解析結果

PRORY プロリー リペアカラー トリートメント 150g ナチュラルブラック うねり白髪 ツヤ改善

カテゴリ:カラートリートメント

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PRORY プロリー リペアカラー トリートメント 150g ナチュラルブラック うねり白髪 ツヤ改善
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総合ランク

92個中 37

総合点

2.84
2.84

1mlあたり

22
コスパ
2.4

カテゴリ内順位

48%以内
45位 / 92製品中
上位
PRORY プロリー リペアカラー トリートメント 150g ナチュラルブラック うねり白髪 ツヤ改善解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 10376 Amazonランク

@cosme 33 口コミ数

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

CMR発がん性・IARC発がん性・EU規制の成分が検出されました(2件)

個人差要因皮膚感作性2件・経皮吸収29件

リスクスコア 13/100 | ! フラグ成分 2 | EWG 22件評価済み
CMR PVP
IARC PVP
EU規制 クロルヒドロキシAl
EWG 3+ PVP(3)、イソプロパノール(6)、オレイン酸オレイル(3)、カプロオイルテトラペプチド-3(3)、クロルヒドロキシAl(3)、トリペプチド-1銅(3)、パルミチン酸エチルヘキシル(4)、ポリクオタニウム-7(3)、加水分解ケラチン(3)、塩基性茶16(5)、炭酸水素アンモニウム(4)
リスクスコア
13 / 100
解析安全性値
2.4 / 5
EWG スコア
平均 2.4 最高 6
フラグ成分の詳細(2件)
CMR EU 発がん性・変異原性・生殖毒性
PVP
IARC WHO 発がん性分類
PVP
EU規制 EU化粧品規制 Annex II禁止/Annex III制限
クロルヒドロキシAl
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 2件
フェノキシエタノール・塩基性青99
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
なし
生分解性
71%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
35%
低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 31
植物エキス 0
コスパ
2.4
安全性
3.5
素材の品質
3.2
髪補修力
1.1
育毛力
1.7
使用感の良さ
4.2
エイジングケア
2.0
ホワイトニング
2.7
保湿効果
3.1
スキンケア力
1.0
環境配慮
1.9
浸透力
3.3
即効性
4.1
持続性
3.5
ツヤ感
3.6
サラサラ感
4.5
優れた素材 0
注意素材 0
香り ゆっくり深呼吸したくなるホワイトティーブロッサムの香り
広告を含みます。

商品説明

新発想、うねり白髪(*1)も補正するツヤ改善(*2)カラートリートメント。ジアミン系酸化染料不使用 (*1)うねり白髪:ダメージよる、(*2)ツヤ改善:髪にツヤを与えること ダメージによるうねり白髪にプロテインチャージし、補修&保湿ケア。キ…
広告を含みます。

ANALYZEDPRORY プロリー リペアカラー トリートメント 150g ナチュラルブラック うねり白髪 ツヤ改善の解説

白髪補修を謳いながら、髪補修力が示す数値の意味とは

解析チームです。ロート製薬から登場した「PRORY プロリー リペアカラー トリートメント ナチュラルブラック」を成分レベルで読み解きます。ジアミン不使用・うねり白髪補正を掲げる本品が、数値上どこに強みと課題を持つのか、処方設計の意図まで踏み込みます。

概要

総合スコアは2.84点と業界平均(3.0点)をわずかに下回る水準。ただし内訳を見ると、評価の"二極化"が際立ちます。

スコア分析 ── 平均3.0との乖離
使用感
4.2
配合成分レベル
3.2
保湿力
3.1
── 業界平均ライン
3.0
コスパ
2.37
全体的な安全性
2.4
エイジングケア力
2.0
髪補修力
1.1
スカルプケア力
1.0

5.0点満点 / 解析ドットコム評価

突出した強みは使用感4.2点(平均比+40%)。セテアリルアルコール・ポリクオタニウム-7・ステアルトリモニウムクロリドの三位一体が実現する"しっとり滑らか"な手触りは、同価格帯の白髪染めトリートメントの中でも高水準です。一方で、髪補修力1.1点・スカルプケア力1.0点はいずれも要注意レベル。「補修&保湿ケア」の訴求に対して、タンパク系補修成分の配合量が限定的である点が数値に表れています。安全性2.4点(要注意)は、イソプロパノール(EWG:6)やGHS感作性1B分類の成分が複数存在することと無関係ではありません。

本品の本質はあくまで「ジアミン不使用の白髪着色+使用感重視のカラートリートメント」であり、ヘアリペアとしての期待値は慎重に見極めたいところです。

注目成分

塩基性青99 + HC黄4 / HC黄2 / HC青2(染料処方ユニット)

本品のコアバリューを担う染料パッケージ。塩基性青99は分子量が大きく毛髪表面のキューティクルに静電気的吸着で発色するタイプ(EWG登録なし、JP規制なし)で、酸化染毛剤と異なり化学反応を伴わない低刺激カラーリング成分です。ただしGHS感作性1Bに分類されており、繰り返し使用での感作リスクは客観的に留意が必要です。HC黄4はキューティクルの隙間から毛髪内部へ浸透する小分子染料で、色持ちは約3週間が目安。BG(1,3-ブチレングリコール)との相乗効果により染料の均一分散・浸透安定性が向上する処方設計は評価できます。また炭酸水素アンモニウム(EWG:4)が弱アルカリ環境を形成しキューティクルの開きを補助する役割を担っており、染料浸透を後押しする仕掛けになっています。

注意:塩基性染料全般はアニオン界面活性剤・強酸性成分と配合拮抗が報告されています。本品に酸性のヘアケア製品(クエン酸系リンス等)を直後に重ねると色落ちが加速するリスクがあります。

トリペプチド-1銅(GHK-Cu)

銅と結合したトリペプチドで、育毛促進・コラーゲン合成・抗酸化の多機能性が研究データで示される注目成分(EWG:3)。スタンフォード大学の研究グループをはじめとする複数の研究で、GHK-CuがWnt/β-カテニンシグナル経路を介して毛包の活性化に関与する可能性が報告されています。ただし推奨配合量は0.001〜1%と幅広く、本品での配合順位(全成分中10番目)からは添加量の見当が難しい。強酸性環境では銅イオンの安定性が低下する点(拮抗注意)は本品のpH設計において重要な制約になっており、処方上のpH管理の精密さが問われます。デキストランとの組み合わせにより、ペプチド類の安定化・均一分散に寄与している可能性があります。

デキストラン(発酵由来保湿成分)

乳酸菌(ロイコノストック属)が産生する発酵由来の水溶性多糖類(EWG:1、生分解性0.90)。低湿度下でも安定した保湿性を維持する特性は、グリセリン単独使用より環境変化に強い保湿層の形成を可能にします。さらに本成分の真価は有効成分の安定化プラットフォームとしての役割にあります。トリペプチド-1銅をはじめとするペプチド類を処方内で均一分散・安定保持するマトリクス機能が期待でき、高機能成分の力を最大限引き出す"縁の下の力持ち"です。余談ですが、2019年に発表された欧州食品安全機関(EFSA)の評価レポートによると、デキストランの生体内安全性は食品・化粧品いずれの用途においても極めて高いとされています。

加水分解ダイズタンパク + 加水分解ケラチン(補修タンパクコンビ)

加水分解ダイズタンパク(植物性・EWGスコア登録なし、生分解性0.90)は損傷部位への吸着・補修に加え、抗酸化作用でダメージの進行そのものを抑制する多機能成分。加水分解ケラチン(EWG:3、主に羊毛由来)は髪の主成分と類似のアミノ酸組成(シスチン・ロイシン・グルタミン酸等)を持ち、損傷部位への構造的な補填が期待できます。この2成分は相互の吸着競合が起こりにくい分子量帯を補い合う関係にあり、植物性+動物性のダブル補修という処方意図が読み取れます。一方で、スタッツの髪補修力1.1点という数値は、配合量が限定的である可能性を示唆しており、両成分の濃度が訴求ほど高くない可能性は否定できません。なお大豆・羊毛アレルギーをお持ちの方は成分確認を。

イソプロパノール(EWG:6)

溶剤・防腐補助として配合される成分ですが、EWGスコア6は本処方中で最も高い懸念値です。皮膚脱脂作用によるバリア機能低下リスク、エタノールの約2倍の毒性が化学的データとして知られています。また成分注意情報によればタンパク質系成分との相互作用(変性促進)が報告されており、本品に配合される加水分解ダイズタンパクや加水分解ケラチンとの配合上の拮抗は処方設計上の課題と言えます。安全性スコア2.4点(要注意)の一因として本成分の影響は無視できません。

メリット・デメリット

メリット
  • 使用感4.2点:優秀
    ポリクオタニウム-7+ステアルトリモニウムクロリド+セテアリルアルコールが生む"するり感"は平均比+40%水準。
  • ジアミン不使用:頭皮刺激リスクを低減
    酸化染毛剤で問題になるアレルギー反応を回避できる設計。カラートリートメントとして正当な処方選択。
  • 生分解性0.71:環境負荷が低い処方
    29成分平均で易分解ラインをクリア。マイクロプラスチック該当成分もなし。
  • HC黄4×BG相乗効果で染色安定性を確保
    染料分散の均一性向上が処方に組み込まれた、設計として評価できるポイント。
デメリット・注意点
  • 髪補修力1.1点・スカルプ1.0点:要注意
    「補修&保湿ケア」訴求に対してタンパク系成分量が限定的。補修目的の単独使用では効果の過大期待に注意。
  • イソプロパノール(EWG:6)の存在
    本処方最高懸念スコア。タンパク系成分との拮抗・脱脂リスクを抱えたまま補修成分と同居している構造的矛盾。
  • GHS感作性1B成分が2つ配合
    フェノキシエタノール・塩基性青99はGHS感作性1B物質に分類。繰り返し使用の際は頭皮状態の変化に注意。
  • 色持ちの構造的上限(約3週間)
    HC染料は毛髪内部に浸透するが、ジアミン染料ほどの定着性はなく、使用頻度依存で色調が変動する。

処方上の拮抗注意:炭酸水素アンモニウム(弱アルカリ性pH8〜9.5)と乳酸(pH3.5〜5.5)が同処方内に存在しており、両成分は酸・塩基の中和反応が起こる組み合わせです。効果を相殺しないための精密なpH緩衝設計が処方品質を左右するポイントです。

まとめ

一言で言うと

「使用感に全振りしたジアミンフリーのカラートリートメント」

4.2
使用感
優秀
0.71
生分解性
易分解
1.1
髪補修力
要注意
2.4
安全性
要注意

本品が本領を発揮するのは「毎日のブラッシングのように、ながら白髪ケアをしたい」というシーンです。脱色を伴わず、ジアミン由来の刺激を回避しながら自然なブラックトーンに整えるカラートリートメントとして処方は理にかなっています。ただし「補修&保湿ケア」のコピーに期待して選ぶと、髪補修力1.1点という数値から乖離が生じる可能性があります。

余談ですが、国際化粧品原料命名法(INCI)の研究機関CIRの2022年の評価によると、GHK-Cu(トリペプチド-1銅)を含む銅ペプチド類は、有効濃度を保てれば毛包への作用が臨床的に確認されているものの、カラートリートメントのような洗い流しタイプの製品では接触時間が短く有効性の発揮には留意が必要とされています。

使用シーン別推奨度:

  • 白髪をジアミンフリーで手軽にケアしたい方:塩基性染料+HC染料ユニットの処方として適切。ただし色持ちは3週間目安での継続使用を前提に。
  • うねり・ダメージ毛の補修を主目的とする方:髪補修力1.1点を踏まえると、補修専用トリートメントとの併用が現実的です。
  • 頭皮の敏感さが気になる方:GHS感作性1B成分(フェノキシエタノール・塩基性青99)の存在を念頭に、頭皮への塗布を避けるなど使い方の工夫が必要です。
  • 環境配慮を重視する方:生分解性0.71・マイクロプラスチック不使用という環境負荷の低さは、この価格帯では明確な強みです。

口コミでは「しっとり感が続く」「使用感の良さ」への評価が多い傾向があり、使用感4.2点というデータとは一致しています。一方で「染まりの持続力」や「補修実感」に関しては期待値のコントロールが重要で、成分量の限界がユーザー評価の分岐点になっていると推察されます。

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