解析結果

ANAP(アナップ) カラートリートメント パウチ

カテゴリ:カラートリートメント

ANAP(アナップ) カラートリートメント パウチ
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総合ランク

101個中 81

総合点

2.42
2.42

1mlあたり

6.2
コスパ
2.3

カテゴリ内順位

85%以内
87位 / 101製品中
上位
ANAP(アナップ) カラートリートメント パウチ解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 79347 Amazonランク

@cosme 2 口コミ数

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした

個人差要因皮膚感作性7件・内分泌撹乱性2件・経皮吸収28件

リスクスコア 0/100 | フラグ成分 0 | EWG 21件評価済み
リスクスコア
0 / 100
解析安全性値
1.4 / 5
EWG スコア
平均 3 最高 6
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 7件
エタノールアミン・ジココジモニウムクロリド他
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
2件検出
プロピルパラベン・メチルパラベン
生分解性
67%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
46%
中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 35
植物エキス 0
コスパ
2.3
安全性
3.0
素材の品質
2.8
髪補修力
1.1
育毛力
1.7
使用感の良さ
3.8
エイジングケア
2.7
ホワイトニング
3.0
保湿効果
2.5
スキンケア力
0.0
環境配慮
0.8
浸透力
3.4
即効性
4.1
持続性
2.8
ツヤ感
3.8
サラサラ感
4.1
優れた素材 0
注意素材 0

メーカー

カミール

ブランド

ANAP(アナップ)

容量

400ml

参考価格

2490円

1ml単価

6.2円

JAN

4582225134891

ASIN

B08FBS92HD

発売日

2022年11月24日

ID

11626

対象の髪タイプ

ダメージ毛・カラー毛向け

公式サイト

公式サイトを見る
広告を含みます。

商品説明

「森のバター」アボカドの実からとれるアボカドオイル配合で、髪にツヤと潤いを与えながら色を補うカラートリートメントです。優れた発色効果に加え、髪の毛のコンディションを整えしなやかで美しいツヤを実現します。 天然成分ヒマシ油が毛髪を包み込むよう…
広告を含みます。

ANALYZEDANAP(アナップ) カラートリートメント パウチの解説

カラートリートメントに11種の染料、それでも安全性スコアが低い理由

解析チームです。「カラーを入れながらトリートメントもできる」というコンセプトのカラートリートメント。染料成分が非常に豊富に揃えられた意欲作ですが、成分構成から見えてくる課題も無視できません。データを正直にお伝えします。

概要:使用感だけが浮かび上がる、アンバランスな処方

解析ドットコムのスタッツ評価(平均3.0点)と照合すると、使用感3.8点(平均+0.8)が唯一の突出項目。対して全体的な安全性0.7点は平均を2.3点も下回り、髪補修力1.1点も平均より1.9点低い水準です。コスパ2.1点は参考価格2,490円に対して「要注意」レベル。使用感の良さは油性基剤(ヒマシ油・アボカド油)によるコーティング効果が主因と見られますが、根本的なダメージ補修やスカルプケアはほぼ期待できない処方構成と言えます。

ANAP カラートリートメント ─ スタッツ評価
使用感 3.8 / 5.0
エイジングケア力 2.7 / 5.0
保湿力 2.5 / 5.0
コスパ 2.1 / 5.0
配合成分のレベル 2.8 / 5.0
髪補修力 1.1 / 5.0
全体的な安全性 0.7 / 5.0
総合点 2.3 / 5.0
※ 平均水準:3.0点 / データ:シャンプー解析ドットコム

注目成分:染料の多彩さと安全性コストのトレードオフ

染料コンプレックス(HC赤3 × 塩基性青99 ほか)

全成分の末尾にHC黄2・HC黄5・HC青2・HC赤3・塩基性黄57・塩基性紫1・塩基性紫2・塩基性青3・塩基性青99・塩基性赤2・塩基性赤46と、計11種類もの染料が配合されています。HC染料は低分子でキューティクルの隙間から毛髪内部に浸透し発色、塩基性染料は分子量が大きく毛髪表面に吸着して色持ちとツヤ付与を担います。この2種の組み合わせは「発色の即効性+色持ちの持続性」を両立させる業界標準の設計です。ただし、塩基性黄57・塩基性紫2・塩基性青99はGHS感作性1B物質(皮膚感作性が確認された物質)に分類されており、頭皮への付着には注意が必要です。

エタノールアミン(EWG:5 / GHS感作性1B)

アルカリ剤として配合されるエタノールアミンは、キューティクルを開く作用によって染料の毛髪内部への浸透を促進します。発色力向上という設計意図は明確ですが、EWGスコア5・GHS感作性1B・EU規制対象(ヘアダイ成分として使用条件規定)と、リスクプロファイルは高め。さらにタンパク質系成分への影響(アルカリ変性リスク)が指摘されており、同処方内の加水分解シルクとの相性には注意が必要です。

ダブルカチオン処方(ステアルトリモニウムクロリド × ベヘントリモニウムクロリド)

損傷毛髪のマイナス電荷に吸着するカチオン界面活性剤を2種組み合わせる処方は、コンディショナー設計の定番アプローチです。炭素鎖長の異なる2成分を組み合わせることで吸着部位の補完が期待されます。ただしいずれも頭皮への刺激性が高く、髪への局所塗布が前提の成分群。この点が安全性スコア0.7点という結果に直結しています。

レシチン(経皮吸収促進 × 保湿)

大豆または卵黄由来のリン脂質。角質層の細胞間脂質と高い親和性を持つことで経皮吸収促進作用を発揮し、他の成分の浸透を助ける「ブースター」として機能します。グリセリン(EWG:1)との組み合わせは保湿の相乗効果が知られています(レシチン×グリセリン相互作用は成分データ上でも確認済み)。ただし大豆由来のため、大豆アレルギーのある方は成分表を確認することが望ましいです。

メチルパラベン × プロピルパラベン(EDC疑い成分)

防腐剤として80年以上の使用実績を持つパラベン類ですが、メチルパラベン(EWG:4 / GHS感作性1B)・プロピルパラベン(EWG:6 / GHS感作性1B)はともにEDC(内分泌かく乱物質)疑い成分としてデータベースに記録されています。CIRでは「Safe as Used」評価ですが、旧指定成分(プロピルパラベン)であることは記録として留意すべき点です。2成分同時配合による防腐相乗効果は合理的な設計ですが、安全性スコアを引き下げる要因のひとつです。

余談ですが、国際化粧品製造者協会(ICCR)の2019年報告によると、パラベン類の内分泌かく乱性については現在の化粧品使用量範囲内でのリスクは「極めて低い」とする評価も存在しており、規制機関間での見解に差異があります。

メリット・デメリット

メリット

  • 使用感3.8点(平均+0.8):ヒマシ油×アボカド油のダブルオイルコーティングが即効性のなめらかさを実現
  • 染料バリエーションの豊富さ:11種類の染料でブラウン・赤・黄・青・紫まで多色対応が可能な処方幅
  • HC染料+塩基性染料の相乗設計:即効発色と色持ち向上を両立する業界標準の組み合わせ
  • マイクロプラスチック非含有:環境負荷の面ではプラスチックフリーの処方

デメリット・注意点

  • 安全性0.7点(要注意):GHS感作性1B成分が7種、EDC疑い成分が2種と集中している
  • イソプロパノール(EWG:6)配合:エタノールより毒性が高いとされる溶剤が含まれる
  • エタノールアミン×加水分解シルクの拮抗リスク:アルカリ性のエタノールアミンがシルクのタンパク質を変性させる可能性があり、処方内でのアルカリ管理が重要
  • 髪補修力1.1点(要注意):加水分解シルクは配合されているが、実質的な損傷補修力は期待しにくい成分構成
  • 頭皮への付着は避けるべき成分が複数:カチオン活性剤2種+GHS感作性の染料がある

まとめ

VERDICT SUMMARY
3.8
使用感
唯一の強み
0.7
安全性
要注意
7種
GHS感作性1B成分
頭皮注意
11種
染料配合数
発色は多彩

一言で言うと

「見た目は整う、でも成分表を読んだら躊躇する」カラートリートメント。

使用感の良さは本物ですが、それはヒマシ油・アボカド油・ダブルカチオン処方による表面コーティングによるもの。根本的な毛髪補修や頭皮への安全性という観点では、データが正直に課題を示しています。総合点2.3点は「やや物足りない」を通り越した水準です。

同価格帯のカラートリートメントと比較すると、染料の種類数という点では充実していますが、安全性コストとのトレードオフが大きい処方設計です。

使用シーン別推奨度:

  • 色補充のみを目的とした人(ダメージ補修は別製品で対応):使用感の良さは体感できるが、成分上の懸念を理解した上で使用することが前提
  • 頭皮が敏感な方:GHS感作性1B成分が7種含まれており、積極的には推薦しにくい
  • 本格的なダメージ補修を求める方:髪補修力1.1点のデータが示す通り、この製品では期待に応えられない可能性が高い
  • コスパ重視の方:コスパ2.1点は参考価格2,490円に対して「やや物足りない」評価。同価格帯でより安全性の高い選択肢が存在する

口コミデータが0件のため使用者トレンドとの照合はできないが、ECサイト売上ランキング79,347位という数字は市場での支持の薄さを示しており、スタッツの数値と方向性が一致しています。

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