カテゴリ:育毛トニック
総合ランク
総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
一部の成分に注意が必要です
CMR発がん性・EU規制の成分が検出されました(2件)
個人差要因皮膚感作性2件・アレルゲン1件・経皮吸収13件
メーカー
レイソー・ジャパン株式会社ブランド
レイソー容量
120ml参考価格
6600円1ml単価
55円JAN
4562488593116ASIN
B07VQR66JPID
11761製造国
日本シリーズ名
薬用 レイソー 富貴神対象の髪タイプ
抜け毛・薄毛・細毛・円形脱毛予防向け公式サイト
公式サイトを見る商品説明
解析チームです。今回は育毛・スカルプケアに特化した医薬部外品、薬用レイソー富貴神を深掘りします。有効成分8種を含む本格処方ながら、スタッツは全項目で平均(3.0点)を下回る結果に。価格帯と処方内容の関係性を含め、データから正直にお伝えします。
総合スコア2.62点は、平均3.0点を約13%下回る水準です。特に突出して低いのが保湿力1.6点(平均比−47%)と髪補修力1.8点(平均比−40%)。これは処方設計が「育毛・頭皮環境整備」に全振りしており、保湿系成分(グリセリン・ヒアルロン酸等)がほぼ配合されていないことを反映しています。唯一平均に最も近いのがエイジングケア力2.8点で、抗酸化・抗炎症成分の組み合わせがここに貢献。コスパ2.3点は価格6,600円(120ml)を踏まえると「やや物足りない」評価となっています。
なお、レイソーゲン・スエルチオールの2成分は成分データベース(addS)未登録で、作用・安全性データを客観的に確認できない点も総合評価に影響しています。
本製品の処方で最もEWGスコアが高い成分(スコア5)がサリチル酸です。BHA(β-ヒドロキシ酸)に分類され、脂溶性のため毛穴奥まで浸透して過剰な角質・皮脂栓を溶解します。抗菌・抗炎症・防腐の三役も担う医薬部外品承認成分ですが、経皮吸収リスクは0.85(高)と高く、適正pH域が3.0〜4.0と狭いため濃度とpH管理が処方の核心となります。また、レチノールやビタミンC誘導体との併用で刺激が増強する可能性があり、本製品との併用ケアでは注意が必要です。
EWGスコア1・コメドジェニック度0と安全性プロファイルが優秀なビタミン系有効成分です。日本の医薬部外品育毛剤の有効成分として正式承認されており、推奨配合量は0.1〜0.5%。頭皮の脂質代謝を正常化し過剰な皮脂分泌を抑えることで、育毛環境を整える働きが期待されます。経皮吸収リスクが0.80(高)である点は、有効成分の浸透力の高さとして処方上の強みに転換できます。本製品にはパントテン酸カルシウムも同時配合されており、これら2成分の組み合わせは相乗的な育毛補助効果が示唆されています。
EWGスコア2、甘草(かんぞう)由来の抗炎症成分。プロスタグランジンE2産生抑制とヒアルロニダーゼ阻害という二重の機序で炎症・アレルギー反応を制御します。コルチゾール様の作用を持ちながら副作用リスクが低く、医薬部外品承認成分としての信頼性も高い成分です。生分解性0.85と環境負荷も低水準。本製品では刺激の強いトウガラシチンキやサリチル酸による頭皮炎症を緩衝する役割を担っていると読み取れます。
カプサイシンを主成分とするトウガラシ果実のエタノール抽出エキス。EWGスコア3、GHS感作性1B(感作性物質)に分類されており、EU規制Annex IIIに制限規定があります。JP規制でも化粧品ネガティブリスト該当で配合量上限1.0%が設定されています。血行促進による育毛効果は広く認められていますが、本製品にはエタノールが同時配合されており、成分間の注意情報として「アルコール系成分との組み合わせで刺激が増強する」データがある点は見逃せません。センブリエキスやショウガ根エキスとの相乗効果は確認されていますが、本処方にはこれらが含まれていません。
ウマノスズクサ科ウスバサイシン・ケイリンサイシンの根由来エキス。グルタチオンレダクターゼ活性増強による抗酸化作用に加え、セラミド合成・インボルクリン産生促進によるバリア機能修復、フィラグリン産生促進による保湿効果という多面的な作用を持つ漢方由来成分です。生分解性0.85と環境への負荷も低い。ただし、処方内にセラミドやナイアシンアミドが存在しないため、相乗効果のパートナー成分が不在という状況で、ポテンシャルを最大限に発揮できていない可能性があります。
余談ですが、日本香粧品学会誌の報告によると、サリチル酸の頭皮への作用効果はpH4.0以下で顕著に向上するとされています。本製品はクエン酸でpHを調整していると考えられますが、そのpH帯においてトウキエキスの適正pH域(5.0〜7.0)との乖離が生じる可能性があり、植物エキス成分の安定性が課題となり得る点です。
「有効成分の数は多い、でも頭皮育毛剤として見ると足りないものが多い処方」という評価が正直なところです。医薬部外品として8種の有効成分を配合している点は、一般化粧品には真似できない法的強みです。ただし、保湿力1.6点・育毛効果2.5点・スカルプケア力2.0点という数値は、6,600円(120ml)という価格帯に対して釣り合っているとは言えません。同価格帯のスカルプトニックには、有効成分に加えてパンテノール・ヒアルロン酸・センブリエキスなどを補完配合し、保湿力・スカルプ総合力で4.0点前後を叩き出す処方も存在します。
使用シーン別推奨度:
口コミデータは現時点で件数0件のため、使用感トレンドとの照合は行えませんでしたが、使用感スコア2.1点という評価は、エタノール・トウガラシチンキ・サリチル酸という「刺激系成分の集中」が反映された妥当な数値と言えます。
まだ口コミはありません。最初の口コミを書いてみませんか。
口コミを書く