解析結果

美粧AKARI プラントオリジンオイル ヘアオイル 150ミリリットル (x 1)

カテゴリ:洗い流さないトリートメント

美粧AKARI プラントオリジンオイル ヘアオイル 150ミリリットル (x 1)
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総合ランク

601個中 527

総合点

1.96
1.96

1mlあたり

5.9
コスパ
2.6

カテゴリ内順位

91%以内
545位 / 600製品中
上位
美粧AKARI プラントオリジンオイル ヘアオイル 150ミリリットル (x 1)解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 469 Amazonランク

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした

リスクスコア 0/100 | フラグ成分 0
リスクスコア
0 / 100
解析安全性値
3.2 / 5
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。

SCORE解析スコア一覧

成分数 1
植物エキス 0
コスパ
2.6
安全性
4.1
素材の品質
1.8
髪補修力
1.3
育毛力
2.0
使用感の良さ
2.1
エイジングケア
2.0
ホワイトニング
3.0
保湿効果
1.3
スキンケア力
0.9
環境配慮
2.4
浸透力
1.0
即効性
1.0
持続性
1.0
ツヤ感
2.0
サラサラ感
1.9
優れた素材 0
注意素材 0
サブカテゴリ 総合

メーカー

美粧AKARI

ブランド

美粧AKARI

容量

150ml

参考価格

890円

1ml単価

5.9円

JAN

4571365222056

ASIN

B07X3CV7F2

発売日

2022年7月14日

ID

11410

全成分

  • シアバター、フラーレン、マルラオイル、植物由来成分(36種類)
広告を含みます。
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ANALYZED美粧AKARI プラントオリジンオイル ヘアオイル 150ミリリットル (x 1)の解説

フラーレン配合なのに評価が伸び悩む、その本当の理由

解析チームです。890円という低価格帯ながら「フラーレン」「マルラオイル」を謳う美粧AKARIのヘアオイル。注目成分の顔ぶれは悪くないものの、成分データベースへの登録がほぼ皆無という特殊な状況で、スコアに直結する評価結果が出ました。数字と成分を冷静に読み解きます。


概要

解析ドットコム スタッツ

美粧AKARI プラントオリジンオイル ヘアオイル
総合スコア 1.96 / 5.0
配合成分レベル1.8
全体的な安全性3.2 ✔
髪補修力1.3
スカルプケア力0.9
保湿力1.3
エイジングケア力2.0
使用感2.1
コスパ2.6

業界平均3.0を基準に評価。緑色の項目のみ平均超え。

総合点1.96点は解析対象756製品の中でも下位水準で、業界平均3.0との差は−1.04点。評価項目9つのうち平均を上回るのは「全体的な安全性(3.2点)」の1項目のみという結果です。

最も落ち込みが深いのはスカルプケア力の0.9点(平均比−2.1点)。保湿力・髪補修力もそれぞれ1.3点で「要注意」水準に留まります。この評価の主因は成分データベースへの登録数が実質1件という異例の少なさにあります。全成分(シアバター・フラーレン・マルラオイル・植物由来成分36種)がいずれも解析用成分DB「addS」に未登録のため、アルゴリズムが有効性・安全性を定量評価できず、多くのスコアが低位に収束しています。

スコアが低い=成分が悪い、とは直結しません。データ整備の問題が数値を押し下げているケースである点を踏まえた上で、以下の成分解説をご覧ください。


注目成分

フラーレン

炭素原子60個が球状に配列した「C60」とも呼ばれる化合物で、フリーラジカル消去能はビタミンEの約172倍とする研究結果(大阪大学・吉野勝美名誉教授らの研究グループ報告)が注目されて以降、化粧品・ヘアケア分野での採用が増えています。ヘアオイルとしての用途では、紫外線や熱ダメージで生じた活性酸素による毛髪酸化ストレスを抑制する「酸化ダメージ抑制」の観点で配合意図が読み取れます。ただし、この成分はaddS未登録のため、配合濃度・EWGスコアを現時点では確認できない点は留意が必要です。

マルラオイル

南部アフリカ原産のマルラの実(Sclerocarya birrea)から得られる植物性オイルで、オレイン酸を約70%前後含有するリッチな脂肪酸組成が特徴です。オレイン酸は毛髪のキューティクル表面への吸着性が高く、保護膜形成による柔軟性付与に寄与するとされています。同じオレイン酸系オイルのアルガンオイルと比較して、ステアリン酸(毛髪の滑り感に関与)の含有割合がやや高い傾向があり、仕上がりのしっとり感に影響すると考えられます。

シアバター

アフリカ産シアの木(Vitellaria paradoxa)から採取される植物性バターで、ステアリン酸・オレイン酸を主体に不けん化物(トコフェロール類・フィトステロール等)を最大11%含むという他の植物バターにはない組成が特徴です。不けん化物のうちトコフェロールはフラーレンと同様に抗酸化成分として働くため、フラーレン×シアバター由来トコフェロールという抗酸化ダブルアプローチとして処方設計の一貫性が読み取れます。エモリエント(皮膚・毛髪の柔軟化)効果は広く知られており、安全性面での懸念成分には分類されていません。

植物由来成分(36種類)

成分表示上「植物由来成分(36種類)」とまとめて記載されており、個別成分名が公開されていません。これは全成分表示の原則(薬機法施行規則第218条の3)の観点から、消費者が成分を個別に確認しにくい表記形式であることに留意が必要です。36種という多彩な植物エキスがどのような機能分類(保湿・収斂・抗菌など)で配合されているか、現状では外部から検証する手段が限られています。

余談ですが、Environmental Working Group(EWG)のデータベースによると、シアバターはEWGスコア1(最安全ランク)に分類されており、アレルゲン性・経皮毒性の懸念が低い植物原料として広く認知されています。


メリデメ

メリット
  • +安全性スコアは標準水準(3.2点)
    唯一の平均超え項目。天然植物由来中心の処方で安全性面の懸念が低い。
  • +フラーレン配合で890円は価格訴求力あり
    フラーレン配合製品の市場価格帯は2,000〜5,000円台が中心。価格のハードルは低い。
  • +抗酸化アプローチの処方一貫性
    フラーレン+シアバター由来トコフェロールの組み合わせは酸化ダメージ抑制の文脈で整合性がある。
デメリット
  • 髪補修力・保湿力は「要注意」水準(各1.3点)
    タンパク質系補修成分(ケラチン・加水分解コラーゲン等)が確認できない処方構成。
  • スカルプケア力0.9点は756製品中でも最低水準
    育毛・頭皮への有効成分は成分表示から確認できず、頭皮目的での使用は適性が低い。
  • 「植物由来成分36種類」の不透明性
    個別成分名の非開示は成分アレルギーを持つ消費者にとってリスク把握が困難。

注意点:植物由来成分36種の内訳が不明なため、特定の植物エキス(例:ナッツ系・柑橘系)に対して敏感な方は成分詳細をメーカーに確認することを推奨します。


まとめ

一言で言うと

"成分の顔ぶれは面白いのに、
中身の検証手段がない"

フラーレン×マルラオイルという希少な組み合わせを890円で試せる点は評価できるが、
成分開示の不透明さが信頼性のボトルネックになっている製品。

1.96 / 5.0

総合スコア

総合点1.96点という数値は、成分データ未登録が評価を大幅に引き下げた結果という文脈を抜きに語れません。ただし、数値上の問題を差し引いても、「植物由来成分36種」の個別開示がないという事実は、選ぶ側の視点で見れば正当に評価しにくいプロダクトであることを意味します。フラーレン配合ヘアオイルとしての希少性は低価格帯市場では際立ちますが、補修・保湿・スカルプのいずれかを明確な目的として求めるなら、より成分開示が充実した製品と比較検討することが合理的です。

使用シーン別推奨度:

  • 熱・紫外線による酸化ダメージが気になる方:フラーレン×シアバター由来トコフェロールの抗酸化処方は一定の理由がある。ただし効果の定量的検証は困難。
  • ダメージ補修・保湿を主目的とする方:髪補修力1.3点・保湿力1.3点という評価から、この目的への適性は低い。加水分解ケラチンやセラミド配合製品を優先すべき。
  • 頭皮ケアを期待する方:スカルプケア力0.9点は756製品中でも最低水準。この用途での使用は明確に適していない。
  • 低予算でフラーレンを試したい方:890円という価格でフラーレン配合製品を試す入門として、コスパ面での選択肢にはなり得る。

ECサイトでの口コミデータは現時点で確認できていないため、実際の使用感評価との照合は今後のデータ蓄積を待ちたいところです。

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