解析結果

リグロEX5

カテゴリ:育毛トニック

リグロEX5
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総合ランク

246個中 196

総合点

2.28
2.28

1mlあたり

78.4
コスパ
2.2

カテゴリ内順位

86%以内
213位 / 246製品中
上位
リグロEX5解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 2730 Amazonランク

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

EU規制の成分が検出されました(1件)

個人差要因皮膚感作性1件・アレルゲン1件・内分泌撹乱性1件・経皮吸収9件

リスクスコア 20/100 | ! フラグ成分 1 | EWG 9件評価済み
EU規制 ジブチルヒドロキシトルエン
EWG 3+ l-メントール(3)、エタノール(3)、ジブチルヒドロキシトルエン(4)、トコフェロール酢酸エステル(3)、プロピレングリコール(3)
リスクスコア
20 / 100
解析安全性値
2.9 / 5
EWG スコア
平均 2.3 最高 4
フラグ成分の詳細(1件)
EU規制 EU化粧品規制 Annex II禁止/Annex III制限
ジブチルヒドロキシトルエン
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 1件
l-メントール
アレルゲン香料
1件検出
l-メントール
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
1件検出
ジブチルヒドロキシトルエン
生分解性
73%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
60%
中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 10
植物エキス 0
コスパ
2.2
安全性
3.5
素材の品質
2.1
髪補修力
1.6
育毛力
2.3
使用感の良さ
2.3
エイジングケア
2.3
ホワイトニング
3.0
保湿効果
1.5
スキンケア力
1.0
環境配慮
2.8
浸透力
1.9
即効性
1.7
持続性
1.3
ツヤ感
2.1
サラサラ感
2.1
優れた素材 0
注意素材 0
有効成分 ミノキシジル5%

メーカー

ロート製薬

ブランド

リグロ

容量

60ml

参考価格

4703円

1ml単価

78.4円

JAN

4987241168521

ASIN

B08R9S51LB

発売日

2020年10月23日

ID

11728

製造国

日本

シリーズ名

リグロEX5

公式サイト

公式サイトを見る

使い方

成人男性が1日2回、毎日使用。効果がわかるようになるまで少なくとも4ヶ月間の継続使用を推奨
広告を含みます。
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ANALYZEDリグロEX5の解説

エタノール高配合とl-メントールが同居するとき、頭皮に起きること

解析チームです。リグロEX5はロート製薬が手がける第1類医薬品に分類される育毛剤。ミノキシジルを5%配合した本格派処方で、解析ドットコムの評価指標(化粧品・医薬部外品基準)では総合2.28点と低水準に見えますが、その理由は「化粧品的設計ではなく、薬効成分特化の処方である」という点から読み解く必要があります。

概要:スコアが示す"医薬品的設計"の実態

総合2.28点は平均(3.0点)を0.72点下回る水準ですが、この数値は「育毛効果のある薬効成分を評価する尺度」ではなく、「保湿・補修・使用感といった化粧品的指標」で測定した結果です。スカルプケア力1.0点・保湿力1.5点・髪補修力1.6点という低評価は、第1類医薬品としての処方構造——徹底的に有効成分(ミノキシジル)の浸透と安定性を優先した設計——が化粧品評価軸と噛み合わない点に起因します。全成分10種というシンプルさも、余分な添加をしない薬効設計の表れと読めます。

一方で安全性スコアは2.9点と相対的に高め。ただし成分個別の安全性指標を見ると留意点もあるため、後述する成分セクションで詳しく解説します。

SCORE ANALYSIS — リグロEX5
総合 2.28 / 5.0
全体的な安全性 2.9 / 5.0
配合成分のレベル 2.1 / 5.0
育毛効果 2.3 / 5.0
保湿力 1.5 / 5.0
髪補修力 1.6 / 5.0
スカルプケア力 1.0 / 5.0
平均基準値:3.0 成分数:10種

注目成分:10種に絞り込まれた処方の意図

① ミノキシジル(第1類医薬品有効成分)

本製品の核。もともと高血圧治療薬として開発された血管拡張薬が、毛包周辺の血行促進・毛母細胞への栄養供給促進に寄与するとされ、AGA(男性型脱毛症)治療の文脈でWHOも認定する薬効成分です。コロンビア大学などの研究では、ミノキシジル5%配合製剤が2%配合製剤に比べ12週で有意な発毛数の増加を示したデータがあります。化粧品成分データベースに登録がないのは、薬品であって化粧品ではないためであり、解析ドットコム独自スコアが化粧品視点に偏る理由もここにあります。薬機法上、「発毛・育毛を促進する」という効能効果は医薬品のみが標榜できる表現です。

② ピリドキシン塩酸塩(EWG:1 / JP規制:医薬部外品有効成分)

ビタミンB6の塩酸塩形態。脂漏性皮膚炎(頭皮のベタつき・フケのトラブル)改善を目的とした成分で、推奨配合量0.1〜1.0%、生分解性0.80と環境負荷も低め。日本の医薬部外品有効成分として認可されており、ミノキシジルと組み合わせることで薬効主成分×頭皮環境整備成分というダブルアプローチを形成します。余談ですが、ルーヴァン・カトリック大学の研究によると、ピリドキシン欠乏状態では毛包周辺の脂質代謝が乱れやすいとされており、配合の理論的根拠が見えます。

③ パントテニールエチルエーテル(EWG:1 / 生分解性:0.70)

パンテノール(ビタミンB5)の誘導体で、通常のパンテノールより高い皮膚・毛髪浸透性を持つ改良版。推奨配合量0.1〜1.0%で、ピリドキシン塩酸塩とのビタミンB6×B5の組み合わせは頭皮環境サポートに相乗的に作用すると考えられており、処方設計の合理性が見えます。生分解性0.70は「易分解」ゾーンで環境負荷も低水準。

④ l-メントール(EWG:3 / GHS感作性1B / アレルゲン性あり)

ペパーミント由来の清涼感成分で、血行促進作用から育毛剤への配合が多い成分。ただしGHS感作性1B物質に分類されており、EUではアレルゲン表示対象成分です。高濃度でエタノールと共存する際は皮膚刺激性が増す可能性があり、敏感な頭皮環境への注意が必要です。経皮吸収リスクは0.80と高めで、有効成分浸透への「補助役」としては機能しますが、同時に刺激感をダイレクトに届けやすい性質も持ちます。

⑤ ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)(EWG:4 / EU:Annex III制限成分 / EDC疑い)

合成フェノール系酸化防止剤(BHT)。ミノキシジルや油性成分の酸化劣化を防ぐ安定剤として微量配合されており、トコフェロール酢酸エステルとの相乗的酸化防止作用が知られています。ただしEWGスコア4・EU規制成分(Annex III)・内分泌かく乱性(EDC)疑いという複数の懸念フラグを持ち、さらに生分解性0.20と本製品の全成分中で最低値。環境残留性の観点でも留意すべき成分です。推奨配合量は0.01〜0.1%と少量が原則で、CIR(米国化粧品成分審査委員会)は"Safe as Used"としており、通常使用での直接的リスクは限定的とされますが、継続的な使用における長期的影響については複数の研究機関が調査継続中です。

---

INGREDIENT SAFETY MAP
ミノキシジル
第1類医薬品有効成分
パントテニールエチルエーテル
EWG:1 / 生分解性0.70
ピリドキシン塩酸塩
EWG:1 / 医薬部外品有効
1,3-ブチレングリコール
EWG:1
エタノール
EWG:3 / 浸透促進
l-メントール
EWG:3 / GHS感作性1B
トコフェロール酢酸エステル
EWG:3
プロピレングリコール
EWG:3
ジブチルヒドロキシトルエン
EWG:4 / EDC疑い / 低生分解
低懸念 中程度 要留意

メリット・デメリット

メリット

  • ミノキシジル5%の処方:第1類医薬品有効成分としての作用が見込める、薬効に特化した処方設計。
  • ビタミンB5×B6の組み合わせ:パントテニールエチルエーテルとピリドキシン塩酸塩の相乗効果で、頭皮環境を複数角度からサポートする設計。
  • シンプルな10成分処方:余分な添加物を削ぎ落とした薬効優先の構成。不要な成分が少ない点はトレードオフの産物。
  • 生分解性平均0.73(易分解):使用済み成分の環境残留リスクが低く、廃水処理の観点では良好な水準。

デメリット・注意点

  • 保湿・補修成分はほぼ皆無:育毛剤としての機能に特化しているため、毛髪・頭皮への保湿・補修ケアは別製品での補完が前提。
  • エタノール高配合(配合順2位):浸透促進に寄与する反面、継続使用で頭皮の乾燥感が生じる可能性がある。
  • BHTのEDC疑い・低生分解性:ジブチルヒドロキシトルエンは内分泌かく乱性疑い成分であり、生分解性0.20は全成分中で最低値。微量配合とはいえ、長期使用者は頭に置いておきたいデータ。
  • 注意点(成分の組み合わせ):l-メントールとエタノールは、どちらも単体で皮膚刺激を持つため、高濃度共存時は刺激の相加的な増大に留意。
  • コスパ2.17点:60ml・4703円という価格設定は、医薬品としての効能に対価を払う構造であり、化粧品的コスパ評価では苦しい数値。

まとめ

一言で言うと

「化粧品のモノサシで測ることを想定していない、薬の処方。」

解析ドットコムのスコアは化粧品・医薬部外品を主対象とした評価軸のため、総合2.28点という数値は「育毛剤として機能するかどうか」とは別次元の話です。ミノキシジル5%を第1類医薬品として処方し、ビタミンB群で頭皮環境を整えるという設計の一貫性は読み取れます。一方でBHTのEDC疑い・低生分解性、l-メントールのGHS感作性1B分類、エタノール高配合による乾燥リスクは、成分レベルで客観的に確認できる留意点です。

使用シーン別推奨度:

  • AGA(男性型脱毛症)に医薬品アプローチを求める方:ミノキシジル5%の作用を目的とする場合は選択肢に入る(医師・薬剤師への相談を経た上での使用が前提)。
  • 頭皮の保湿・補修も同時に求める方:保湿力1.5点・髪補修力1.6点の評価が示すとおり、化粧品的ヘアケア効果は期待薄。別途スカルプケアの補完が必要。
  • 敏感な頭皮の方:エタノール高配合+l-メントール(GHS感作性1B)の組み合わせから、刺激感が出やすい処方構成。使用前に頭皮状態を確認することを推奨。
  • 環境意識が高い方:BHTの生分解性0.20という数値は、環境負荷の観点で気になる要素。他成分の生分解性平均は0.73と良好なだけに、この1成分が際立つ。

口コミデータは今回0件のため口コミとの照合は行えませんが、ミノキシジル5%製剤は全般的に「使い続けることで変化を感じる」という中長期的評価が多い傾向にあり、即効感を求めるユーザーとは期待値のズレが生じやすい製品カテゴリです。

PRODUCT POSITIONING MAP
5%
ミノキシジル配合
0.73
生分解性平均(易分解)
0.20
BHTの生分解性(最低値)
10種
全成分数(薬効特化)
総評ポジション
化粧品評価軸では要注意ゾーン(2.28点)/医薬品育毛剤としての機能特化設計を読み解く必要あり
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