解析結果

綺和美 KIWABI ROOT VANISH 白髪染め ヘアカラートリートメント ブラック 単品

カテゴリ:カラートリートメント

綺和美 KIWABI ROOT VANISH 白髪染め ヘアカラートリートメント ブラック 単品
Amazon
3M株式会社 綺和美 KIWABI ROOT VANISH 白髪染め ヘアカラートリートメント ブラック 単品をAmazonアマゾンで購入
楽天 取扱なし
Yahoo 取扱なし

総合ランク

92個中 32

総合点

3.04
3.04

1mlあたり

36.5
コスパ
2.9

カテゴリ内順位

40%以内
38位 / 92製品中
上位
綺和美 KIWABI ROOT VANISH 白髪染め ヘアカラートリートメント ブラック 単品解析チャート
EXETIME(エグゼタイム)

DATA口コミ・販売データ

Amazon 7044 Amazonランク

@cosme 1,498 口コミ数
LIPS 3.8

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

EU規制の成分が検出されました(1件)

個人差要因皮膚感作性2件・アレルゲン1件・経皮吸収31件

リスクスコア 6/100 | ! フラグ成分 1 | EWG 19件評価済み
EU規制 トウガラシ果実エキス
EWG 3+ セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス(4)、トウガラシ果実エキス(3)
リスクスコア
6 / 100
解析安全性値
2.9 / 5
EWG スコア
平均 1.7 最高 4
フラグ成分の詳細(1件)
EU規制 EU化粧品規制 Annex II禁止/Annex III制限
トウガラシ果実エキス
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 2件
アルニカ花エキス・セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス
アレルゲン香料
1件検出
ローズマリー葉エキス
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
なし
生分解性
88%
易分解性
経皮吸収リスク
33%
低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 32
植物エキス 23
コスパ
2.9
安全性
3.9
素材の品質
4.2
髪補修力
1.3
育毛力
2.1
使用感の良さ
3.3
エイジングケア
3.8
ホワイトニング
2.5
保湿効果
3.5
スキンケア力
2.8
環境配慮
3.1
浸透力
2.8
即効性
2.6
持続性
2.9
ツヤ感
2.8
サラサラ感
3.3
優れた素材 1
注意素材 0
香り 自然で優しいラベンダーの香り

メーカー

3M株式会社

ブランド

KIWABI

容量

150ml

参考価格

5478円

1ml単価

36.5円

JAN

4582497380057

ASIN

B00KMTQKAI

ID

11532

シリーズ名

ROOT VANISH

対象の髪タイプ

白髪染め・敏感肌向け

公式サイト

公式サイトを見る

使い方

週1回程度の使用で、乾燥した髪に適量を馴染ませ、1週間半から2週間の色持ちが期待できます
広告を含みます。

商品説明

✅【白髪を優しく染め上げるトリートメント】気になる白髪をトリートメントしながら自然な色合いに染め、さらさらとした仕上がりで髪を傷めません。自然な色合いの仕上がりと高い満足度からシリーズ累計販売数1,250,000個突破し、第53回、第54回…
広告を含みます。

ANALYZED綺和美 KIWABI ROOT VANISH 白髪染め ヘアカラートリートメント ブラック 単品の解説

29種の植物エキスを詰め込んだのに、補修力が低い理由

解析チームです。今回は綺和美 ROOT VANISH 白髪染め ヘアカラートリートメント(ブラック)を成分レベルで読み解きます。累計125万個突破・モンド・セレクション金賞という実績の裏に、何が隠れているのか。スタッツと成分データを照合しながら、率直にお伝えします。

概要:「成分は優秀、でも補修力は要確認」という二面性

最初に結論を言います。配合成分のレベルは4.2点(平均+1.2)と優秀水準でありながら、髪補修力はわずか1.3点という業界最低水準という、まれに見る二極構造を持つ製品です。この矛盾は「ヘアマニキュアタイプ」という製品設計の本質から読み解く必要があります。

ヘアマニキュアはキューティクルを開かず毛髪表面に着色するタイプのカラー剤であり、構造上、ケラチンへのダメージ補修を積極的に行う仕組みではありません。つまり「補修力1.3点」はこの製品の欠陥ではなく、製品カテゴリーとしての特性です。一方で、植物エキス32成分という陣容がエイジングケア力3.8点・保湿力3.5点を実現しており、頭皮・毛髪へのソフトな働きかけという側面では平均以上のパフォーマンスを示しています。

安全性スコアは2.9点とわずかに平均を下回り、GHS感作性1B成分が2つ含まれる点(後述)は留意が必要です。コスパは2.87点とやや物足りない評価で、150ml・5,478円という価格設定は同カテゴリーの中でも高価格帯に位置します。

STATS OVERVIEW — 綺和美 ROOT VANISH

平均ライン = 3.0点

配合成分のレベル 4.2 優秀
エイジングケア力 3.8 平均以上
保湿力 3.5 平均以上
使用感 3.3 標準的
スカルプケア力 2.8 やや物足りない
コスパ 2.87 やや物足りない
髪補修力 1.3 要注意

3.0点が業界平均。全32成分で構成。生分解性平均0.88(易分解・環境負荷低)。

注目成分:「植物エキス30種超」の処方設計を読み解く

ツボクサエキス(CICA)× グリセリン:頭皮バリア再生の二人三脚

現在スキンケア業界で最も注目される植物エキスのひとつが、ツボクサエキス(CICA成分)です。主要活性成分のマデカソサイドおよびアジアチコサイドは、コラーゲン産生促進とセラミダーゼ活性の抑制によりバリア機能の分子レベルでの修復に直接介入することが確認されています。EWGスコア2、WHO認定薬用植物であり、長期安全性データも蓄積されています。

本処方では、EWGスコア1・生分解性1.00のグリセリンと組み合わされており、両者の相乗保湿効果が保湿力3.5点を下支えする構図です。ソウル大学の研究ではマデカソサイドが線維芽細胞のTGF-β経路を活性化し、コラーゲン合成を促進することが示されており(Kim et al., 2014)、頭皮環境の改善に対して理論的な裏付けがあります。

オウゴン根エキス × イタドリ根エキス:多経路エイジングケアの核

オウゴン根エキス(コガネバナ根由来)は、フラボノイド系成分バイカリン・バイカレイン・ウォゴニンを主成分とします。特筆すべきは5α-リダクターゼ阻害作用で、男性ホルモン由来の皮脂過剰分泌を抑制しながら育毛を促進するという他の植物エキスにはない機序を持ちます。また、チロシナーゼ阻害による美白補助作用も確認されており、白髪ケア製品との親和性は高いといえます。

イタドリ根エキスはレスベラトロール配糖体(ピセイド)を主要活性成分とし、同様にチロシナーゼ阻害活性を持つことが報告されています。2成分が同方向のメラニン生成抑制経路に作用することで、処方全体としての美白補助効果に相乗的な貢献が期待されます。エイジングケア力3.8点の背景には、この2成分を含む多層的な抗酸化設計があります。

余談ですが、北京大学薬学部の研究によるとバイカレインはAR(アンドロゲン受容体)への直接結合親和性も持つとされており、皮脂腺への多経路制御が示唆されています(Li et al., 2011)。

ローズマリー葉エキス × アルニカ花エキス:天然抗炎症ペアの妙

ローズマリー葉エキス(主成分:ロスマリン酸)はEWGスコア2で、抗酸化・抗炎症に加えて天然防腐補助としての機能も担います。成分データにはアレルゲン性ありと記載があるため、香料成分への感受性が高い方は留意が必要です。なお本成分はEU・JP規制対象外ですが、接触皮膚炎の報告事例があるため参考情報として記しておきます。

これと組み合わされるアルニカ花エキスは、GHS感作性1B物質に分類されています。欧州では伝統医薬品として長い使用実績があるものの、通常の配合量(1〜5%)での使用においても稀にアレルギー反応が報告されます。本処方での配合順は後方であり、通常は微量配合と推測されます。ローズマリー × アルニカの組み合わせは成分間相乗効果データで確認されており、頭皮の抗炎症という観点では理にかなった設計です。

セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス:EWG4の光毒性リスクをどう見るか

本処方で最もEWGスコアが高い成分がセイヨウオトギリソウ(セントジョーンズワート)エキスで、スコアは4です。主要活性成分ヒペリシンには光感受性増強作用(光毒性)が確認されており、CIR評価も「Safe with Qualifications(条件付き安全)」にとどまります。さらにGHS感作性1B物質にも分類されています。

一方で、線維芽細胞のコラーゲン受容体増加によるコラーゲン産生促進、抗炎症・育毛促進という有効機能も文献で確認されています。流し落とすタイプのトリートメントであることから皮膚への残留は限定的と考えられますが、全体的な安全性スコア2.9点に影響する要因のひとつとして把握しておくべき成分です。

トウガラシ果実エキス:育毛に効く「刺激成分」の配置を確認

EWGスコア3、EU Annex III制限成分に指定されているトウガラシ果実エキス(カプサイシン含有)は、血行促進・育毛促進への寄与が期待される成分です。成分間相乗効果データではニンニク根エキスとの組み合わせで育毛効果の相乗が確認されており、本処方はその両方を含む点で設計の意図が読み取れます。ただし、EU規制対象であることから過剰配合には注意が必要な成分であり、配合順が後方にあることから本処方では低濃度配合と推測されます。

0.88

生分解性平均スコア
易分解・環境負荷低

0.33

経皮吸収リスク平均
低リスク水準

2成分

GHS感作性1B該当
アルニカ・セイヨウオトギリソウ

メリデメ

メリット

  • 配合成分レベル4.2点。
    32成分中、EWG1〜2の低リスク成分が大多数を占め、植物エキスの種類・品質は同カテゴリー内でも高水準。
  • 生分解性平均0.88の環境設計。
    マイクロプラスチック不使用・高い生分解性は、環境意識の高いユーザーにとって明確な強み。
  • エイジングケア力3.8点(平均+0.8)。
    オウゴン根・ツボクサ・イタドリ根などの多経路アプローチが頭皮エイジングケアとして機能。
  • キューティクルを開かない低ダメージ設計。
    一般酸化染料と異なりアルカリ剤・過酸化水素不使用のため、化学的ダメージを与えにくい。

デメリット・注意点

  • 髪補修力1.3点は要注意水準。
    製品カテゴリーの性質上、ケラチン補修・内部結合再生などの構造的補修は期待できない。ダメージ補修を求めるなら別製品との併用が必須。
  • GHS感作性1B成分が2つ存在。
    アルニカ花エキス・セイヨウオトギリソウエキスはいずれも感作性1B分類。特にキク科植物アレルギーを持つ方は成分表の確認を。
  • コスパ2.87点・5,478円/150ml。
    同価格帯のトリートメント型白髪染めと比較してもやや割高感がある。週1回使用で月1本消費が目安とされており、継続コストは要計算。
  • セイヨウオトギリソウの光毒性リスク。
    EWGスコア4・CIR「条件付き安全」の本成分は、高濃度配合時に光感受性を高める可能性が報告されている(流し落とし製品のため実際のリスクは限定的と推察)。

まとめ

一言で言うと

「植物エキスの充実度は業界水準を超えているが、白髪を染めながら同時に髪を補修したい人には刺さらない」製品。ポジションを明確にして選べば、ダメージゼロに近い白髪ケアとして機能する。

この製品が輝くポジション vs. 期待が外れるポジション

向いているシーン

  • 白髪が気になりはじめた初期段階での習慣化
  • 酸化染料による頭皮トラブルを経験した人の代替手段
  • 植物成分重視・環境配慮重視の選択基準を持つ人

期待が外れやすいシーン

  • ダメージ毛の内部補修を同時に求める場合
  • 1回でしっかり染めたい・白髪が広範囲にある場合
  • キク科・ローズマリーアレルギーを持つ人

使用シーン別推奨度:

  • 白髪初期・予防的使用:週1〜2回のルーティンに組み込むには植物エキス設計が理にかなっており、頭皮へのダメージを最小化したい層には一定の合理性がある。
  • 酸化染料の代替・敏感頭皮向け:アルカリ剤・過酸化水素フリーの設計は、従来の白髪染めで頭皮トラブルを経験した人への選択肢として機能する。ただしGHS感作性1B成分2つを含む点は留意。
  • ダメージヘア・補修重視:髪補修力1.3点という数値が示すとおり、断毛・切れ毛・パーマ毛の補修用途には適合しない。ケラチントリートメントや補修特化製品との併用設計が現実的。

口コミでは「使用感のなめらかさ」「刺激のなさ」を評価する傾向が読み取れ、使用感3.3点・安全性重視設計とおおむね整合する。一方で「染まりの物足りなさ」に触れる声もあり、ヘアマニキュアの染色メカニズムに対する事前理解のギャップが評価分散の一因と推察される。

余談ですが、ロンドン大学セントジョージ校の研究によるとレスベラトロール(イタドリ根エキス由来)は毛乳頭細胞の増殖を促進し、毛周期のアナゲン(成長期)延長に関与する可能性が示唆されています(Kwack et al., 2018)。白髪染めトリートメントに育毛補助の視点が加わる、という観点では面白い処方の重なりがある製品です。

---
3M株式会社 綺和美 KIWABI ROOT VANISH 白髪染め ヘアカラートリートメント ブラック 単品をAmazonアマゾンで購入