カテゴリ:洗い流さないトリートメント
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一部の成分に注意が必要です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因皮膚感作性8件・アレルゲン8件・経皮吸収17件
商品説明
解析チームです。N.(エヌドット)ポリッシュオイルのセージ&クローブ香は、フラーレンを配合した点が光るマルチユースオイルです。ただし成分構成を精査すると、香りの豊かさと引き換えに見えてくる"コスト"があります。
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総合スコアは2.09点(平均3.0点比 −30%)と平均を大きく下回ります。特に全体的な安全性が0.8点という数値は784製品中でも要注意水準。一方でエイジングケア力・配合成分レベルはともに3.3点と標準的な水準を維持しており、処方設計の方向性は明確です。コスパは1.87点(平均比 −38%)と厳しい評価です。
ベースオイルにゴマ・サフラワー・ヒマワリ・ホホバ・シア脂油と5種の植物油を重ねた処方は決して悪くありません。ただ安全性スコアを大きく引き下げているのが、17成分中8成分がGHS感作性1B(皮膚感作性物質)に分類されているという事実です。配合成分の約47%が感作性物質というのは、同カテゴリの製品と比較しても異例の高比率です。
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炭素60個がサッカーボール状に結合した同素体(C60)で、2005年に日本で化粧品原料として実用化された先進成分。活性酸素を自身が消耗せずに吸着・無害化する「触媒型」の抗酸化機序が最大の特徴で、大阪大学などの研究グループによる実証でビタミンCの約172倍の抗酸化力が報告されています。紫外線による分解がほとんどなく、EWGスコアは2(安全水準)。ただし生分解性は0.20(非常に低い)で、かつマイクロプラスチック含有成分に該当します。環境負荷の観点から、使用後の排水への蓄積には留意が必要な側面もあります。トコフェロール(ビタミンE)との組み合わせで抗酸化の相乗効果が期待できる設計は評価できます。
シソ科ヤクヨウサルビアから得られる精油で、EWGスコアは4、CIR評価は「Safe with Qualifications(条件付き安全)」。主成分のα-ツヨン・β-ツヨン(合計30〜50%)は神経毒性を持ち、高濃度・長期使用では痙攣誘発リスクが医学文献で言及されています。WHO(世界保健機関)はツヨンの1日摂取許容量を設定するほどその毒性を認識しており、化粧品への配合は推奨配合量(0.1〜1%)の厳守が前提です。GHS感作性1Bにも分類されており、アレルゲン性もあります。
EWGスコア1〜2の植物油が処方の上位を占めており、ベース設計の安全性は高水準です。特にホホバ種子油は液体ワックスであり人の皮脂構造に近いイコセン酸を主成分とするため、頭皮・肌への親和性が高い。シア脂油(EWG:1)はコメドジェニック度0で、肌荒れ傾向の強い頭皮・ボディへの使用も理論上は適合性が高い。生分解性は3成分とも0.90〜0.95と高く、環境負荷が低い基剤構成と言えます。ヒマワリ種子油のリノール酸はセラミド合成の前駆体として機能するため、バリア機能補助のメカニズムとしても注目です。
本製品の香りの核を担うのがイランイラン花油とチョウジ葉油です。イランイラン花油はアドレナリン分泌抑制によるリラックス効果が実証されており、スカルプケア目的での皮脂バランス調整にも用いられますが、GHS感作性1B・アレルゲン性ありで、EWGスコアは4。チョウジ葉油(クローブ葉油)はオイゲノールを主体とし、EU規制において香料アレルゲン成分として表示義務対象になっています。この2成分の組み合わせはアレルギー素因のある方には複合的なリスクとなる可能性があります。
テキサスシダーウッド由来の精油でEWGスコア5(全成分中最高値)。EU規制でも「香料成分として規制対象の可能性あり」と記載されており、GHS感作性1B・アレルゲン性あり。血行促進・抗菌作用は報告されていますが、配合比率が高まると感作リスクも上がります。推奨配合量は0.1〜2.0%と幅があるため、実際の配合量が鍵となります。
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余談ですが、欧州SCCS(化粧品安全性科学委員会)の2023年ガイドラインによると、香料アレルゲン成分は0.01%以上の配合でEUリンスオフ製品に表示義務が生じます。チョウジ葉油由来のオイゲノールはその対象であり、今後の規制強化動向も注目されます。
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「香りに全振りしたフラーレンオイル」。フラーレンという高機能成分を配合しながら、それを支える処方の大半が感作性精油という、ユニークかつリスクのあるバランス設計です。
植物由来100%の処方でナチュラル志向に見えますが、GHS感作性1B成分が8種という事実は無視できません。安全性スコア0.8点は、このカテゴリの製品の中でも下位水準に位置します。フラーレン・トコフェロールによるエイジングケアの処方意図は評価できるものの、配合成分レベル3.3点に見合った安全性設計とは言いにくい状況です。
使用シーン別推奨度:
口コミ(@cosme 5.4/7.0)では香りの良さと使用感の軽さが支持されている傾向があり、使用感2.8点という数値とおおむね一致します。ただし安全性に関する懸念はレビューには反映されにくく、成分視点で見ると口コミ評価とスタッツの乖離が大きい製品と言えます。
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