カテゴリ:カラートリートメント
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1mlあたり
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一部の成分に注意が必要です
EU規制の成分が検出されました(1件)
個人差要因皮膚感作性18件・アレルゲン13件・経皮吸収60件
メーカー
ブランド
DHC(ディー・エイチ・シー)容量
235ml参考価格
2790円1ml単価
11.9円JAN
4511413528280ASIN
B07TGTNWM9ID
11611製造国
日本シリーズ名
Q10プレミアムカラートリートメント対象の髪タイプ
白髪染め・ダメージケア向け発売年
2018年公式サイト
公式サイトを見る全成分
商品説明
解析チームです。DHC Q10 プレミアムカラートリートメントを全64成分のデータから読み解きます。ジアミン不使用の塩基性染料システムと、コエンザイムQ10(ユビキノン)配合が名前の通り処方に組み込まれた白髪ケア特化型トリートメントです。スタッツには際立った強みと、無視できない弱点が同居しています。
総合点3.16点は平均(3.0点)をわずかに上回る水準ですが、項目別の「凸凹」が際立っています。配合成分のレベル4.4点・使用感4.4点・保湿力4.3点はいずれも平均比+46%超の高水準。一方で、全体的な安全性はわずか0.5点という極めて低いスコアが記録されており、これは後述する大量の精油由来アレルゲン成分と感作性物質の多さを直接反映しています。スカルプケア力2.5点・コスパ2.37点も平均を下回っており、「香りとテクスチャーは贅沢だが、刺激への配慮は薄い」という処方の性格が数字に出ています。
ヘアカラートリートメントの核心となる染料群です。塩基性茶16はキューティクル表面に静電気的に吸着し、自然なブラウン色を付与します。HC青2・塩基性青75・塩基性紫2との組み合わせで色調を微調整し、白髪の黄ばみを抑えた自然なブラウン系を実現します。酸化染料(ジアミン系)を一切使用しない設計のため、ジアミンによるアレルギーリスクを排除できる点が特徴です。ただし染着力はキューティクル表面への物理的吸着が主体のため、酸化染料に比べて持続性は低くなります。なお4-ヒドロキシプロピルアミノ-3-ニトロフェノールはGHS感作性1Bに分類されており、連続使用に際しては留意が必要です。炭酸水素アンモニウム(EWG4)がキューティクルをわずかに開いて染料の定着を助ける補助的役割を担っており、処方設計の意図が読み取れます。
この製品の名前にも冠されているCoQ10。細胞のミトコンドリア内でATP産生に関わる脂溶性の抗酸化化合物で、フリーラジカルを消去しビタミンEの再生を促進します。ただし日本の化粧品基準では配合上限が0.03%と規定されており、処方への組み込み量は必然的に微量。また分子量が大きく(863.3)、経皮吸収リスクは0.75と高めですが、塗布による細胞レベルへの到達は限定的であることも研究上示されています。元来は心疾患治療薬として開発された成分であり、外用における毛髪・頭皮への実効性はエビデンス上まだ発展途上の段階です。エイジングケア力3.3点という評価の妥当性がここに表れています。
天然保湿因子(NMF)の主要構成成分として知られる低分子ヒュメクタント。角質層への深い浸透力を持ち、低濃度(2〜5%)では保湿・柔軟化が主効果です。グリセリン(EWG1)との併用はヒュメクタントとしての保湿相乗効果が確認されており、保湿力4.3点という高スコアに貢献する組み合わせといえます。余談ですが、化学史によると尿素は1828年にウェーラーが無機物から初めて合成した有機化合物として知られており、有機化学誕生の礎となった成分でもあります。なお高濃度(10〜40%)では角質溶解作用が発現するため、配合濃度帯の設計が製品のコンセプトを左右します。
両成分ともカチオン(陽イオン)性界面活性剤で、ダメージによってマイナスに帯電した毛髪表面に選択的に吸着して指通りとまとまりを改善します。ステアロキシプロピルトリモニウムクロリド(EWG5)はC18のエーテル鎖による疎水性被膜形成が特徴で、使用感4.4点の下支え成分です。ただし同成分はコメドジェニック度3、EWG5と評価が高く、頭皮への直接接触は極力避けるべき成分に分類されます。ステアルトリモニウムクロリドも強いタンパク変性作用があり「髪専用」での使用が前提です。二重カチオン設計により使用感の高さを実現している一方、頭皮環境への配慮が薄い構成であることがスカルプケア2.5点に反映されています。
ラベンダー油・ダマスクバラ花油・ニオイテンジクアオイ油・ビターオレンジ花油・イランイラン花油・ローマカミツレ花油など13種以上の植物精油が処方に組み込まれています。ダマスクバラ花油(ダマスクローズ)はバラ約300万輪から1kgしか採れない希少な精油で、抗菌・抗炎症・抗酸化作用を持ち、EWG2と安全性評価も高い成分です。しかし、この精油群の多くがGHS感作性1Bに分類されており(ラベンダー油・イランイラン花油・ニオイテンジクアオイ油・セージ油・ローレル油ほか合計18成分)、EUではリナロールや酢酸リナリルのアレルゲン表示義務が課されています。精油同士の相乗効果(ラベンダー×カモミール系の抗炎症相乗など)は確かに存在しますが、これだけの種類・量が重なる処方は感作リスクの面では慎重な評価が必要です。これが全体的な安全性0.5点という業界最低水準のスコアの最大要因です。
「香り・テクスチャー全振り、安全マージンは割り切り型」の白髪ケアトリートメント
処方の設計思想は明確です。ジアミン不使用の染料システム × 二重カチオンによる高い使用感 × 贅沢な精油ブレンドという3点セットで、「毎日使える白髪染めトリートメント」としての体験品質を最大化しています。しかしその精油の豊かさが、感作性成分の集積というトレードオフを生んでいます。全体的な安全性0.5点は、精油アレルゲン13成分・GHS感作性1B 18成分という数字を率直に反映した結果です。
口コミ評価4.26点(31件)は高く、テクスチャーと色づきへの満足度が実際の使用感スタッツ4.4点と一致しています。一方で頭皮刺激に関するネガティブな声が一部あるとすれば、スカルプケア2.5点・高刺激カチオン成分の存在とも整合します。
使用シーン別推奨度:
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