プラスコモ 全身シャンプー
ハチハチ化学
プラスコモ 全身シャンプーの格付け
プラスコモ 全身シャンプーの解析結果
高い浸透性と脱脂力で、肌荒れを起こす可能性が非常に高い粗悪品です。
今どき全身シャンプーにラウリル硫酸塩ベースというのは非常に稀で、いかに利益を増やすかという悪意すら感じる安上がりシャンプー。
全くおすすめしないタイプの製品です。
成分を見ていくと、
ラウリル硫酸TEAは皮膚や髪への浸透性が高い強脱脂、強洗浄性の、かつ肌荒れ率の高い洗浄剤。少しでも肌への悪影響を考えるなら配合されないはずの成分です。
ラウラミドDEA(ラウラミドジエタノールアミン)は非イオン界面活性剤。主に増粘効果を付与し、泡立ちを安定させる目的で配合。
ラウロイルメチルアラニンNaはアミノ酸系洗浄剤ですが、洗浄力はわりと高くコンディショニング効果を与え低刺激で酸性OKなバランスの良い素材。
ココイルメチルタウリンNaはヤシ油脂肪酸とN-メチルタウリンとのアミドのナトリウム塩。
ベースの洗浄剤はとても強力で、肌への悪影響を及ぼす可能性しか感じられません。
その他の成分をピックアップすると、
ハチミツは吸着持続性の高い保湿作用。
硫酸Naは角質柔軟作用、配合量が多いとピーリング作用。
カキタンニンは柿渋に1%-2%程度含まれる成分で、高い収れん作用と加齢臭を分解して消す効果を持つ。
グリシンは保湿性が高く、様々な配合成分と相性が良いので多く登場するアミノ酸類です。
硫酸亜鉛は局所収れん剤として肌の引き締め効果を発揮します。
少々の保湿作用、またアミノ酸系界面活性剤による刺激緩和作用が多少期待されますが、
根本的に粗悪品である事は変わりません。
強い洗浄力、強い泡立ちが特徴の台所用洗剤のような一品。
その他に慰めになるような添加成分もほとんどないところがこのシャンプーの質の低さに輪をかけています。
体のことを考えた商品ということですが、肌荒れ、刺激性の危険から逃れるためには、このような製品を使わないことが最も重要です。
プラスコモ 全身シャンプーの宣伝文,商品説明:
成分であるアミノ酸系洗浄成分は、頭皮に必要な皮脂は残したまま、毛穴につまった皮脂汚れだけを取り除くため、
皮脂を取りすぎることなく、健やかな状態を保つことができます。