カテゴリ:洗い流さないトリートメント
総合ランク
総合点

1mlあたり
口コミの評価
カテゴリ内順位
安全性が高い商品です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因経皮吸収9件
メーカー
ブランド
ideal SERIES(イデアルシリーズ)容量
92ml参考価格
2695円1ml単価
29.3円JAN
4589631180078ASIN
B0C7751HPF発売日
2023ID
11478シリーズ名
underbar plus公式サイト
公式サイトを見る使い方
商品説明
解析チームです。アンダーバープラスヘアオイルは、植物油脂のみ9成分で構成されるシンプル設計のヘアオイル。口コミ評価4.66点(354件)という数字の裏に、データが示す意外な実態があります。
総合点2.76点(768製品中)は業界平均3.0点を0.24点下回る水準。ただし全項目が均等に低いわけではなく、スコアのバラつきに注目すべき製品です。全体的な安全性3.4点(平均+0.4)・使用感3.3点(平均+0.3)が平均以上を確保する一方、スカルプケア力1.6点(平均-1.4)・髪補修力2.2点(平均-0.8)は要注意水準。この落差は、処方が「補修・育毛」成分を一切含まない純オイル設計であることに起因します。
STATS DASHBOARD / 解析ドットコム評価
DETAIL SCORES
平均3.0点 / 5点満点
余談ですが、英国のトリコロジー研究によると、純植物性オイルはキューティクルの「表面コーティング」には有効な一方、内部補修(コルテックス修復)に不可欠な加水分解タンパク質やPPTを持たないため、ケミカルダメージの内側修復には構造的に届かないことが知られています。このデータはスカルプケア力1.6点・髪補修力2.2点という数字と完全に一致します。
全成分の先頭に記載される最多配合成分。主成分オレイン酸70〜80%が皮脂に近い組成を持ち、髪表面へのなじみやすさを担います。EWGスコア2・コメドジェニック度2・生分解性0.95と安全性・環境性に優れ、CIR(化粧品成分評価機関)も「Safe as Used」判定。スクワレンやフェノール化合物などの天然抗酸化成分を同時に含む点が特徴で、製品に配合されたトコフェロールとの相乗的な脂質過酸化抑制が期待できる処方です。
本製品の独自性を高める注目成分。米ぬか由来で、γ-オリザノール(フェルラ酸エステル)という特殊抗酸化物質を含有します。筑波大学の研究グループによると、γ-オリザノールはUV吸収域(315〜400nm)にかかるため、一般的な植物油と比較してUV-A領域での光安定性に寄与することが示されています。EWGスコア2・推奨配合量1〜5%・生分解性0.95。ビタミンEとの相乗効果が確認されており、トコフェロールを配合するこの製品の処方と理論的に整合します。
EWGスコア1・コメドジェニック度0という安全性指標トップクラスの成分。人間の皮脂成分として約10%含まれるため皮膚親和性が極めて高く、「べたつかない仕上がり」の使用感3.3点に直結する成分と考えられます。酸化安定性が高く製剤の長期安定性にも寄与。ホホバ種子油との組み合わせは両成分の得意とする「皮脂類似構造」が重なり、ウェット感のある束感スタイリングを作りやすい処方意図が読み取れます。
EWGスコア4・コメドジェニック度3。本成分リスト中で唯一の注意ゾーン成分。
主成分リシノール酸(約87%)は高粘度・高潤滑性が特徴で、オイルに「まとまり感・束感」を与えるスタイリング効果の源泉。一方、コメドジェニック度3はニキビ・毛穴詰まりを起こしやすい体質の方への適応には注意が必要な数値です。メーカーは「ボディ&ハンドにも使用可」と訴求していますが、肩〜背中などニキビが出やすい部位への塗布は慎重な判断が求められます。また高温・過酸化物環境下での酸化劣化リスクも成分特性として把握しておくべき点です。
植物ステロールをエステル化した希少な機能性成分。コメドジェニック度1・生分解性0.80と環境・安全性のバランスに優れ、皮膜形成・バリア保護を担います。植物性オイル全般との相乗効果が確認されており、本製品の複数植物油と組み合わさることで毛髪表面の「コーティング層」を強化する設計意図が透けて見えます。9成分という制約の中で、機能的差別化に使われている「処方の工夫」と評価できます。
強み
弱み・注意点
処方上の注意点:トコフェロール(ビタミンE)は鉄塩・銅塩・高温・紫外線によって抗酸化活性が低下します。直射日光下での使用やアイロン前塗布後の長時間放置には注意が必要です。
「スタイリングに振り切った、
潔いピュアオイル」
補修・育毛を求めると期待値のミスマッチが起きる
9成分・純植物油のみという引き算の設計哲学が、この製品の本質です。スカルプケア1.6点・髪補修力2.2点という数字は欠陥ではなく「そもそもそれを目的として作られていない」ことの反映。オレイン酸主体のオリーブ果実油+スクワラン+ホホバの三角処方でツヤと束感を演出し、γ-オリザノール含有のコメヌカ油でUVケアを加える——この製品が本領発揮するのはスタイリングフィニッシュとしての使用です。
口コミ4.66点(354件)という高評価は、スタイリングオイルとしての使用感の良さに満足しているユーザー層が多数を占めていると推察され、解析スタッツの使用感3.3点(平均以上)とは一致する一方、「補修効果を期待して購入」した層には乖離が生じやすい製品構造です。
余談ですが、国際化粧品原料協会(ICCI)のデータによると、純植物油脂処方の製品は生分解性が高い傾向にあり、本製品の平均0.82という数値はこれを裏付けています。環境配慮の観点では現行の純オイル処方は理にかなっています。
ENVIRONMENT & SAFETY INDEX
使用シーン別推奨度: