カテゴリ:洗い流さないトリートメント
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安全性が高い商品です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因経皮吸収19件
商品説明
解析チームです。今回は植物オイル16種類を贅沢に重ね合わせたマルチユースオイル、Promille プロミルオイルを成分レベルで読み解いていきます。「天然由来オールインワン」という打ち出しは本物か、データで確かめます。
総合点は3.36点(平均3.0比+12%)とやや平均を上回る水準です。スタッツを分解すると、プロミルオイルの個性が鮮明になります。
特に際立つのは安全性4.3点(平均比+43%)と使用感4.0点(+33%)。全成分EWGスコアが1〜2に収まる(ジパルミチン酸アスコルビルのみ3)高品質な植物油ブレンドが、この2指標を押し上げています。
一方でスカルプケア力1.9点は「要注意」水準。タンパク質系補修成分(加水分解ケラチン等)や浸透促進剤を持たない純粋オイル設計のため、ダメージ毛の内部補修や頭皮コンディショニングを求める用途には構造的に限界があります。同じく髪補修力2.5点(やや物足りない)も同じ文脈で理解できます。
また、生分解性の平均値は0.89(易分解)と高水準で、マイクロプラスチック成分の含有もなし。環境負荷の低い設計という点も、現代的な観点で評価できます。
全19成分のうち16種が植物油という、オイル処方としては国内でも類を見ない構成です。中でも以下5成分が、処方設計の意図を読み解く鍵になります。
EWGスコア:2 / コメドジェニック度:2
γ-リノレン酸(GLA)を8〜14%含有する希少性の高いオイル。必須脂肪酸のうち、特にGLAはプロスタグランジンの前駆体としてバリア機能修復に直接作用します。英国のキングス・カレッジ・ロンドンをはじめとする複数の研究でアトピー性皮膚炎の炎症抑制効果が確認されており、皮膚科学的エビデンスを持つ数少ない植物油のひとつです。酸化安定性が低いという弱点は、同処方中のトコフェロール(ビタミンE)との組み合わせで実質的に相殺されており、この「月見草油×トコフェロール」の組み合わせは処方設計上の最重要ペアと言えます。
EWGスコア:2 / コメドジェニック度:1(低い)
遺伝子育種(交雑育種)によりオレイン酸含量を約80%に引き上げたハイオレイック型のベニバナ種子油です。通常のサフラワー油(リノール酸主体・酸化しやすい)と比較して酸化安定性が3〜5倍高く、多種のオイルを組み合わせた本処方の「酸化しにくさ」を底上げする重要な役割を担っています。コメドジェニック度1という低さも、頭皮への使用を考慮すると評価ポイントです。成分間の相乗効果データでも、カニナバラ果実油(ローズヒップ油)との組み合わせが確認されており、同じ処方内に両成分が含まれている点は設計の巧みさとして記録に値します。
EWGスコア:2 / 食用実績あり・安全性高
オレイン酸(約43%)・リノール酸(約37%)に加え、米特有のポリフェノール「γ-オリザノール」を含有。γ-オリザノールはチロシナーゼを阻害することでメラニン生成を抑制し、さらにトコトリエノール(ビタミンEの一種)を含み、通常のビタミンEと比較して約50倍の抗酸化力を持つとされています(※食品科学・化粧品研究において報告されている参考値)。同処方のトコフェロールと組み合わさることで、抗酸化ネットワークをダブルで構築している点が評価できます。
EWGスコア:2 / 推奨配合量:1〜5%
リノール酸(約45%)・α-リノレン酸(約30%)という必須脂肪酸の二本柱に加え、カロテノイドとビタミンEを同時に含有するマルチタスクオイルです。チリ大学などの研究において、ローズヒップオイルの色素沈着抑制・皮膚バリア機能修復効果が報告されています。ただし、高濃度ビタミンC誘導体との配合には安定性上の注意情報があります。同処方にジパルミチン酸アスコルビル(脂溶性ビタミンC誘導体)が含まれるため、処方安定性の設計技術が問われる組み合わせでもあります。
EWGスコア:3 / 全成分中唯一の要確認スコア
水溶性ビタミンCをパルミチン酸2分子で脂溶性化した誘導体で、オイル製剤への配合を可能にした設計です。皮膚内のエステラーゼによって分解されてアスコルビン酸活性を発現するため、通常のアスコルビン酸より安定して作用が持続します。抗酸化・美白・コラーゲン合成促進の三機能を持ち、エイジングケア力3.4点(標準的)を下支えする成分です。ただしEWGスコアが3であり、高pH処方や金属イオン(鉄・銅)との拮抗が報告されているため注意情報として確認しておく必要があります。トコフェロール(ビタミンE)との相乗効果はデータで確認されており、本処方においては有効に機能していると考えられます。
メリット
デメリット・注意点
余談ですが、英国の植物化学研究グループによると、月見草油は開封後3ヶ月以内の使用と冷暗所保管が品質維持の目安とされています。オイル単体処方では特にこの点が製品寿命を左右します。
「安全性と使用感に全振りした、植物油コレクターズエディション」
16種の植物油を組み合わせた処方は、安全性4.3点・使用感4.0点という数字が示す通り、肌への刺激リスクを極限まで下げた設計が最大の強みです。一方で「補修する」「育てる」機能を期待するには成分構造上の限界があり、コンセプトを正しく理解して使うことが重要です。
口コミは1件・5点満点という状態で、サンプルが少なすぎるため統計的な信頼性はありませんが、使用感4.0点というスタッツデータとは方向性が一致しています。
使用シーン別推奨度: