解析結果

オクトセラピエ(serapie) [医薬部外品] 薬用 スキンケアシャンプー ナチュラルアロマの香り 230ml フケ かゆみ

カテゴリ:シャンプー

オクトセラピエ(serapie) [医薬部外品] 薬用 スキンケアシャンプー ナチュラルアロマの香り 230ml フケ かゆみ
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総合ランク

2173個中 1882

総合点

2.38
2.38

1mlあたり

3.8
コスパ
2.1

カテゴリ内順位

87%以内
1,887位 / 2,173製品中
上位
オクトセラピエ(serapie) [医薬部外品] 薬用 スキンケアシャンプー ナチュラルアロマの香り 230ml フケ かゆみ解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 346 Amazonランク

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした

個人差要因皮膚感作性1件・経皮吸収14件

リスクスコア 0/100 | フラグ成分 0 | EWG 12件評価済み
リスクスコア
0 / 100
解析安全性値
2.1 / 5
EWG スコア
平均 2.8 最高 6
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 1件
ラウレス硫酸Na
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
なし
生分解性
81%
易分解性
経皮吸収リスク
41%
中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 14
植物エキス 1
コスパ
2.1
安全性
3.6
素材の品質
1.3
洗浄剤の品質
3.9
洗浄力
3.1
髪補修力
1.0
育毛力
1.4
使用感の良さ
2.0
エイジングケア
1.6
ホワイトニング
3.0
保湿効果
1.3
スキンケア力
1.2
環境配慮
2.1
浸透力
1.8
即効性
2.9
持続性
1.3
ツヤ感
2.1
サラサラ感
2.3
優れた素材 0
注意素材 1
香り 香り:100%天然香料ナチュラルアロマの香り
有効成分 ピロクトンオラミン(オクトピロックス)

メーカー

ライオン

ブランド

serapie(オクトセラピエ)

容量

230ml

参考価格

877円

1ml単価

3.8円

JAN

4903301109990

ASIN

B001ET6528

発売日

2008年9月3日

ID

11554

製造国

日本

シリーズ名

serapie(セラピエ)

対象の髪タイプ

フケ・かゆみ向け

公式サイト

公式サイトを見る
広告を含みます。

商品説明

香り:100%天然香料ナチュラルアロマの香り 原産国 : 日本 内容量 : 230ml 商品サイズ (幅x奥行x高さ) : 65×38×164 乾燥した地肌のカサカサ感・フケ・かゆみを防ぎ、地肌を傷めずやさしく洗い上げる薬用のスキンケアシャ…
広告を含みます。

ANALYZEDオクトセラピエ(serapie) [医薬部外品] 薬用 スキンケアシャンプー ナチュラルアロマの香り 230ml フケ かゆみの解説

フケに効く有効成分があるのに、スカルプケア力が低い理由

解析チームです。ライオンの医薬部外品「オクトセラピエ 薬用スキンケアシャンプー」を、全成分・スタッツ・環境安全性データをもとに徹底解析します。フケ・かゆみ特化を謳う薬用処方の実態と、見えてきた処方設計の課題をお伝えします。

概要:フケ対策特化型の医薬部外品、その実力は?

解析ドットコム3,244製品中の総合評価は2.36点。平均3.0点を0.64点下回る水準で、評価基準に照らすと「要注意」ゾーンに位置します。大多数のスコア項目が2点以下に集中しており、唯一の例外が洗浄剤の品質3.9点洗浄力3.1点。この2項目だけが平均水準をキープしています。

特に目立つ弱点は髪補修力1.0点・スカルプケア力1.2点・配合成分レベル1.3点・保湿力1.3点。医薬部外品として「地肌ケア」を前面に出しながら、スカルプケア力が1.2点という乖離は、処方設計の優先順位がどこにあるのかを如実に示しています。成分数はわずか14成分と業界最小クラスのシンプル構成ですが、それがケア成分の薄さにも直結しています。

オクトセラピエ スタッツ一覧 / 平均比較
スタッツ比較(5点満点 / 灰色=平均3.0) 総合点 2.36 配合成分レベル 1.3 全体的な安全性 2.0 髪補修力 1.0 スカルプケア力 1.2 保湿力 1.3 コスパ 2.1 洗浄力 3.1 洗浄剤の品質 3.9 ★ 本商品スコア 平均ライン(3.0)

環境面では、成分14個の平均生分解性スコアが0.81(易分解)と高く、マイクロプラスチック非含有。環境負荷の低さはこのシャンプーの数少ない明確な強みです。

注目成分:処方設計の意図と限界を読む

14成分というミニマルな構成の中から、この製品の「核心」と「課題」を分ける5成分を深掘りします。

ピロクトンオラミン 医薬部外品有効成分

EWG:4 JP承認成分 推奨配合量 0.3〜1% pH適正域 6〜7

この製品の医薬部外品としての存在意義を担う唯一の有効成分です。環状ヒドロキサム酸誘導体がマラセチア属真菌(フケの主因)の金属酵素に結合し、細胞膜合成を阻害する作用機序を持ちます。ジャーナル『Skin Pharmacology』掲載の比較試験では、同じフケ防止成分のジンクピリチオンより高い抗真菌効果が確認されています。

有効に機能するpH域が6〜7と限定的。クエン酸によるpH調整がこの成分の活性維持に重要な意味を持ちます。ただし強アルカリ環境では失活するため、セッケン系シャンプーとの組み合わせは設計上推奨されません。

ラウレス硫酸Na(SLES)GHS感作性1B

EWG:6 推奨配合量 3〜10% 生分解性:0.70

主洗浄剤として最上位に近い位置に配合されたアニオン界面活性剤。ラウリル硫酸Naにエチレンオキシドを付加して分子量を増大させた改良型で、皮膚浸透性はLSS比で低減されていますが、EWGスコアは6と高め。GHS感作性1B(感作性物質)に分類されており、繰り返し接触での感作リスクには注意が必要です。

ラウリン酸アミドプロピルベタインとの相乗効果により泡質改善・刺激低減が設計されている点は評価できますが、両性界面活性剤だけで刺激を完全にカバーするには限界があります。同カテゴリのアミノ酸系主剤と比べると頭皮への負荷は大きくなる傾向です。

ラウリン酸アミドプロピルベタイン 洗浄補助

EWG:3 推奨配合量 1〜5% 生分解性:0.75

アミドベタイン型両性界面活性剤として、主剤SLESの刺激を緩和しながら泡質を改善する役割を担います。SLESとの組み合わせは洗浄剤品質3.9点(平均比+30%)の主因と読み解けます。pHにより正負のイオン性を切り替える構造が、洗浄中のマイルドさを生み出す仕組みです。

余談ですが、コスメティクス成分審査機構(CIR)の2019年レポートによると、ラウリン酸アミドプロピルベタインは複数の皮膚科学試験で「Safe as Used」が確認されており、洗い流しシャンプー用途では特に安全性評価が高い成分とされています。

エタノール + 無水エタノール 二重配合に注意

EWG:3 経皮吸収リスク 0.80〜0.90 生分解性:1.00

成分表にエタノールと無水エタノールが両方記載されている点は注目です。溶剤・防腐補助・速乾性の付与が目的と考えられますが、経皮吸収リスクが0.80〜0.90と本処方内で最高水準。頭皮の脂質バリアを破壊するリスクがあり、乾燥・フケを悪化させる可能性を理論上否定できません。

フケ・かゆみ対策を謳う製品でアルコール二重配合という設計は、ターゲット層(乾燥した地肌)と相反するリスクを内包しています。スカルプケア力1.2点の低評価と整合する要因の一つです。

納豆エキス 日本発酵美容原料

由来:発酵 生分解性:0.95 経皮吸収リスク 0.20

納豆菌の発酵過程で生成されるポリグルタミン酸・ナットウキナーゼ・アミノ酸群を含む複合成分。経皮吸収リスクが0.20と低いため、シャンプーのような短時間接触・洗い流し用途では実質的な保湿・細胞賦活効果の発現には疑問が残ります。

余談ですが、東京農業大学の研究グループによると、ポリグルタミン酸はヒアルロン酸の約2〜4倍の水分保持能を示すとされます。ただし全成分の最後尾に記載されており、配合濃度が実効量に達しているかは不透明です。

成分安全性・機能マッピング
EWGスコア(高=懸念)→ × 機能重要度(大=処方核心)↑ EWG1 EWG2 EWG3 EWG4〜5 EWG6+ 機能 ピロクトン オラミン EWG:4 SLES EWG:6 LAB EWG:3 BG EWG:1 PG EWG:4 EtOH×2 EWG:3 納豆EX - クエン酸

バブルサイズ≒処方上の機能重要度。左下が「安全かつ補助的」、右上が「機能核心かつ懸念あり」

メリット・デメリット

ここが強み

  • 医薬部外品有効成分ピロクトンオラミン配合

    フケ原因菌への殺菌・抗真菌効果は研究で確認済み。法的に効能が裏付けられる「医薬部外品」格付けは他の一般化粧品と一線を画します。

  • 洗浄剤の品質3.9点(平均を上回る唯一の項目)

    SLESとラウリン酸アミドプロピルベタインの組み合わせは教科書的な相乗設計。泡質・洗浄力のバランスは同価格帯でも水準以上です。

  • 生分解性0.81・マイクロプラスチック不使用

    平均生分解性スコアが0.81と高く、環境負荷への配慮は客観データで確認できる強みです。

  • 877円・230ml コスト面での入手しやすさ

    有効成分入りで1,000円以下という価格は間口が広い。ただしコスパスコアは2.1点であり、内容に対する費用対効果の評価は低めです。

ここが弱点

  • 髪補修力1.0点:ダメージケア成分はゼロ

    ケラチン・加水分解タンパク・シリコン系補修成分が全成分中に存在せず。洗浄に特化した設計のため、ダメージ毛への使用には不向きです。

  • エタノール・無水エタノールの二重配合

    経皮吸収リスク0.80〜0.90の高吸収性成分が二種類配合。「乾燥した地肌」向けを謳う処方としてはフケ・かゆみへの影響が懸念されます。

  • PG(旧指定成分)配合

    EWGスコア4、旧指定成分(旧表示指定成分)として記録されるPGが配合。高濃度時はSLESとの相互作用で刺激が増加する可能性があります。

  • 納豆エキスは配合量に疑問符

    成分表の最末尾に位置する納豆エキスは、有効量に達しているか不透明。訴求上の「スキンケア」要素を実質的に支える根拠としては弱い配置です。

注意点:相反する成分の組み合わせ

有効成分ピロクトンオラミンはpH6〜7で最大効果を発揮しますが、エタノール系溶剤は一部の高分子保湿成分と拮抗関係にあります。またPOE硬化ヒマシ油は高濃度アルコールと組み合わせると乳化安定性への影響が出るケースがあり、処方内のアルコール二重配合との兼ね合いは設計上の課題として残ります。

まとめ

一言で言うと

「フケ菌には効く、でも頭皮には優しくない」医薬部外品の二律背反。

ピロクトンオラミンという有効成分の効果は科学的に裏付けられており、フケ・かゆみ抑制という特定の目的への作用は確かに存在します。しかしスカルプケア力1.2点・保湿力1.3点・配合成分レベル1.3点という複合的な低スコアは、「頭皮にやさしく」という訴求と処方内容の間にある距離を示しています。エタノール二重配合・旧指定成分PG・SLESという組み合わせは、日常的に使うヘアケアとして頭皮環境の改善を目指すには不十分な設計と評価せざるを得ません。

使用シーン別推奨度:

  • 急性のフケ・かゆみ対策(短期使用)向け:ピロクトンオラミンの抗真菌作用を活かした短期集中ケアとしてはひとつの選択肢。ただし連用での頭皮乾燥には注意が必要です。
  • 乾燥頭皮・敏感頭皮の方:アルコール二重配合・SLES主剤の組み合わせはリスクが高く、スカルプケア力の低さも踏まえると別製品の検討を推奨します。
  • ダメージ毛・補修ケア目的:髪補修力1.0点(測定上の最低値)のため、この目的での選択は適合しません。
  • 環境配慮を重視する方:生分解性0.81・マイクロプラスチック非含有は事実。環境負荷の低さを優先基準とするなら評価できる点です。

口コミ件数が十分でないため傾向の確定はできませんが、フケ対策としての使用感については有効成分の作用機序から一定の実感が得られやすいと推測されます。一方で「頭皮がうるおう」「髪がまとまる」といったケア面での期待は、スタッツデータとは乖離する可能性が高いと解析チームは見ています。

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