解析結果

フィーノ プレミアムタッチ 濃厚美容液ヘアマスク 230g

カテゴリ:トリートメント

🏆 @cosme ベストコスメアワード 2009年 殿堂入り
フィーノ プレミアムタッチ 濃厚美容液ヘアマスク 230g
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総合ランク

1820個中 606

総合点

3.59
3.59

口コミの評価

3.22
口コミ数 8件
3.2

カテゴリ内順位

33%以内
599位 / 1,820製品中
上位
フィーノ プレミアムタッチ 濃厚美容液ヘアマスク 230g解析チャート

DATA口コミによる評価

DATA口コミ・販売データ

Amazon 3.2 口コミ評価
Amazon 8 口コミ数
Amazon 10243 Amazonランク

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

EU規制の成分が検出されました(1件)

個人差要因皮膚感作性1件・経皮吸収33件

リスクスコア 6/100 | ! フラグ成分 1 | EWG 25件評価済み
EU規制 安息香酸Na
EWG 3+ PEG-90M(3)、PG(4)、アミノプロピルジメチコン(4)、イソプロパノール(6)、エタノール(3)、ジメチコン(3)、ステアリルアルコール(3)、加水分解コムギタンパク(4)、安息香酸Na(3)、黄5(6)
リスクスコア
6 / 100
解析安全性値
2.3 / 5
EWG スコア
平均 2.4 最高 6
フラグ成分の詳細(1件)
EU規制 EU化粧品規制 Annex II禁止/Annex III制限
安息香酸Na
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 1件
フェノキシエタノール
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
なし
生分解性
71%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
39%
低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 34
植物エキス 1
コスパ
2.8
安全性
3.7
素材の品質
3.6
髪補修力
1.6
育毛力
1.7
使用感の良さ
4.2
エイジングケア
2.9
ホワイトニング
3.0
保湿効果
4.5
スキンケア力
1.5
環境配慮
2.2
浸透力
3.9
即効性
4.6
持続性
5.0
ツヤ感
3.6
サラサラ感
5.0
優れた素材 0
注意素材 0
香り 透明感のあるグレースフローラルの香り
広告を含みます。

商品説明

「手ぐしが止まらないとぅる髪」へ。 美容液成分96%配合。 ダメージサーチ機能で、髪のわずかな傷みも探して集中補修。 上品で心地よい、透明感のあるグレースフローラルの香り。
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ANALYZEDフィーノ プレミアムタッチ 濃厚美容液ヘアマスク 230gの解説

ヘアマスクなのに、なぜ髪補修力より保湿力が際立つのか

解析チームです。@cosme殿堂入りの実績を持つフィーノ プレミアムタッチ 濃厚美容液ヘアマスクを、34成分のデータをもとに冷静に解析します。「とぅる髪」の正体と、見落とせない注意点を整理しました。

概要

保湿力4.5点(業界平均比+50%)、使用感4.2点(同+40%)──この2項目が突出しており、「とぅるとぅるの手触り」という製品コンセプトはデータ上でも完全に裏付けられています。一方で、ヘアマスクのコアバリューである髪補修力は1.6点、スカルプケア力は1.5点と、どちらも平均を大きく下回る「要注意」水準。さらに全体的な安全性スコアは2.2点で、EWGスコアが3以上の成分が複数確認されます。「補修」を期待して手に取ると、評価がずれる可能性があります。

総合点は3.58点で「平均以上」。ただしそのスコアを引き上げているのは保湿・使用感の強さであり、処方の設計思想は「補修」より「コーティング&保水」に特化していると読み解けます。環境負荷の観点では、34成分中の平均生分解性が0.71(易分解)と高水準で、この価格帯のヘアマスクとしては環境配慮面が評価できます。

スタッツレーダー|フィーノ プレミアムタッチ ヘアマスク

保湿力
4.5 圧倒的
使用感
4.2 優秀
配合成分レベル
3.6 平均以上
エイジングケア力
2.9 標準的
コスパ
2.8 やや物足りない
全体的な安全性
2.2 要注意
髪補修力
1.6 ここが弱点
スカルプケア力
1.5 ここが弱点

※ 3.0が業界平均。シャンプー解析ドットコム独自評価

注目成分

ポリクオタニウム-64(リピジュア®)

本製品で最も注目すべき成分です。リン脂質(2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン)由来の生体適合性高分子ポリマーで、EWGスコア1(最安全)。医療用コンタクトレンズのコーティング素材として採用実績があるほど安全性・生体親和性が高く、化粧品成分としては明確に上位クラスです。特筆すべきは水洗い後も効果が持続する皮膜形成能で、ヒアルロン酸の約2倍の保水力を持つという報告もあります(日油株式会社の技術データ)。後述するベヘントリモニウムクロリドとの組み合わせにより、ダメージ部への吸着→保水という二段階の補修アプローチが成立しています。

ベヘントリモニウムクロリド + ステアルトリモニウムクロリド

C22長鎖(ベヘン)とC18長鎖(ステアリル)、2種類のカチオン界面活性剤を組み合わせた処方設計がここでのポイントです。損傷毛のマイナス電荷部位に正電荷で選択的吸着し、疎水性の保護膜を多層的に形成します。吸着力の異なる2種を組み合わせることで、単独配合より均一なコーティングが期待できます。ただし、いずれも強い皮膚刺激性を持つため、頭皮への直接接触は避けることが推奨されます。「髪のみに塗布する」というメーカーの使用指示には成分由来の明確な根拠があります。

余談ですが、Journal of Cosmetic Scienceの研究によると、C22以上の長鎖カチオン剤はC16(セトリモニウム)と比べて吸着量が最大30%増加するとのデータがあり、ベヘントリモニウムをメインに据えた処方設計は合理的と言えます。

ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)

植物ステロール(フィトステロール)とアミノ酸(グルタミン酸)の複合エステルで、セラミド類似構造を持つ機能性成分です。毛髪内部の細胞間脂質(CMC)を補修するアプローチは、表面コーティング主体の他成分とは作用層が異なります。生分解性0.70と環境負荷も低く、この価格帯での配合は処方設計者の意図を感じさせます。ただし配合順序からみると後半に位置しており、濃度は限定的と推測されます。

トレハロース + PCA(天然保湿因子)

保湿力4.5点(圧倒的)を支える中心成分群です。トレハロースは乾燥ストレス下でも水分を保持する「乾燥保護糖」として知られ(EWGスコア1)、PCAは肌・頭皮のNMF(天然保湿因子)主要成分の一つ。ソルビトール(EWG2)、BG(EWG1)と合わせて複数の保湿剤を組み合わせることで、湿度変化に強い保水環境を処方全体で構築しています。これが口コミでの「しっとり感」評価と一致しています。

PG(プロピレングリコール)・イソプロパノール・黄5

安全性スコア2.2点の「要注意」水準を引き下げている成分群です。PGは旧指定成分・EWGスコア4で、敏感肌向け製品で配合が減少傾向にあります。イソプロパノールはEWGスコア6、皮膚脱脂作用による肌バリア低下リスクがあり、化粧品への配合は限定的が望ましい成分。着色剤の黄5もEWGスコア6で、EUでは小児向け製品への注意喚起表示が義務付けられています。加水分解コムギタンパクは日本国内で要アレルギー表示成分に指定されており(EWGスコア4)、小麦アレルギーを持つ方は成分確認が必要です。また防腐剤フェノキシエタノールはGHS感作性1B物質に分類されています。

成分マップ|機能別レイヤー構造

コーティング層

ベヘントリモニウムクロリド
ステアルトリモニウムクロリド
アミノプロピルジメチコン
ジメチコン
ポリクオタニウム-64

保湿層

トレハロース
PCA
ソルビトール
BG・PG
グルタミン酸

補修・機能層

ラウロイルグルタミン酸ジ
(フィトステリル)
加水分解コムギタンパク
加水分解コンキオリン
スクワラン

※ 配合量は成分表の順序から推測。処方設計はコーティング・保湿層が主体

メリット・デメリット

メリット

  1. 保湿力が圧倒的(4.5点):トレハロース・PCA・BGら複数の保湿剤が多層的に機能し、しっとり感は同価格帯トップクラス水準。
  2. 使用感が優秀(4.2点):カチオン系コーティング剤とシリコーン2種の相乗効果により「とぅるとぅる」の滑らかな手触りが実現。口コミ評価4.75点ともデータが一致。
  3. リピジュア(ポリクオタニウム-64)配合:EWG1の次世代ヘアケア成分が洗い流した後も効果持続型のコーティングを形成。
  4. 環境負荷が低い:34成分の平均生分解性0.71(易分解)は、この価格帯では高水準。マイクロプラスチック成分も含まれていません。
  5. ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル)のセラミド類似補修:コーティング一辺倒でなく、毛髪CMC層への補修アプローチも処方内に組み込まれている点は巧み。

デメリット・注意点

  • 髪補修力が「ここが弱点」(1.6点):「ダメージ集中補修」の製品コンセプトに対し、成分データ上の補修力スコアは平均を大きく下回る。コーティングで補修を擬似表現している設計と解析できます。
  • 安全性が「要注意」(2.2点):イソプロパノール(EWG6)・黄5(EWG6)・PG(EWG4・旧指定成分)・加水分解コムギタンパク(要アレルギー表示)など、EWGスコア3以上の成分が多数。
  • スカルプケアには不向き(1.5点):カチオン性界面活性剤(ベヘントリモニウム・ステアルトリモニウム)の頭皮刺激リスクにより、地肌への塗布は非推奨。頭皮ケアを目的とした使用は想定外の設計です。
  • フェノキシエタノールがGHS感作性1B物質:防腐剤として配合されており、皮膚感作性の分類情報として把握しておくべき点です。
  • 加水分解コムギタンパクの小麦アレルギーリスク:日本国内で要アレルギー表示成分に指定されており、該当する方は成分表の確認が必要です。

まとめ

一言で言うと

"コーティングの魔法使い"

補修ではなく「感触演出」に特化した処方

しっとり・つるつるの使用感を求める方に◎
保湿力重視・週1ケアのルーティンに◎
本格的なダメージ補修を期待すると△
頭皮ケア・敏感肌・小麦アレルギーの方は△

保湿力4.5点・使用感4.2点という数値が示す通り、このヘアマスクの真骨頂は「髪のダメージを内側から直す」ことではなく、カチオン系コーティング剤とシリコーン、リピジュアの三位一体で「なめらかな髪を感触として作り出す」点にあります。@cosme殿堂入りはこの使用感のクオリティに対する評価と整合します。ただし「濃厚美容液96%」「ダメージサーチ集中補修」という訴求に対し、髪補修力1.6点・安全性2.2点というデータは正直です。

使用シーン別推奨度:

  • 週1ケアで髪のツヤ・なめらかさをリセットしたい方:保湿力・使用感ともトップクラス。目的が一致するなら高評価が得られる可能性大。
  • ブリーチや縮毛矯正後の本格補修を求める方:髪補修力1.6点のデータを踏まえると、補修特化型の別製品との併用を検討する余地があります。
  • 敏感肌・小麦アレルギーの方:PG(旧指定成分)・加水分解コムギタンパク(要アレルギー表示)が含まれるため、成分の事前確認が必須です。
  • 頭皮ケアも同時に行いたい方:スカルプケア力1.5点かつカチオン性界面活性剤の刺激リスクから、この用途には向きません。
  • 環境配慮を重視する方:平均生分解性0.71・マイクロプラスチックなしは、同価格帯のヘアマスクとしてはプラス評価できます。

口コミ評価4.75点(8件)は「とぅるとぅる感」「香りの好み」への言及が中心とみられ、使用感への高評価は当解析の数値(4.2点)と一致します。一方で、補修効果を期待した声との乖離がECサイトランキング(10,243位)にも一部影響している可能性があります。

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