カテゴリ:トリートメント
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総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
安全性が高い商品です
EU規制の成分が検出されました(1件)
個人差要因経皮吸収34件
メーカー
ネイチャーラボブランド
MARO17(マーロ17)容量
350ml参考価格
2178円1ml単価
6.2円JAN
4582469493020ASIN
B06WP7S1ZQ発売日
2017年3月15日ID
11677シリーズ名
コラーゲン スカルプ コンディショナー対象の髪タイプ
頭皮ケア・スカルプケア向け詰め替え
あり公式サイト
公式サイトを見る使い方
全成分
商品説明
解析チームです。ネイチャーラボの「MARO17 スカルプ コンディショナー クリーム」を成分レベルで分解します。@cosme 2025年上半期ベストコスメ第2位を受賞した注目作ですが、スタッツを見ると期待通りの項目と、意外な弱点が同時に見えてきました。
総合点3.99点は業界平均(3.0点)を約33%上回る水準です。特筆すべきは配合成分レベル5.1点(平均比+70%)と保湿力5.0点(満点)、そしてエイジングケア力4.8点の3点セット。一方で髪補修力2.1点は平均を0.9点下回り、このコンディショナーが「毛髪ケア」より「頭皮・エイジングケア」に特化した設計であることを数値が明確に語っています。
余談ですが、化粧品成分研究の観点から見ると、コンディショナーでありながら「スカルプケア・エイジングケア特化型」という設計コンセプトを持つ製品は市場でも比較的稀で、通常のコンディショナー(毛髪補修主体)とは異なるカテゴリーに位置します。
この製品の処方設計で最も巧みな点が、この2成分の組み合わせです。アセチルテトラペプチド-3はリシン・スレオニン・セリン・リシンからなる合成テトラペプチドで、毛包周囲の細胞外マトリックス(ECM)に作用し、ラミニンおよびコラーゲンIII型の産生を促進することで「毛包の固定力」を物理的に強化します。これにアカツメクサ花エキス(イソフラボン「ビオカニンA」含有)を組み合わせることで5αリダクターゼⅠ型・Ⅱ型の両方を阻害し、DHT(ジヒドロテストステロン:抜け毛の主因となるホルモン)産生を抑制。Labo Cosmedの研究データでは、この2成分の複合体(キャピキシル)はミノキシジル比で3倍以上の育毛活性を示すと報告されており、推奨配合量(ペプチド0.1〜1%、エキス1〜5%)のいずれも本品処方で充足可能な設計です。生分解性も両成分とも0.80〜0.90と環境負荷が低い点も評価できます。
ダイズ芽エキスは発芽段階のダイズに濃縮されるポリアミン類(スペルミジン・スペルミン等)を主体とする植物エキスです。ポリアミン類はコラーゲンとヒアルロン酸の産生促進作用が確認されており、抗老化アプローチとして注目度が高い成分。さらにイソフラボンによる皮脂分泌抑制作用が、アカツメクサ花エキスのイソフラボン作用と処方内で相乗する設計になっています。本品のエイジングケア力4.8点(平均比+60%)を構成する核心成分のひとつです。大豆アレルギーをお持ちの方は、成分表中の加水分解ダイズタンパクとあわせて注意が必要です。
γ-リノレン酸(8〜14%)とリノール酸(65〜80%)を高濃度含有する希少なオイルです。通常の植物油に比べてγ-リノレン酸の含有量が突出して高く、必須脂肪酸の供給による頭皮バリア機能改善効果が臨床的に確認されています。EWGスコア2、コメドジェニック度2と安全性は標準水準ですが、特筆すべきは経皮吸収リスク0.65という数値。これは「有効成分が頭皮に届きやすい」ことを意味し、バリア修復成分としての機能を最大限に発揮できる設計です。ただし酸化安定性が低い点は処方の安定化技術に依存します。
スイス産の希少リンゴ「ウトビラー・スパトラウバー(Uttwiler Spätlauber)」の植物幹細胞から培養・抽出したバイオテクノロジー成分です。EWGスコア1(最安全)、経皮吸収リスク0.20と安全性プロファイルが優秀。植物幹細胞由来の成長因子とフェノール系化合物がヒト表皮幹細胞の活性化・細胞寿命延長に作用することは、Mibelle Biochemistry社の研究で報告されています。毛母細胞への活性化作用も期待される成分で、推奨配合量0.5〜3%。先進的なバイオテクノロジー成分を2,178円の価格帯で処方している点は、配合成分レベル5.1点の評価に直結しています。
トウキ根エキス(セリ科・Angelica acutiloba由来)はクマリン類・フタライド類を主成分とし、血行促進とコラーゲン分解阻害作用を持つ医薬部外品承認成分です。アカヤジオウ根エキス(漢方名「地黄」)はイリドイド配糖体を主要有効成分として細胞賦活・血流改善作用を担います。この2成分がヒオウギエキス・ヨモギ葉エキスと連携する「東洋植物医学ライン」が処方のもうひとつの特徴。ただしトウキ根エキスは微量のベルガプテンを含有しており、高濃度紫外線環境との併用については注意事項として記録しておく価値があります(化粧品基準の配合量では通常問題のない範囲)。
「頭皮エイジングケアの研究者が喜ぶ処方、でも毛髪補修には頼れない」
キャピキシル・リンゴ幹細胞エキス・漢方複合体という3系統のアプローチを2,178円に詰め込んだ点で、配合成分レベル5.1点という評価は納得感があります。ただし「コンディショナー=髪がサラサラになる」という期待で手に取ると、髪補修力2.1点という数値が現実を伝えます。頭皮ケアとエイジングケアに振り切った「スカルプ特化型コンディショナー」として評価するのが正確です。
口コミ数・評価点のデータが未収集のため口コミトレンドとの照合は現時点では不可ですが、@cosme ベストコスメ2025上半期第2位という受賞は「実際の使用感の高さ(使用感スタッツ4.3点)」が一般ユーザーにも支持された結果と考えられ、スタッツとの整合性はある程度担保されています。
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