテゴリ内順位

97%以内
1,936位 / 1,994製品中
上位
WELEDA(ヴェレダ) セージ ヘアコンディショナー解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 6309 Amazonランク

@cosme 4.2

SAFETY成分安全性リスク

🛡️

安全性が高い商品です

規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした

個人差要因経皮吸収6件

リスクスコア 0/100 | フラグ成分 0 | EWG 5件評価済み
リスクスコア
0 / 100
解析安全性値
3.1 / 5
EWG スコア
平均 1.6 最高 3
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
なし
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
なし
生分解性
79%
易分解性
経皮吸収リスク
38%
低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 14
植物エキス 0
コスパ
2.3
安全性
4.3
素材の品質
2.0
髪補修力
1.5
育毛力
2.0
使用感の良さ
2.4
エイジングケア
2.0
ホワイトニング
3.0
保湿効果
1.5
スキンケア力
0.8
環境配慮
3.0
浸透力
1.6
即効性
1.6
持続性
1.1
ツヤ感
2.3
サラサラ感
2.5
優れた素材 0
注意素材 0
香り クリアハーブの香り
無添加・クレーム
ノンシリコン パラベンフリー 合成保存料フリー 合成香料フリー 無鉱物油 オーガニック

メーカー

ヴェレダ・ジャパン

ブランド

ヴェレダ

容量

200ml

参考価格

2860円

1ml単価

14.3円

JAN

4560449879811

ASIN

B09BFDVBQW

発売日

2021年8月19日

ID

11741

製造国

スイス

シリーズ名

セージ ヘアシャンプー/ヘアコンディショナー

対象の髪タイプ

頭皮ケア・スカルプケア向け

公式サイト

公式サイトを見る

全成分

広告を含みます。
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ANALYZEDWELEDA(ヴェレダ) セージ ヘアコンディショナーの解説

オーガニックブランドのコンディショナーが、なぜ頭皮ケアで評価されにくいのか

解析チームです。ヴェレダの「セージ ヘアコンディショナー」を成分データから読み解きます。スイス発のオーガニックブランドとして知られる同社ですが、このコンディショナーはスカルプケア向けと位置づけられています。では、成分処方の実態はどうなのか。データに基づいて検証します。

概要

総合点は1.98点(平均3.0点比 -1.02点)と、全カテゴリで平均を下回る結果となりました。特に注目すべきは、商品が訴求する「スカルプケア向け」というコンセプトに対し、スカルプケア力スコアが0.8点(要注意レベル)という大きな乖離です。髪補修力1.5点・保湿力1.5点も同様に要注意水準。成分14個という比較的シンプルな処方である一方、有効成分の種類と配合量の設計がスコアを押し下げています。唯一平均水準に達しているのは安全性3.1点(平均+0.1点)のみで、オーガニック系処方の特徴が安全面に現れています。

STATS OVERVIEW / 解析ドットコム評価
グレーのライン=業界平均(3.0点)
配合成分レベル 2.0
全体的な安全性 3.1
髪補修力 1.5
スカルプケア力 0.8 ⚠
使用感 2.4
エイジングケア力 2.0
保湿力 1.5
コスパ 2.3
総合点 1.98点(平均3.0点)

注目成分

1. エタノール(EWG:3)── 2番目の配合順が示す意味

全成分の配合順2位に位置するエタノールは、溶剤・防腐補助・成分浸透促進として機能します。EWGスコアは3(スケール1〜10中)で、本記事で取り上げる成分のうち最も高いスコアです。経皮吸収リスクは0.80と高水準で、揮発時に乾燥感や収れん感を生じる場合があります。推奨配合量は1〜5%とされており、2番目という配合順位は処方全体においてその存在感が大きいことを示唆します。「オーガニック」のブランドイメージとの整合性を問う声が出やすい成分です。なお、強酸化剤・強還元剤との組み合わせは成分劣化につながる点が確認されています。

2. セチルアルコール × ベヘニルアルコール ── 乳化の二枚看板

どちらもEWGスコア1(最安全)の高級アルコール。コンディショナー処方の骨格となる乳化安定剤・エモリエント剤で、成分データベースでも両者の相乗効果が確認されています。セチルアルコールはヤシ油・パーム油由来で皮膚への密着感を、ベヘニルアルコールはナタネ油由来で温度変化に強い安定した乳化膜を形成します。セチルアルコールのコメドジェニック度は2、ベヘニルアルコールは0と安全性面でも差があり、組み合わせることでリスクを分散する設計と読み取れます。CIRはいずれも「Safe as Used」評価です。

3. ココナッツオイル ── 浸透力は高いが、コメドジェニック度に注意

EWGスコア2、生分解性0.95(易分解)と環境面でも優れた天然植物油です。主成分のラウリン酸は髪のタンパク質(ケラチン)内部に浸透しやすいことが知られており、ポンディチェリー大学等の研究でも毛髪へのラウリン酸浸透性が確認されています。一方でコメドジェニック度は4(5段階中)と高水準。頭皮に残留した場合、毛穴詰まりにつながる可能性を否定できません。ホホバ種子油との相乗効果データも確認されており、本品には有機ホホバ種子油も含まれているため、オイル系保湿の組み合わせ設計は意図的と見られます。ただしスカルプケア訴求にもかかわらず、コメドジェニック度4は矛盾した側面です。

4. 有機セージ葉エキス ── 商品名の主役だが成分順は最後尾

商品名を冠するセージ葉エキスは全14成分中最後尾に位置します。配合順は成分量の多さを示すため、実質的な配合量は極めて少ないと判断されます。セージ(Salvia officinalis)は抗菌・収れん・抗酸化作用が研究されており、スカルプケアの訴求に使われることが多い植物エキスですが、コンセプトの核として機能するためには相応の配合量が必要です。余談ですが、Journal of Ethnopharmacologyの報告によると、セージエキスの抗酸化活性はロスマリン酸含量に依存するとされており、単なる「有配合」訴求だけでは有効性の保証にはなりません。

5. オーガニックオート麦エキス ── 肌荒れケアに注目される植物成分

コロイダルオートミールとも呼ばれるオート麦由来エキスは、β-グルカン・アベナンスラミドを含み、抗炎症・バリア補修作用が複数の臨床研究で確認されています。スカルプケアの文脈では頭皮の炎症抑制に期待が持てますが、こちらも配合順から推測すると上位とは言えない位置づけです。

メリデメ

  • 安全性スコア3.1点(標準的):EWGスコア1〜2の成分が中心で、GHS感作性・アレルゲン・EDCに該当する成分なし
  • 生分解性0.79(易分解):データ登録済み6成分の平均として環境負荷が低く、環境配慮を重視する選択肢として評価できる
  • ホホバ種子油 × ココナッツオイルの相乗効果処方:オイル系保湿の組み合わせとして一定の設計意図が見られる
  • セチルアルコール × ベヘニルアルコールの乳化二重設計:安定した使用感に寄与する成分設計
  • スカルプケア力0.8点(要注意):「スカルプケア向け」コンセプトに対し最も乖離が大きいスコア
  • 髪補修力1.5点・保湿力1.5点(要注意):コンディショナーとしての基本機能が平均を大幅に下回る
  • ココナッツオイルのコメドジェニック度4:スカルプケア訴求製品としては矛盾しうる成分特性
  • エタノール(EWG:3)が配合順2位:経皮吸収リスク0.80、乾燥感のリスクあり
  • セージ葉エキスが最後尾配合:ブランドの看板成分が実質的に低配合と推定される

注意点:エタノールは強酸化剤・強還元剤との拮抗作用が確認されています。香料成分も高濃度の過酸化水素や酸化剤との併用は変性リスクが生じうるため、他の整髪料や頭皮用品と組み合わせる際は成分確認が有効です。

まとめ

一言で言うと

「コンセプトと成分処方の間に横たわる、埋まらないギャップ。」

「スカルプケア向け」を掲げながら、スカルプケア力スコアは全評価項目中最低の0.8点(要注意)。コンセプトと成分データが最も乖離している製品の一つです。ブランド名やオーガニック訴求は強力でも、処方設計がそれを支えているとは言いにくい状況です。

一方で生分解性0.79という数値は明確な強みで、環境負荷の低さを重視するユーザーには一定の意味があります。コメドジェニック度4のココナッツオイルがスカルプケア処方に採用されている点は、設計上の課題として指摘できます。

使用シーン別推奨度:

  • 環境配慮・サステナビリティ優先の方:生分解性の高さは本製品の数少ない客観的強みのひとつ
  • 頭皮の脂や毛穴詰まりが気になる方:ココナッツオイルのコメドジェニック度4を踏まえると、慎重な判断が必要
  • 髪のダメージ補修・保湿を期待する方:髪補修力1.5点・保湿力1.5点のデータから、同価格帯で代替を探す余地がある
  • ヴェレダブランドのオーガニック体験を求める方:香りや世界観への共感が主な動機であれば選択肢に入りうる

口コミ数がゼロのため実際のユーザー評価との照合は困難ですが、@cosmeスコア4.2/7.0(約60%)という数値は、スタッツの低スコア群と大きな乖離はなく、評価の方向性としては一致していると見ることができます。

SUMMARY SCORECARD
0.8
スカルプケア力
要注意レベル
3.1
全体安全性
標準的
0.79
生分解性
易分解 ◎
1.98
総合点
平均3.0比 -1.02
コメドジェニック度4(ヤシ油)× スカルプケア訴求 ── 処方設計上の矛盾点

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