解析結果

ルベルコスメ ルベル ジオ スプレー ソリッドホールド

カテゴリ:スタイリング剤

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総合ランク

368個中 233位

総合点

2.35
2.35

1mlあたり

8.9円
コスパ
2.6

口コミの評価

3.56点
口コミ数 23件
3.6

カテゴリ内順位

61%以内
227位 / 368製品中
上位

DATA口コミによる評価

DATA口コミ・販売データ

Amazon 3.6点 口コミ評価
Amazon 23件 口コミ数
Amazon 6118位 Amazonランク

SAFETY成分安全性リスク

一部の成分に注意が必要です

規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした

個人差要因 皮膚感作性 1件 経皮吸収 16件
リスクスコア100点満点・低いほど安全
0/100低
解析安全性値5点満点・高いほど安全
2.8/5注意
EWG スコア8成分の平均・低いほど安全
最高 3
1.8/10良好
判定は上の指標を合わせた総合評価です(解析安全性値を最も重視) EWG 評価済み 8成分
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B1件
フェノキシエタノール
アレルゲン香料
なし
検出なし
マイクロプラスチック
未検出
検出なし
内分泌かく乱性
なし
検出なし
生分解性高いほど良い
61%比較的分解しやすい
経皮吸収リスク低いほど良い
34%低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

17成分数
3植物エキス
0優れた素材
0注意素材

この商品の強み TOP3 5点満点

4.1/5
No.1 安全性(総合)
3.4/5
No.2 使用感の良さ
2.7/5
No.3 ツヤ感

そのほかの項目 点数の高い順・点線は中間の 2.5

サラサラ感
2.7
コスパ
2.6
素材の品質
2.6
ホワイトニング
2.6
即効性
2.5
環境配慮
2.1
持続性
2.0
育毛力
1.8
エイジングケア
1.8
保湿効果
1.7
浸透力
1.7
スキンケア力
0.6
3.5以上 2.5〜3.4 1.5〜2.4 1.5未満
香り 香料入
広告を含みます。
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ANALYZEDルベルコスメ ルベル ジオ スプレー ソリッドホールドの解説

セット力は高いのに、なぜ総合評価は要注意になったのか

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■ 総合2.35点|使用感と成分評価の乖離が判定を分けた

ルベルコスメ ルベル ジオ スプレー ソリッドホールド

スタイリング剤内の順位

368個中233位

上位 64%(下位グループ)

安全性の判定

注意が必要な成分 3つ(EWG3以上: (アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C1-18)/アルキル(C1-8)アクリルアミド)コポリマーAMP(3)、DME(3)、エタノール(3))

解析チームです。今回は『ルベル ジオ スプレー ソリッドホールド』を見ていきます。

成分表の大半はスタイリング用高分子(ポリマー)と噴射剤で構成されており、総合点は2.35点(平均3.0点)と要注意水準です。一方、口コミ評価は4.74点(5点満点)と非常に高く、気になるのは「なぜ使い心地の満足度は高いのに、成分評価は伸びないのか」という点です。答えは成分表にあります。

結論から

スタイリング機能に特化した、ヘアケア成分はほぼ期待できない要注意水準のスプレーです。セット力・耐湿性を担う合成ポリマーが処方の中心で、補修や頭皮ケアを目的とした成分はほとんど配合されていません。

  • 硬めのスタイルを長時間キープしたい人:アニオン系アクリルコポリマー(皮膜をつくってスタイルを固定する高分子)が主剤で、使用感3.4点(平均3.0点)は成分表とも一致します。
  • ヘアケアとスタイリングを一本で済ませたい人:髪補修力1.4点・保湿力1.7点はいずれも要注意水準で、ダメージ補修や保湿の効果は見込めません。

注目の成分3つ

(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C1-18)/アルキル(C1-8)アクリルアミド)コポリマーAMP(スタイルを固定する皮膜形成ポリマー)

スプレーが乾くと毛束の表面に均一な皮膜をつくり、形を保持するアニオン系合成高分子です。配合順では噴射剤(エタノール・DME・LPG)の直後に位置しており、この製品の機能的な主剤と判断できます。

ポリパーフルオロメチルイソプロピルエーテル(フッ素系の撥水・撥油剤)

水や油をはじくフッ素系ポリマーで、湿気による崩れを抑えることが期待されます。ただし欧州化学機関(ECHA)がPFAS(有機フッ素化合物)規制検討対象に挙げる化合物群に含まれており、長期的な環境・安全性の動向に注視が必要な成分です。

アカヤジオウ根エキス(漢方の地黄(じおう)由来の植物エキス)

頭皮の血流改善や細胞代謝促進が期待される生薬系成分ですが、配合順は後半10番目以降であり、スカルプケアへの実質的な寄与は限定的と見られます。

安全面で見ておくこと

  • フェノキシエタノール(防腐剤):GHS感作性1B物質に分類されています。推奨配合量(0.5〜1%)の範囲内での使用が前提ですが、敏感な頭皮環境での継続使用は留意しておくと良いでしょう。
  • ポリパーフルオロメチルイソプロピルエーテル(フッ素系ポリマー):生分解性スコアが0.10と極めて低く、ECHAのPFAS制限提案対象に含まれます。環境残留性の観点から、将来的に規制が強化される可能性のある成分群です。
  • (アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C1-18)/アルキル(C1-8)アクリルアミド)コポリマーAMP(皮膜形成ポリマー):生分解性スコアが0.15と低く、EWGスコアも3です。洗い流さないスタイリング剤として毎日使用する場合は、環境負荷の観点で意識しておく価値があります。

スコアの内訳

使用感が高い理由

使用感3.4点(平均比+0.4点)は、アクリレーツコポリマーAMPとフッ素系撥水剤の組み合わせによるものです。スプレー後の速乾性と耐湿性が「べたつかず崩れにくい」という実感につながっており、口コミの高評価(4.74点)とも一致しています。

スカルプケア力が低い理由

スカルプケア力0.6点は全項目中最低で、平均(3.0点)を大幅に下回る要注意水準です。アカヤジオウ根エキスやグリチルリチン酸2K(甘草由来の抗炎症成分)が配合されてはいるものの、いずれも配合順の後半に位置し、設計上の主軸はあくまでスタイリング固定と判断されます。前書きで置いた「使い心地が高いのに総合点が伸びない」という疑問への答えは、ここにあります。評価されているのは「固まる感触」であり、「頭皮や髪への働き」ではないのです。

まとめ

一言で言うと、ヘアケア効果は期待せず、スタイリング固定だけを目的に使う商品です。ダメージ補修や保湿を別のケアで補える人には、セット力の高さという点で選択肢に入ります。

効果を最大限に引き出すには、アウトバストリートメントで髪の保湿・補修を先に済ませてからスプレーする使い方が合理的です。この製品にその役割を求めると、期待とのズレが生じやすくなります。

余談ですが、東京農工大学の研究によると、フッ素系ポリマーは環境中での分解が極めて遅く、水系への残留が確認されているとされています。毎日使いするスタイリング剤としての環境負荷も、選択の一基準にしてみてください。

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