解析結果

ブローネ ナチュリラ 色長持ちカラートリートメント アッシュブラウン 本体

カテゴリ:カラートリートメント

ブローネ ナチュリラ 色長持ちカラートリートメント アッシュブラウン 本体
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総合ランク

101個中 93

総合点

2.25
2.25

1mlあたり

17.4
コスパ
2.2

口コミの評価

2
口コミ数 3件
2.0

カテゴリ内順位

97%以内
99位 / 101製品中
上位
ブローネ ナチュリラ 色長持ちカラートリートメント アッシュブラウン 本体解析チャート

DATA口コミによる評価

DATA口コミ・販売データ

Amazon 2.0 口コミ評価
Amazon 3 口コミ数
Amazon 200 Amazonランク

@cosme 4.9 口コミ 486件

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

EU規制の成分が検出されました(1件)

個人差要因皮膚感作性3件・経皮吸収23件

リスクスコア 8/100 | ! フラグ成分 1 | EWG 18件評価済み
EU規制 赤106
EWG 3+ PG(4)、アモジメチコン(3)、エタノール(3)、エタノールアミン(5)、オレイルアルコール(5)、ジメチコン(3)、ステアリルアルコール(3)、ステアリン酸PEG-45(4)、セテアレス-25(3)、セテアレス-7(4)、亜硫酸Na(4)、赤106(4)
リスクスコア
8 / 100
解析安全性値
2.8 / 5
EWG スコア
平均 2.9 最高 5
フラグ成分の詳細(1件)
EU規制 EU化粧品規制 Annex II禁止/Annex III制限
赤106
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 3件
エタノールアミン・ジヒドロキシインドール他
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
なし
生分解性
67%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
39%
低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 24
植物エキス 0
コスパ
2.2
安全性
3.6
素材の品質
2.4
髪補修力
1.6
育毛力
1.8
使用感の良さ
3.1
エイジングケア
2.2
ホワイトニング
3.0
保湿効果
2.1
スキンケア力
0.0
環境配慮
1.2
浸透力
2.1
即効性
3.2
持続性
1.9
ツヤ感
2.6
サラサラ感
3.0
優れた素材 1
注意素材 0

メーカー

花王

ブランド

ブローネ

容量

155ml

参考価格

2700円

1ml単価

17.4円

JAN

4901301452474

ASIN

B0DZ4R6ZNX

発売日

2025年3月31日

ID

11618

製造国

日本

シリーズ名

ナチュリラ

対象の髪タイプ

白髪用

詰め替え

あり

公式サイト

公式サイトを見る

使い方

洗髪後のぬれた髪や乾いた髪にも使用可能。放置時間5分。
広告を含みます。

商品説明

天然由来の着色成分*配合。白髪用カラートリートメント。放置時間たった5分。*ジヒドロキシインドール 白髪がお好みの色に色づくまで週3回程度を目安にご使用ください。 好みの仕上がりを維持するには、根元を中心に週1回程度を目安にご使用ください。
広告を含みます。

ANALYZEDブローネ ナチュリラ 色長持ちカラートリートメント アッシュブラウン 本体の解説

ジヒドロキシインドールで染まるのに、なぜ補修力は平均を大きく下回るのか

解析チームです。花王の白髪用カラートリートメント「ブローネ ナチュリラ」を成分レベルで深掘りします。ジヒドロキシインドール(DHI)という独自の着色アプローチが最大の特徴ですが、スタッツデータが示すシビアな実態もあわせてお伝えします。

概要

総合点2.23点は平均3.0点を約26%下回る水準で、全体的に標準以下の評価となっています。24成分中、唯一平均を超えたのは使用感(3.1点)のみ。最大の弱点は髪補修力1.6点で、これは「要注意」ラインです。白髪を染めることに特化した処方設計のため、補修・保湿・エイジングケアの各指標が軒並み低くなっています。

STATS OVERVIEW — 平均3.0との比較
使用感 3.1 ▲標準的
コスパ 2.63 ▼やや物足りない
全体的な安全性 2.5 ▼やや物足りない
配合成分のレベル 2.4 ▼やや物足りない
エイジングケア力 2.2 ▼やや物足りない
保湿力 2.1 ▼やや物足りない
髪補修力 1.6 ⚠ 要注意
平均基準値:3.0点 総合点 2.23 / 5.0

参考として@cosmeスコアは4.9/7.0とユーザー満足度はそれなりに存在します。スタッツが示す成分水準の低さと、実際の使用感評価のギャップは後述のまとめで触れます。

注目成分

ジヒドロキシインドール(DHI)

本製品の核心となる着色成分。メーカーが「天然由来の着色成分」と訴求している正体がこれです。チロシンからメラニンが合成される生体内の代謝経路の中間体であり、酸化重合によってユーメラニン類似色素(ポリジヒドロキシインドール)を形成し、白髪を徐々に黒く染めます。EU SCCP(EU科学消費者安全委員会)が最大0.5%配合での安全性を認定しており、ヘアカラーとしての信頼性は一定水準にあります。重要な点は毛髪内部ではなくキューティクル表層への定着が中心という点で、アルカリ剤で毛髪を膨潤させる酸化染料と比べてダメージリスクは低めです。ただし、GHS感作性1B物質に分類されていることは留意が必要です。余談ですが、Journal of Cosmetic Scienceの研究報告によると、DHIはL-チロシンや酸化触媒との組み合わせで発色効率が向上するとされており、本処方にはその補助成分が見当たらないため、単独での着色効率は限定的と推察されます。

アスコルビン酸 × 亜硫酸Na

EWGスコア1(最安全)のアスコルビン酸(ビタミンC)と、亜硫酸Na(EWGスコア4)が二重の酸化防止システムを構成しています。DHIは空気酸化に極めて不安定で、製品保存中に意図しない着色・変質が起きやすい成分です。アスコルビン酸が一次的な抗酸化バリアを担い、亜硫酸Naが補完する設計は処方設計として合理的です。ただし亜硫酸Naは「CIR: Safe with Qualifications(条件付き安全)」の評価であり、過剰配合では刺激リスクがあります。

ジメチコン × アモジメチコン

通常のジメチコン(EWG3)に加え、ダメージ部位に選択的に吸着するカチオン性シリコーン・アモジメチコン(EWG3)を組み合わせた二段構えの感触設計です。これが使用感3.1点(唯一の平均超え)を支えている主因と考えられます。ただし両成分とも生分解性は0.20と非常に低く、環境負荷の観点からは懸念が残ります。またアモジメチコンはアニオン界面活性剤との拮抗が報告されており、シャンプー後の残留アニオン系成分と化学的に拮抗するため、シャンプー後の十分なすすぎが効果発揮のカギになります。

エタノールアミン

EWGスコア5のアルカリ剤で、キューティクルを開いてDHIの定着を助ける機能を担います。EUではヘアダイ成分として使用条件が規定された制限成分であり、JP規制でも濃度制限があります。さらにGHS感作性1B物質に分類されており、タンパク質系成分やセラミドとのアルカリ変性リスクも報告されています。ダメージを抑えると訴求するDHIベースの処方でありながら、アルカリ剤を必要とするという構造的矛盾は処方設計の課題として指摘できます。

PG(プロピレングリコール)

溶剤・防腐補助・保湿の三役を担う汎用成分ですが、EWGスコア4、そして日本の旧指定成分に分類されています。高濃度配合時に界面活性剤と併用することで刺激が増加する注意情報があり、本製品ではカチオン界面活性剤(ステアルトリモニウムクロリド)との共存という点で注視が必要です。近年の敏感肌向け製品ではPGの使用が減少傾向にある成分群のひとつです。

INGREDIENT SAFETY MAP
EWG 1 ─ 最安全
水 / アスコルビン酸 / ベヘニルアルコール / セテス-40 / セテス-2
EWG 2〜3 ─ 低リスク
乳酸 / エタノール / セテアレス-25 / ジメチコン / アモジメチコン
EWG 4 ─ 要確認
PG(旧指定成分) / 亜硫酸Na / セテアレス-7 / ステアリン酸PEG-45
EWG 5 ─ 高リスク
エタノールアミン(EU制限) / オレイルアルコール
GHS感作性 1B(3成分)
エタノールアミン / ジヒドロキシインドール / 赤106

メリット・デメリット

メリット

  • ダメージ比較的少ない着色アプローチ:DHIによるキューティクル表層染色で、過酸化水素不要。EU SCCPの安全性認定あり。
  • 使用感3.1点は唯一の平均越え:ジメチコン+アモジメチコンの二段構えシリコーン処方が滑らかな仕上がりを実現。
  • アスコルビン酸+亜硫酸Naの酸化防止二重設計:不安定なDHIを保護する処方上の工夫は評価できる。
  • 経皮吸収リスク平均0.39と低め:成分全体で見たとき、皮膚への過剰な浸透リスクは抑えられた処方。

デメリット

  • 髪補修力1.6点は要注意レベル:加水分解タンパク・セラミドなどの実質的な補修成分が見当たらず、着色特化の処方設計。
  • 保湿力2.1点・エイジングケア力2.2点はやや物足りない:PGが配合されているものの、ヒアルロン酸Naやグリセリンなど強力な保湿成分が欠如。
  • GHS感作性1B成分が3つ:エタノールアミン、ジヒドロキシインドール、赤106がそれぞれGHS感作性1Bに分類。
  • PGは旧指定成分(EWG4):カチオン界面活性剤との共存環境では刺激リスクの上昇に注意が必要。
  • シリコーンの環境負荷:ジメチコン・アモジメチコンは生分解性0.20と低く、環境への残留が懸念される。

注意点(成分の拮抗リスク)

エタノールアミン(強アルカリ剤)とタンパク質系成分・セラミドの拮抗リスクが報告されています。本製品使用後にセラミド系アウトバストリートメントを重ねる場合は、十分なすすぎを挟むことが処方設計上の推奨です。また、アモジメチコンはアニオン界面活性剤との拮抗が起こりやすいため、シャンプー後のすすぎ残しは効果低下につながります。

まとめ

一言で言うと

「染めることに一点突破、それ以外はオプション扱い」の割り切り処方。

DHIによるユーメラニン類似色素形成という生体模倣アプローチは科学的に興味深く、酸化染料と比較してダメージリスクを下げる設計思想は一定の評価ができます。しかし総合点2.23点が示すように、補修・保湿・エイジングケアの観点では軒並み平均を下回る仕上がりです。カラートリートメントを「白髪をぼかす染料デリバリーシステム」と割り切って使うなら、この処方は機能します。

使用シーン別 推奨マップ
◎ 適している 白髪をアッシュブラウン系にぼかしたい・酸化染料のダメージを避けたい・週数回のルーティンとして使いたい
△ 条件付き ダメージヘアのケアも兼ねたい(別途補修アイテムを併用する前提なら可)
× 向かない PG・エタノールアミンへの過敏がある方・保湿・補修・エイジングケアをカラー剤に求める方

@cosmeスコア4.9/7.0というユーザー評価は、成分スタッツの低評価とやや乖離しています。これはカラートリートメントカテゴリの使用者が「染まり具合」「使いやすさ」を主軸に評価しがちであることを示しており、使用感3.1点(唯一の平均超え)と整合する部分があります。ヘアケア成分の質よりも染色体験の手軽さを重視するユーザーには一定の支持を得ている構図です。

余談ですが、IFSCC(国際化粧品技術者会)の発表によると、DHI系着色剤は繰り返し使用による蓄積着色効果が確認されており、1回での発色を期待するより週3回・4〜6週間の継続使用を前提とした設計であることを念頭に置くと、期待値のコントロールができます。

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