解析結果

資生堂 プリオール カラーコンディショナー N ダークブラウン 230g

カテゴリ:カラートリートメント

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資生堂 プリオール カラーコンディショナー N ダークブラウン 230g
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総合ランク

92個中 49

総合点

2.61
2.61

1mlあたり

6.1
コスパ
2.4

カテゴリ内順位

62%以内
58位 / 92製品中
上位
資生堂 プリオール カラーコンディショナー N ダークブラウン 230g解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 1334 Amazonランク

@cosme 4.7 口コミ 288件

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

CMR発がん性の成分が検出されました(1件)

個人差要因皮膚感作性3件・アレルゲン1件・内分泌撹乱性1件・経皮吸収38件

リスクスコア 3/100 | ! フラグ成分 1 | EWG 26件評価済み
CMR BHT
EWG 3+ BHT(7)、PG(4)、エタノール(3)、ジメチコン(3)、ステアリルアルコール(3)、ステアリン酸グリセリル(SE)(4)、ベンジルアルコール(4)、ミネラルオイル(4)、橙205(4)、赤227(7)、黄4(7)
リスクスコア
3 / 100
解析安全性値
1.6 / 5
EWG スコア
平均 2.7 最高 7
フラグ成分の詳細(1件)
CMR EU 発がん性・変異原性・生殖毒性
BHT
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 3件
ステアリルPGジメチルアミン・フェノキシエタノール他
アレルゲン香料
1件検出
ベンジルアルコール
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
1件検出
BHT
生分解性
72%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
38%
低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 38
植物エキス 5
コスパ
2.4
安全性
3.1
素材の品質
2.9
髪補修力
1.0
育毛力
1.7
使用感の良さ
3.4
エイジングケア
3.0
ホワイトニング
2.9
保湿効果
4.0
スキンケア力
1.7
環境配慮
1.7
浸透力
2.3
即効性
3.6
持続性
3.8
ツヤ感
3.2
サラサラ感
4.0
優れた素材 0
注意素材 2
広告を含みます。

商品説明

内容量:230g 【置くだけ5分】普段のコンディショナーを変えるだけで、髪に少しずつ色合いを与えて、生え際白髪が目立たない美しい髪に。 【ダメージケア】トリートメント処方で、ダメージをケアしながら指通りのなめらかさをかなえます。 【髪色美し…
広告を含みます。

ANALYZED資生堂 プリオール カラーコンディショナー N ダークブラウン 230gの解説

カラーコンディショナーなのに補修力が最低水準な理由

解析チームです。資生堂プリオール カラーコンディショナー Nのダークブラウンを、成分・スタッツデータの両面から読み解きます。「置くだけ5分で白髪が目立たなくなる」という訴求の裏側に何があるのか、処方設計の実態を確認していきましょう。

概要

STATS OVERVIEW — 解析ドットコム評価(5点満点 / 平均3.0)

保湿力
4.0
使用感
3.4
エイジングケア力
3.0
配合成分レベル
2.9
コスパ
2.4
スカルプケア力
1.7
全体的な安全性
1.6
髪補修力
1.0

総合点 2.61点 / 平均(3.0)比 −0.39 / 成分数 38種

スタッツを俯瞰すると、保湿力4.0点が突出して高く、平均比+1.0点の「優秀」ゾーンに入っている一方、髪補修力は1.0点・安全性は1.6点と「要注意」レベルに沈む、極端な凸凹プロフィールが見えてきます。

これはカラーコンディショナーという製品の性格を如実に反映しています。処方の主目的は着色(白髪カバー)とトリートメント感の両立であり、髪の内部構造を修復するための加水分解タンパク質やケラチン補修成分は処方に存在しません。髪補修力1.0点は「設計上の優先事項外」と読むのが正確です。安全性1.6点については、後述の成分解析で詳しく触れます。

使用感3.4点(平均以上)は、カチオン系コンディショナー基剤の充実が寄与していると考えられます。@cosme評価4.7/7.0も、「染まりやすさ」や「指通り」に対して一定の満足感があることを示唆します。

注目成分

ステアリルジヒドロキシプロピルジモニウムオリゴ糖

カチオン界面活性剤 / 推奨配合量 1〜3% / 資生堂系製品に多数採用

資生堂グループ製品に独自採用される複合型カチオン成分。C18脂肪鎖の正電荷が負に帯電した毛髪表面に吸着し、コンディショニング・帯電防止を発揮します。さらに分子内のオリゴ糖(糖鎖)が保湿・皮膚密着性を高め、水溶性コラーゲンなど他の美容成分の毛髪への吸着補助役も担います。ステアリルジヒドロキシプロピルジモニウムオリゴ糖×水溶性コラーゲンの組み合わせが、使用感3.4点を支える中核と考えられます。陰イオン界面活性剤との拮抗には設計上の注意が必要な成分ですが、本製品ではアニオン系はステアロイルメチルタウリンNa(弱アニオン)のみで量的に制御されており、処方バランスは考慮されています。

ホップエキス + 海藻エキス群

植物性エキス / 医薬部外品承認成分(ホップ) / 生分解性 0.90〜0.95(易分解)

本製品が白髪向けに位置づけられる根拠の一つがこのエキス群です。ホップエキスはチロシナーゼ活性促進作用が報告されており(毛髪色素メラニンの合成を補助する方向に働く)、褐藻・紅藻・緑藻・サンショウの4種エキスが血行促進・頭皮環境改善のサポート役を担います。これらエキス類の生分解性は0.90〜0.95と高く、環境負荷の低さも強みといえます。ただし全成分中での配合順位は後半であり、期待される効果量は限定的である点は留意が必要です。

グリセリン × BGの保湿デュオ

グリセリン EWG:1 / BG EWG:1 / 相乗効果確認済

保湿力4.0点(優秀)の主役は、EWGスコア1同士のグリセリンとBGの相乗保湿効果です。三価アルコール(グリセリン)と二価アルコール(BG)の組み合わせは、角質層への水分保持と溶剤効率の両方を同時に最適化できる定番の設計であり、ステアロイルメチルタウリンNa×BGの乳化安定化相乗効果も加わって、製品の感触品質を底上げしています。タウリン(EWG:1、生分解性0.95)・グルタミン酸(EWG:1)・水溶性コラーゲン(EWG:1)も保湿層を厚くしており、保湿成分の層状設計は本製品の最大の強みです。

BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)

EWG:7 / CMR分類:2 / EDC疑い / 経皮吸収リスク:0.80(高い) / 生分解性:0.40

本製品の安全性スコア1.6点の主因となっている成分です。脂溶性フェノール系の合成酸化防止剤で、油剤・色素の酸化劣化防止に使用されますが、動物実験で変異原性・催奇性の疑いが報告されており、EWGスコアは7と高評価カテゴリでは見られないレベルです。内分泌かく乱物質(EDC)疑いもデータベースに登録されており、経皮吸収リスクが0.80と高めの値であることも懸念を深めます。化粧品における通常配合量(0.01〜0.1%)での急性毒性は低いと評価されていますが、脂肪組織への蓄積性と環境負荷(生分解性0.40)は客観的なデメリットとして示しておく必要があります。

着色料5種(赤227・橙205・紫401・黒401・黄4)

合成タール系色素 / 赤227・黄4はEWG:7 / 紫401・黒401はEU使用制限対象

カラーコンディショナーとしての機能を担う着色料群ですが、赤227と黄4はEWGスコア7、紫401と黒401はEU化粧品規則で使用制限または不可とされています。黄4(タートラジン)は安息香酸Naとの併用で過活動リスクが指摘される成分です(本製品に安息香酸Naは不含のため、当該リスクは限定的)。アレルギー体質の方には、この着色料の多さが安全性スコアを押し下げる要因として機能していることは明示しておくべき事実です。

メリット・デメリット

メリット

  • 保湿力4.0点(優秀):グリセリン×BG相乗効果によるシットリ仕上がりは本製品の核心
  • 資生堂独自のコンディショニング成分:ステアリルジヒドロキシプロピルジモニウムオリゴ糖の採用で使用感3.4点(平均以上)を実現
  • 生分解性0.72(易分解):製品全体の環境負荷は平均的な水準より低く、環境配慮の観点では一定の評価が可能
  • 日常動線に組み込める手軽さ:コンディショナーを置き換えるだけで白髪への着色が可能な設計

デメリット・注意点

  • 髪補修力1.0点(要注意):加水分解ケラチン・加水分解コラーゲン等の補修成分は不在。ダメージ補修を期待すると期待外れになる
  • 安全性1.6点(要注意):GHS感作性1B成分が3種(ベンジルアルコール・フェノキシエタノール・ステアリルPGジメチルアミン)、BHTはEDC疑い・EWG:7
  • 着色料5種の多さ:紫401・黒401はEU規制対象、赤227・黄4はEWG:7と成分表の後半が着色料で埋まる構成
  • ステアリン酸グリセリル(SE)のpHリスク:アルカリ成分内包の自己乳化型乳化剤で、キューティクル膨潤リスクがある(EWG:4・コメドジェニック度3)

処方上の注意点

ベンジルアルコールはGHS感作性1B物質かつアレルゲン性ありの登録成分。低濃度使用かつCIR評価はSafe as Usedですが、アレルギー体質の方は成分確認が推奨されます。また、BHTは経皮吸収リスク0.80と高めの値を示す成分であり、EDC疑いのデータも存在します。

まとめ

PRODUCT SUMMARY

4.0

保湿力
(優秀)

1.0

髪補修力
(要注意)

1.6

安全性
(要注意)

0.72

生分解性
易分解・環境負荷低

0.38

経皮吸収リスク(平均)
全体では低い

一言で言うと

「白髪を染めながら潤う」目的に特化した、補修力ゼロの着色保湿コンディショナー。

「ダメージケア」とメーカーが謳う割に髪補修力1.0点という落差は、この製品を正しく使う上で知っておくべき最重要事項です。加水分解ケラチンや加水分解コラーゲンなどの内部補修成分は処方に含まれておらず、保湿によるしなやかさ付与がメインです。白髪を徐々にカバーしながら毛髪のしっとり感を維持するという用途に限定すれば、保湿力4.0点は確かな強みになります。

余談ですが、ホップの成分研究によると、キサントフモールをはじめとするフラボノイドがチロシナーゼ活性に影響を与える可能性が示されており、白髪向け製品へのホップエキス配合は一定の科学的根拠に基づいた選択といえます。

@cosme評価4.7/7.0は使用感・着色効果への評価が反映されていると推察され、成分安全性への言及は少ないというデータとの乖離が見られます。

使用シーン別推奨度:

  • 白髪カバーをヘアカラーより手軽に試したい方:着色コンディショナーとしての目的は果たせる設計
  • しっとり感・指通りを重視する方:保湿力4.0点は本製品の核。グリセリン×BG相乗効果が寄与
  • ダメージ毛・ブリーチ毛の補修を期待する方:髪補修力1.0点(要注意)のため用途に合わない
  • 成分安全性を優先する方:安全性1.6点・GHS感作性1B成分3種・BHT(EWG:7・EDC疑い)の配合が懸念材料
  • 敏感肌・アレルギー体質の方:ベンジルアルコール(アレルゲン性あり・GHS感作性1B)の配合に注意が必要
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