解析結果

パイモアスペクトラムカラーズ(シルバー)

カテゴリ:カラートリートメント

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パイモアスペクトラムカラーズ(シルバー)
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総合ランク

95個中 89

総合点

2.27
2.27

1mlあたり

12.3
コスパ
2.6

カテゴリ内順位

96%以内
92位 / 95製品中
上位
パイモアスペクトラムカラーズ(シルバー)解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 19266 Amazonランク

SAFETY成分安全性リスク

🛡️

安全性が高い商品です

規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした

個人差要因経皮吸収6件

リスクスコア 0/100 | フラグ成分 0 | EWG 5件評価済み
リスクスコア
0 / 100
解析安全性値
3.1 / 5
EWG スコア
平均 1.4 最高 3
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
なし
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
なし
生分解性
68%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
27%
低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 13
植物エキス 0
コスパ
2.6
安全性
4.3
素材の品質
2.7
髪補修力
1.4
育毛力
2.0
使用感の良さ
3.4
エイジングケア
2.2
ホワイトニング
3.0
保湿効果
2.3
スキンケア力
0.7
環境配慮
2.5
浸透力
1.5
即効性
1.6
持続性
1.7
ツヤ感
2.6
サラサラ感
3.1
優れた素材 0
注意素材 0
香り フルーツ酸の香り
無添加・クレーム
ノンシリコン

メーカー

PAIMORE(パイモア)

ブランド

パイモア

容量

200ml

参考価格

2468円

1ml単価

12.3円

JAN

4582406487334

ASIN

B0B1V4XH9X

発売日

2022年11月10日

ID

11576

製造国

日本

シリーズ名

スペクトラムカラーズ

対象の髪タイプ

ダメージケア・カラー退色防止向け

公式サイト

公式サイトを見る

全成分

広告を含みます。

商品説明

・パイモア スペクトラムカラーズ:(ヘアトリートメント・染毛料)〈化粧品〉全18色 容量:200g 販売名:P1トリートメント ・チューブタイプ・グローブ・トップコート(お試し用サンプル)付 ・願いを叶える色が必ず見つかる 豊富で繊細なカラ…
広告を含みます。

ANALYZEDパイモアスペクトラムカラーズ(シルバー)の解説

カラートリートメントなのに「補修力」が最低水準な理由

解析チームです。パイモア スペクトラムカラーズ(シルバー)は、塩基性染料・HC染料を配合したカラートリートメントです。トリートメント効果を謳いながらも、スタッツ上は「補修力」と「スカルプケア」が極めて低水準。一方、使用感だけは平均を上回るという、用途を正しく理解して使うことが重要な製品です。

概要:カラー特化型の割り切り設計

総合点は2.27点と平均(3.0点)を大きく下回ります。ただし、この製品の本質は「染める」ことにあるため、補修系のスコアが低い点はある意味で正直な評価と言えます。突出して低いのはスカルプケア力0.7点(平均比-76.7%)と髪補修力1.4点(平均比-53.3%)。対照的に使用感3.4点は平均以上を維持しており、「塗りやすさ・馴染みやすさ」という塗布体験面は設計の工夫が見られます。

STATS OVERVIEW — vs avg 3.0
使用感 3.4
安全性 3.1
配合成分レベル 2.7
コスパ 2.6
保湿力 2.3
エイジングケア力 2.2
髪補修力 1.4
スカルプケア力 0.7
総合点 平均 3.0 ┃ 108製品中 2.27

成分数13個というシンプルな処方は、カラートリートメントとしては珍しくはありません。ただし「トリートメント成分が毛髪内部をダイレクト補修」というメーカー訴求に対して、スタッツの髪補修力1.4点(平均比-53.3%)は乖離が大きく、補修効果に過度な期待はできません。この製品は「発色のためのビークル(運び手)にトリートメント感を添えた設計」として理解するのが実態に近いでしょう。

注目成分:処方の意図と限界を読む

グリセリン(EWG:1)× ヒアルロン酸Na(EWG:1)── 保湿の二本柱

グリセリンは三価アルコール構造による優れた吸湿性を持ち、50年以上の使用実績を誇る基幹保湿成分(EWG:1、CIR:Safe as Used)。ヒアルロン酸Naは1gあたり最大6Lの水分を保持するムコ多糖類で、発酵法由来の安全性の高い成分です(EWG:1)。この2成分は相乗的な保水効果が確認されており、処方上の最も合理的な組み合わせのひとつ。ただし両成分ともに配合順位が低く(中盤以降)、保湿力2.3点という結果は濃度設計の制約を示唆します。

ステアルトリモニウムクロリド × セチルアルコール ── BTAC系の王道処方

ステアルトリモニウムクロリドは第四級カチオン界面活性剤で、髪のダメージ部位に選択的に吸着して疎水性を改善し、帯電防止・柔軟性付与効果を発揮します。セチルアルコール(EWG:1、植物性)との組み合わせはBTAC(Behentrimonium Chloride Emulsion)系の典型的な乳化処方で、なめらかなテクスチャーと塗布均一性に貢献。使用感3.4点(平均以上)の背景にはこの処方設計の巧みさがあります。一方、ステアルトリモニウムクロリドはタンパク変性作用を持つため頭皮への付着は避けるべきで、メーカーも「頭皮にすり込まないよう注意」と明記しています。

ジメチコン(EWG:3)── ツヤと環境負荷のトレードオフ

ジメチコンはキューティクル表面を平滑化し、摩擦軽減とツヤ向上を担うシリコーン成分。EWGスコアは3(中程度の懸念)ですが、刺激性はほぼなく安全性評価上は問題のない成分です。ただし、生分解性0.20と極めて低く、環境中に蓄積しやすい性質があります。6成分の平均生分解性0.68の中でも、この成分が引き下げ要因になっている点は環境配慮の観点で言及すべきデータです。

塩基性染料・HC染料 ── この製品の本命成分

この処方の核心は塩基性染料とHC染料の組み合わせです。塩基性染料は発色が鮮やかでビビットな色表現に優れ、HC染料(Hydroxyethyl-Cellulose Derivative系)は分子量が小さくキューティクルの隙間に浸透しやすい特性を持ちます。余談ですが、化粧品研究の知見によると、この2種の染料を組み合わせることで色の持続性と発色の深みを両立しやすくなることが知られています。ただし詳細な配合量は非公開のため、各色での発色持続性は使用環境(元の髪色・ダメージ度)に大きく依存します。

カチオン化ケラチン ── 名前と実力のギャップ

カチオン化ケラチンは髪のマイナス荷電部位に吸着する補修成分として注目される素材ですが、成分表の後半配置から主力成分としての濃度は期待しにくい状況です。髪補修力1.4点(平均比-53.3%)という結果は、この成分の存在量が補修効果として機能しきれていない可能性を示しています。

メリット・デメリット

メリット

  • 発色のベースが整っている処方:塩基性染料+HC染料の組み合わせで色表現の幅が広い
  • 使用感3.4点(平均以上):ステアルトリモニウムクロリド×セチルアルコールによるなめらかなテクスチャーで塗布ムラが出にくい設計
  • 皮膚安全性の懸念なし:GHS感作性・アレルゲン性・EDC該当成分ゼロ。経皮吸収リスク平均0.27と低水準
  • グリセリン×ヒアルロン酸Naの相乗保湿:カラー処理後の一時的な保水を補助

デメリット・注意点

  • 髪補修力1.4点は要注意水準:「ダイレクト補修」訴求と実スタッツの乖離が大きい
  • スカルプケア力0.7点:ステアルトリモニウムクロリドの頭皮刺激リスクもあり、地肌ケア目的では完全に不向き
  • ジメチコンの生分解性0.20:6成分平均の中で著しく低く、環境蓄積リスクが相対的に高い
  • ステアルトリモニウムクロリドとアニオン界面活性剤の拮抗に注意:アニオン系シャンプーが髪に残った状態で使用すると、カチオン成分の吸着効率が低下する可能性があります。タオルドライ後の水気切りを丁寧に行うことが推奨されます
  • 色移りリスク:メーカーもタオルへの色移りを注意喚起。ライトカラーのタオル・枕カバーへの付着に留意が必要

まとめ

一言で言うと

「補修はおまけ、発色が主役の割り切り処方」

QUICK VERDICT
STRENGTH
使用感
3.4 / 5.0
WEAKNESS
スカルプケア
0.7 / 5.0
PURPOSE
カラーデポジット
塩基性+HC染料
環境指標:生分解性 0.68(中程度)/ 経皮吸収リスク 0.27(低)

カラートリートメントという製品カテゴリで評価した場合、「色を入れながら使用感を確保する」という目的は一定達成しています。ただしトリートメント効果を期待して選ぶには根拠が薄く、「カラー特化+使用感重視」と割り切った選択が必要です。補修を求めるなら、使用後に別途プロテイン系トリートメントを重ねる使い方が現実的です。

使用シーン別推奨度:

  • シルバー・グレー系の色味を定期的に補充したい人:塩基性染料+HC染料の組み合わせで発色は期待できる。用途合致◎
  • ダメージケアを同時に行いたい人:髪補修力1.4点のデータから、このシリーズ単体での補修効果は要注意。別途ケアが必要
  • 頭皮が敏感な人:スカルプケア力0.7点+ステアルトリモニウムクロリドの頭皮刺激リスクを踏まえると不向き
  • 環境配慮を重視する人:ジメチコンの生分解性0.20が懸念点。6成分平均0.68は中程度だが、この成分の蓄積性は留意

口コミ情報がない段階での解析のため実使用との照合はできませんが、使用感3.4点というスタッツは「塗りやすさ・なめらかさ」という評価軸で支持される傾向が多いカラートリートメントカテゴリの傾向と一致していると推察されます。

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