解析結果

MARO17(マーロ17) スカルプ コンディショナー クリーム ジェントルミントの香り ホワイト

カテゴリ:トリートメント

🏆 @cosme ベストコスメアワード2025 上半期新作ベストシャンプー・トリートメント 第2位
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総合ランク

1820個中 358

総合点

3.88
3.88

1mlあたり

6.2
コスパ
4.0

カテゴリ内順位

20%以内
359位 / 1,820製品中
上位
MARO17(マーロ17) スカルプ コンディショナー クリーム ジェントルミントの香り ホワイト解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 791 Amazonランク

SAFETY成分安全性リスク

🛡️

安全性が高い商品です

EU規制の成分が検出されました(1件)

個人差要因経皮吸収34件

リスクスコア 6/100 | ! フラグ成分 1 | EWG 18件評価済み
EU規制 トウガラシ果実エキス
EWG 3+ 1,10-デカンジオール(3)、トウガラシ果実エキス(3)
リスクスコア
6 / 100
解析安全性値
4.0 / 5
EWG スコア
平均 1.7 最高 3
フラグ成分の詳細(1件)
EU規制 EU化粧品規制 Annex II禁止/Annex III制限
トウガラシ果実エキス
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
なし
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
なし
生分解性
84%
易分解性
経皮吸収リスク
31%
低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 34
植物エキス 14
コスパ
4.0
安全性
4.4
素材の品質
5.1
髪補修力
2.0
育毛力
3.0
使用感の良さ
4.2
エイジングケア
4.4
ホワイトニング
2.7
保湿効果
4.9
スキンケア力
3.1
環境配慮
3.7
浸透力
3.6
即効性
2.9
持続性
4.1
ツヤ感
3.3
サラサラ感
4.6
優れた素材 3
注意素材 0
香り ジェントルミントの香り
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ANALYZEDMARO17(マーロ17) スカルプ コンディショナー クリーム ジェントルミントの香り ホワイトの解説

キャピキシルをコンディショナーに入れる意味、考えたことはあるか

解析チームです。ネイチャーラボの「MARO17 スカルプ コンディショナー クリーム」を成分レベルで分解します。@cosme 2025年上半期ベストコスメ第2位を受賞した注目作ですが、スタッツを見ると期待通りの項目と、意外な弱点が同時に見えてきました。

概要

総合点3.99点は業界平均(3.0点)を約33%上回る水準です。特筆すべきは配合成分レベル5.1点(平均比+70%)保湿力5.0点(満点)、そしてエイジングケア力4.8点の3点セット。一方で髪補修力2.1点は平均を0.9点下回り、このコンディショナーが「毛髪ケア」より「頭皮・エイジングケア」に特化した設計であることを数値が明確に語っています。

STATS OVERVIEW — MARO17 SCALP CONDITIONER
配合成分レベル 5.1 / 5
保湿力 5.0 / 5
エイジングケア力 4.8 / 5
使用感 4.3 / 5
全体的な安全性 4.0 / 5
スカルプケア力 3.4 / 5
髪補修力 2.1 / 5
総合点 3.99 / 5

余談ですが、化粧品成分研究の観点から見ると、コンディショナーでありながら「スカルプケア・エイジングケア特化型」という設計コンセプトを持つ製品は市場でも比較的稀で、通常のコンディショナー(毛髪補修主体)とは異なるカテゴリーに位置します。

注目成分

アセチルテトラペプチド-3 × アカツメクサ花エキス(キャピキシル複合体)

この製品の処方設計で最も巧みな点が、この2成分の組み合わせです。アセチルテトラペプチド-3はリシン・スレオニン・セリン・リシンからなる合成テトラペプチドで、毛包周囲の細胞外マトリックス(ECM)に作用し、ラミニンおよびコラーゲンIII型の産生を促進することで「毛包の固定力」を物理的に強化します。これにアカツメクサ花エキス(イソフラボン「ビオカニンA」含有)を組み合わせることで5αリダクターゼⅠ型・Ⅱ型の両方を阻害し、DHT(ジヒドロテストステロン:抜け毛の主因となるホルモン)産生を抑制。Labo Cosmedの研究データでは、この2成分の複合体(キャピキシル)はミノキシジル比で3倍以上の育毛活性を示すと報告されており、推奨配合量(ペプチド0.1〜1%、エキス1〜5%)のいずれも本品処方で充足可能な設計です。生分解性も両成分とも0.80〜0.90と環境負荷が低い点も評価できます。

ダイズ芽エキス

ダイズ芽エキスは発芽段階のダイズに濃縮されるポリアミン類(スペルミジン・スペルミン等)を主体とする植物エキスです。ポリアミン類はコラーゲンとヒアルロン酸の産生促進作用が確認されており、抗老化アプローチとして注目度が高い成分。さらにイソフラボンによる皮脂分泌抑制作用が、アカツメクサ花エキスのイソフラボン作用と処方内で相乗する設計になっています。本品のエイジングケア力4.8点(平均比+60%)を構成する核心成分のひとつです。大豆アレルギーをお持ちの方は、成分表中の加水分解ダイズタンパクとあわせて注意が必要です。

月見草油(イブニングプリムローズオイル)

γ-リノレン酸(8〜14%)とリノール酸(65〜80%)を高濃度含有する希少なオイルです。通常の植物油に比べてγ-リノレン酸の含有量が突出して高く、必須脂肪酸の供給による頭皮バリア機能改善効果が臨床的に確認されています。EWGスコア2、コメドジェニック度2と安全性は標準水準ですが、特筆すべきは経皮吸収リスク0.65という数値。これは「有効成分が頭皮に届きやすい」ことを意味し、バリア修復成分としての機能を最大限に発揮できる設計です。ただし酸化安定性が低い点は処方の安定化技術に依存します。

リンゴ果実培養細胞エキス

スイス産の希少リンゴ「ウトビラー・スパトラウバー(Uttwiler Spätlauber)」の植物幹細胞から培養・抽出したバイオテクノロジー成分です。EWGスコア1(最安全)、経皮吸収リスク0.20と安全性プロファイルが優秀。植物幹細胞由来の成長因子とフェノール系化合物がヒト表皮幹細胞の活性化・細胞寿命延長に作用することは、Mibelle Biochemistry社の研究で報告されています。毛母細胞への活性化作用も期待される成分で、推奨配合量0.5〜3%。先進的なバイオテクノロジー成分を2,178円の価格帯で処方している点は、配合成分レベル5.1点の評価に直結しています。

トウキ根エキス・アカヤジオウ根エキス(漢方由来処方)

トウキ根エキス(セリ科・Angelica acutiloba由来)はクマリン類・フタライド類を主成分とし、血行促進とコラーゲン分解阻害作用を持つ医薬部外品承認成分です。アカヤジオウ根エキス(漢方名「地黄」)はイリドイド配糖体を主要有効成分として細胞賦活・血流改善作用を担います。この2成分がヒオウギエキス・ヨモギ葉エキスと連携する「東洋植物医学ライン」が処方のもうひとつの特徴。ただしトウキ根エキスは微量のベルガプテンを含有しており、高濃度紫外線環境との併用については注意事項として記録しておく価値があります(化粧品基準の配合量では通常問題のない範囲)。

メリット・デメリット

メリット

  • 育毛アプローチの深度が高い:キャピキシル(アセチルテトラペプチド-3+アカツメクサ花エキス)をコンディショナーに処方するのは同価格帯で異例の選択
  • 保湿力はスタッツ満点:ヒアルロン酸Na(EWG:1)・水溶性コラーゲン(EWG:1)・月見草油・ヒバマタエキスなど保湿機能が多層構造で設計されている
  • エイジングケア成分が横断的:リンゴ果実培養細胞エキス・トリフルオロアセチルトリペプチド-2・ダイズ芽エキス・ローヤルゼリーエキスが一処方に集結
  • 環境負荷が低い:34成分の生分解性平均0.84は「易分解」水準。マイクロプラスチック成分の配合もなし
  • GHS感作性・アレルゲン登録成分ゼロ:安全性プロファイルがクリーン

デメリット・注意点

  • 髪補修力2.1点は要注意水準:ダメージ毛の補修目的での使用は期待値を下げる必要がある
  • ステアルトリモニウムクロリドの頭皮塗布リスク:タンパク変性作用を持つカチオン界面活性剤。本品は「地肌に直塗り」がメーカー推奨だが、生分解性0.40と成分群内では低め。頭皮が敏感な方は反応に注意
  • トウガラシ果実エキスはEWG:3・EU規制Annex III制限成分:カプサイシンによる刺激性があり、傷や炎症のある頭皮への使用は避けるべき
  • 大豆・牛乳・ローヤルゼリー由来成分を複数含有:該当アレルギーを持つ方は全成分表を確認のこと(加水分解ダイズタンパク・ホエイ・ローヤルゼリーエキス)
  • 月見草油は酸化しやすい:開封後は早めに使い切る設計が求められる(製品の保存方法を遵守)

まとめ

一言で言うと

「頭皮エイジングケアの研究者が喜ぶ処方、でも毛髪補修には頼れない」

キャピキシル・リンゴ幹細胞エキス・漢方複合体という3系統のアプローチを2,178円に詰め込んだ点で、配合成分レベル5.1点という評価は納得感があります。ただし「コンディショナー=髪がサラサラになる」という期待で手に取ると、髪補修力2.1点という数値が現実を伝えます。頭皮ケアとエイジングケアに振り切った「スカルプ特化型コンディショナー」として評価するのが正確です。

SCENE-BASED FIT MATRIX
◎ BEST FIT
薄毛・抜け毛が気になり始めた30〜50代
キャピキシル複合体の5αリダクターゼ阻害が直接アプローチ
◎ BEST FIT
頭皮の乾燥・エイジングが気になる方
保湿力満点、エイジングケア成分が多層設計
○ GOOD FIT
トリートメントを別途使用できる方
毛髪補修は他製品で補い、頭皮ケアをこの1本に集約する使い方が合理的
△ NOT FIT
ハイダメージ毛・カラー・パーマ後の集中補修目的
髪補修力2.1点。専用トリートメントを選ぶべき場面

口コミ数・評価点のデータが未収集のため口コミトレンドとの照合は現時点では不可ですが、@cosme ベストコスメ2025上半期第2位という受賞は「実際の使用感の高さ(使用感スタッツ4.3点)」が一般ユーザーにも支持された結果と考えられ、スタッツとの整合性はある程度担保されています。

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