カテゴリ:洗い流さないトリートメント
総合ランク
総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
安全性が高い商品です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因経皮吸収17件
メーカー
ヤマサキブランド
ラサーナ容量
150ml参考価格
5280円1ml単価
35.2円ASIN
B01B2DVIZOID
11743シリーズ名
海藻 ヘア エッセンス対象の髪タイプ
ダメージ毛向け、広がりやすい毛向け公式サイト
公式サイトを見る使い方
商品説明
解析チームです。ラサーナ 海藻 ヘア エッセンス さらさら(フローラル&フルーティの香り)を成分・スタッツ双方から読み解きます。"水ゼロ処方"を謳う洗い流さないヘアエッセンスとして、成分の質と処方設計に独自性が光る一方、数値が示す弱点も見逃せません。
総合点3.2点は平均水準ですが、内訳を見ると評価がくっきり二極化しています。全体的な安全性4.3点(平均比+1.3点)と配合成分のレベル3.8点(同+0.8点)は優秀な水準で、18成分すべてにGHS感作性・アレルゲン・EDC疑い成分の該当がなく、皮膚安全性指標はクリーン。一方でスカルプケア力1.5点(同-1.5点)は要注意なレベルであり、髪補修力2.6点・保湿力2.6点もやや物足りない水準にとどまります。製品コンセプト(広がり・ダメージ毛向けエッセンス)と成分の顔ぶれは一致していますが、キーとなるγ-ドコサラクトンが処方の6番目という配合順位は補修効果の発揮に影響している可能性があります。
STATS OVERVIEW — 5.0満点 / 平均3.0
※バーの長さは最大5.0を100%として表示
本処方の主役的な補修成分。日本精化が開発したナタネ(エルカ酸)由来のγ-ラクトン化合物で、ドライヤーやアイロンの熱エネルギーを"トリガー"として毛髪ケラチンのリシン残基(アミノ基)と共有結合を形成する点が他の補修成分と一線を画します。共有結合はイオン結合や水素結合より強固なため、シャンプー洗浄後も結合が維持される持続型作用機序を持ちます。配合量の推奨は0.1〜2%。注目すべきは同じ処方内に配合されたシクロペンタシロキサン・セバシン酸ジエチル・トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリルとの相乗的な処方設計です。セバシン酸ジエチルは難溶性成分の角質浸透を補助し、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル(MCTオイル)はγ-ドコサラクトンの均一拡散を助けることで、成分単体よりも効果発現パターンが向上すると考えられます。ただし処方の配合順位は6番目であり、シリコーン類(1・2番目)が先に髪表面を覆う可能性を踏まえると、浸透の効率には製品使用法(熱活用の徹底)が鍵を握ります。
フランス・ブルターニュ地方北部産の褐藻類から抽出した油溶性の海藻エキス。ラサーナブランドが掲げる「海藻」の象徴的成分です。特筆すべき機序はオートファジー(細胞の自己浄化機構)の正常化。老化に伴い蓄積するプロジェリン(老化タンパク質)を分解・抑制することで、皮膚・毛髪環境のアンチエイジング的整備に寄与します。生分解性スコア0.85と高く、環境負荷の低い成分として評価できます。なお本成分は推奨配合量1〜5%でビタミンCやセラミドとの相乗効果が確認されていますが、本処方にはそれらの"ベストパートナー"が存在しないため、単独での性能に収まる構成となっています。
EWGスコア1(最安全ランク)、コメドジェニック度0。人体の皮脂成分にも含まれる炭化水素油で、経皮吸収リスクスコアが0.80と高く、これは有効成分としての浸透力の高さに転換できるポジティブな特性です。酸化安定性に優れ、処方内のオリーブ果実油・トコフェロール(ビタミンE)と組み合わせることで、脂質の酸化連鎖を抑制する抗酸化ネットワークを形成します。軽いテクスチャーはヘアエッセンスの使用感3.6点に貢献している成分の一つと見られます。
処方の筆頭に来る揮発性環状シリコーン。EWGスコア4、生分解性スコア0.20(難分解性)。乾燥後のさらさら感・軽さの主要な担い手ですが、環境中への残留性が国際的に議論されており、EU化粧品規則でもリングダウン(すすぎ落とし)製品では一定の規制がかかっています(現時点でヘアエッセンスなど非リングダウン製品は規制対象外ですが、注目しておきたい成分です)。全17成分の生分解性平均0.74という好スコアを下げている主因もこの成分です。
ラウリン酸約50%を主成分とする植物性トリグリセリド。抗菌性・保護・保湿の機能を持つ一方、コメドジェニック度が4(5段階中)と高く、スカルプケア力1.5点という低スコアと照らし合わせると、頭皮につきやすい方やニキビができやすい頭皮タイプには注意が必要な配合です。本製品は毛先中心の使用を推奨しており、その用法はこの成分特性を踏まえると合理的です。
Key Ingredients — EWG Score & Biodegradability
余談ですが、スクワランの経皮吸収リスクスコア0.80という数値について、これは"浸透しやすさ"を示しており、有効成分の担体(キャリア)として機能する側面もあります。セバシン酸ジエチルとの組み合わせは浸透補助のダブル構成となり、処方設計の巧みさとして評価できる点です。
「安全性に振り切った、ニッチな熱補修エッセンス」
成分レベル3.8点・安全性4.3点という2本柱は本物の強さです。γ-ドコサラクトンという熱応答型補修成分を軸に、植物由来オイルとシリコーンを組み合わせた処方は、"水を入れない"という設計哲学と一貫しています。ただし、髪補修力2.6点・保湿力2.6点はその成分の豪華さに対してやや物足りない数値であり、γ-ドコサラクトンの配合順位(6番目)と熱活用の必須条件が実力発揮の限定条件になっている可能性を指摘しておきます。
使用シーン別推奨度:
OVERALL VERDICT
4.3
安全性
3.8
成分レベル
1.5
スカルプ
3.2
総合点
口コミのトレンドについては今回の評価ではデータが限られますが、@cosmeスコア5.3/7.0は標準よりやや良い水準であり、使用感3.6点・さらさら感を重視した処方との方向性は一致している可能性があります。
---
まだ口コミはありません。最初の口コミを書いてみませんか。
口コミを書く